宿題嫌いな息子が選んだ自由研究は「箱根登山電車」、そのがんばりのまとめレポート

夏休みの宿題について前回レポートしました。

今回は、最後まで温めていた「自由研究」について、せっかくなので残しておきたいと思います。

小学校1年生の自由研究とは

夏休みの宿題一覧をもらった時に、自由研究は「お手伝い日記、旅行日記、小動物の観察日記、親子で工作など、どんなことでも構いません」との記載がありました。

そうか、一年生だもんね!これなら何とか短時間で終わらせられるかな?

と軽く考えていたのです。息子も同じでした。しかし、軽く考えても何をやるか中々決まりません。そしてやっぱり電車がらみが良いね、という流れになり、地元の電車図鑑でも作ろうか?と話していたものの、最終的に決定したお題は「箱根登山電車について調べたい!」でした。

せっかくなら現地へ行こう!

今まで何度も訪れている箱根湯本駅ですが、せっかく自由研究をするのなら自前の写真を使いたいもんね!という親である私の気持ちもあり(笑)夏休みの最終週に都合をつけて行ってきました!

箱根登山電車は急な山道を登るために、箱根湯本駅から終点の強羅駅まで、3回のスイッチバックを繰り返しながら登ります。最大勾配は80パーミル(1000メートル進む間に80メートル登る角度)、そしてその80パーミルの傾斜が箱根湯本の駅を出た直後にも見られます。

自由研究ではこのPOINTをまとめることにしました。当日はあいにくの雨模様でしたが、自由研究用の写真をしっかり撮った後は、実際に乗車して3回のスイッチバック後の駅「宮ノ下」まで行ってとんぼ返りしてきました。

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字を書くのは面倒!でも完成させたい思いを込めた自由研究

字を書くことを本当に面倒くさがる息子ですが、思いがけず実際に目で見てきた登山電車について完成させたい気持ちが勝り、何とか出来上がりました!

まだすべて一人では難しいですが、私が手伝ったのは以下の通り。

  • ペーパークラフトと台、装飾
  • 角度を測る
  • 一枚に自由に書いた文字を切り取って配置

親子での工作ですね!

雨の中撮った写真と同じ電車のペーパークラフトで、80パーミルを再現してみました。

 

これは一番ヒーヒー言いながら書いたもの。「長い!文が長い!!まだ続くのー????」と(苦笑)箱根登山電車について4つのポイントをまとめてあります。

※右上の「こうら」「のぼます」は訂正して提出済み(笑)

 

こちらは路線図。以前買ったお土産のチョコレートの缶に描いてあった絵を見てがんばりました(笑)

 

息子が一番気合を入れていた車両紹介の絵。描いていて一番楽しそうでしたね!

学校再開、自由研究の行方は?

こんな感じで息子なりにまとめ上げた自由研究。学校から指定された日に紙袋に入れてドキドキしながら持っていきましたが、相変わらず朝の緊張を引きずりかなり遅く登校した息子。

先生が置き場として指定したロッカーの上はもう置くスペースがなかったようで、机の脇にかけたまま数日放置していたもよう。

せっかく作って、息子も提出はしたいようだったので、先生に「置けないから机にあります」とだけ言っておいたら?と助言しましたが、恥ずかしいからと中々言えず…(苦笑)

しまいには、先生に聞いた?という私の質問に

聞いたよ。でもそのまま持っていて、と言われたから置いてある。

と答えたものの、なんか挙動不審。結局、本当は聞いていなくて咄嗟に嘘をついたことが判明してひと悶着ありました(苦笑)

「提出したいなら聞けばいいじゃん!」と、今の私は思ってしまうのですが、息子の気持ちも本当は良く解るんです。たぶん私も同じような子だったのかもしれないな。

自分の気持ちが揺れ動き、心の中で葛藤している息子。泣きながら

嘘ついてごめん!!もう嘘はつかないよっ!明日こそ聞いてくるから信じて~!

と泣き叫んでいました。なんだかせっかくがんばって作った自由研究のために、こんな表情になって泣いている息子が気の毒で悲しくなりましたが、

じゃあさ、連絡帳に自分で「自由研究の置き場所を先生に聞く」って書いたらどう?

と提案したら、

うん、書いてみる・・・

と、さっそく連絡帳に向かう息子。そして翌日、

先生が「置き場所なくて出してないの?ちょっと待っててね!」って言ってくれたの!

と満面、更に翌日

ついに置く場所出来たんだ!ちゃんと置いて来たよ!

と嬉しそうに報告してくれました。自分で解決することが出来て良かったね!よくがんばりました。周りの子にしたらどうってことない流れなのかもしれないけれど、息子にはとても高いハードルであったことでしょう。

自由研究のがんばりもありますが、その後の葛藤と解決までの過程は、夏休み明けの大きな成長の一端になったのではないかな?と思っています。

以上、初めての自由研究に関してのがんばりレポートでした。

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