先日、息子が唐突に
AくんとBくんがタバコ吸ってみたいからちょうだいってお願いしてくるんだよ。
と笑って教えてくれました。その時は『へー、3年生でもうタバコの話か。まあ、子供には興味津々なんだろうな』くらいに思いつつ、
残念ながらタバコは二十歳になるまでは吸えなんだな。タバコが吸いたいとか、他にもほしいものは〇〇（息子）でなくお家の親に相談して、と言っておきな。
と答えると、息子も「オッケー！」と軽く返事をして終了。そのあとも何度か「Aくんさ、まだタバコちょうだいって言ってくるよ、だから『だーめ』と言っておいた」と話していましたが、息子もたいして気にしていないためそのままに。
そして昨日、仲良しのCくんのお母さんから
「Aくんやうちの息子（Cくん）から『タバコ持ってこい』『持ってこないと殺すぞ』みたいなことを言われたとか、そんな話を〇〇くん（息子）から聞いていませんか？」
と連絡が来ました。
タバコの話は何度か聞いているけれどそんな深刻な話にはなっていないこと、Cくんからは『タバコちょうだい』とも言われていないこと、持ってこないと殺す、なんて言葉は聞いていないこと、などを伝えました。
息子にもこの連絡をそのまま読み上げて様子を伺ってみると、
Aくんは『タバコちょうだい！』は何回も言ってきてたよ。断っても『お願いだから！！』としつこくてさ。多分Bくんがタバコ吸ってみたいからってAくんに『〇〇（息子）にお願いしてもらってこい』って言ってるんだと思うよ。Bくん、うちがタバコ屋さんだと勘違いしてるみたいだからさー笑
と息子の見解（笑）『殺す』とかいう言葉は聞いた？と質問すると
直接は何にも言われてないよ、もしかしたらBくんがAくんに頼んでいる時になんか言ったんじゃない？
と、これまた他人事。
Cくんのお母さんは、予想以上に心配してくれて「先生に相談したほうがいいですかね？でももしそんなことしたら、〇〇くんやCが標的にされていじめられてしまいますかね…」と不安そう。
私は息子の意見を踏まえて、Cくんのお母さんに
「もしこの先もしつこく同じように言ってきたら、その時は私が直接AくんやBくんの顔を見ながら話を聞いてきますよ。顔を見ながらでないと、遊びや冗談なのか深刻なのかわからないし、先生へのアプローチの仕方も変わってきますしね！」
と伝えました。Cくんのお母さんもこれに同調。
息子にも伝えると「わかった、また言ってきたらママにも教えてあげるね！」とニコニコ顔（笑）話しついでに息子には、
- タバコは二十歳になってからと決まっている
- 買いたいなら自分のお金で買うこと
- タバコを吸うのは犯罪ではないけどあまりメリットない
ということを説明しつつ、今後もしつこく言い寄ってくるならその時は
しつこいぞ！そんなに吸いたいなら、二十歳になって自分の金で吸って吸って吸いまくれ！今は大人しくうまい棒でも食ってろ！
と言ってやれ、という話で盛り上がっていました。まあ、実際にはそんなこと言わないし言えないと思いますが、気分はこんな感じで、この誘いは断固拒否するようにと。
正直な話、子供はいろいろなことに興味津々ですからね。これは健全な証拠だと思います。それに私が小学生時代は、今よりもっとタバコが身近にあったし、ある意味大人への憧れのアイテムでもあったのは否めない（苦笑）
だから現状までの流れで、もしAくんやBくんと直接話すことになっても、決して怒ったり注意するような流れではなく、タバコへの興味はしっかり認めてあげた上で、大人が子供に吸わせない理由をお話しようと思います。
なんとなく、きちんとした大人が諭すというよりも、悪ガキと同レベルの大人が言いくるめるという図になりかねないけれど…笑
ただし、AくんとBくん、二人の関係性だけは少し真面目に観察しないとな、とも感じています。
そんな息子。今朝の登校で再度「もしタバコくれって言ってきたら？」と聞くと
しつこいヤツは完全無視するよ
と意気込んでました。昨日の暴言を吐くより賢明だ（笑）
こんな感じで見守りの興味は尽きませんが、とりあえず息子も友達もみんな、悪戯しながらも明るく元気に健康なまま成長していってほしいなと思います。
以上、息子が友達に「タバコちょうだい」とお願いされた、というお話でした。
コメント