今週から学校がスタート。夏休み明け早々に席替えがありました。
1年生の時からいつも前のほうばかりだった息子、今回は廊下側の一番後ろの席になったもよう。初めてみんなの背中を見ながら受ける授業は「なんだか新鮮で面白い」と言っています。
ちょうど今日、担任の先生と電話で話す機会があったのですが、どうやら今回の席は色々と思惑があったようで。
毎朝緊張でドキドキしながらも登校してくる息子に対して、いつも温かく理解を示してくれる先生ですが、今回の息子の席についてふたつの点を考慮してくれたそうです。
緊張していてもスルッと入りやすい席
毎朝ドキドキして、時には涙を流しながら朝の会ギリギリに教室に入っていく息子。まあ、今までそんな状態であっても、教室に入れないのではなく、遅刻だろうが、泣いていようが、前の席だろうが、そこは臆することなく入室していたようです。
でも、もし教室の後ろの出入り口に近い席になったら、ほんのわずかでも緊張が和らぐ可能性はあるのか?それが本人の気持ちを少しでも楽にできるポイントになるのか?今回はそれを試してくれるそうです。
ちなみに、息子にそれを伝えてみたら
へー!そういわれると確かに入りやすいかもね!
と、どこか他人事ですが、先生が色々考えてくれていたことは素直にうれしいようです(笑)
仲良しの女の子と席を離してみる
前回の面談で話題に上った友人関係。クラスの多数の友達とワイワイ遊ぶよりも、自分の絶対的信頼のおける女の子の友達と一緒にいることが多いという件。
先生は息子の友人関係において、信頼できる友人は非常に大切であり心の支えになるのでそばにおいてあげたい、と同時に、その関係に依存することなく時には環境の変化を与えてみる事を実践してみたい、というような話しをしていました。
来年度のクラス替えで、その友人と一緒にするべきか、離してみるべきか。
とりあえず、この席替えで今までとガラッと違うメンバーの中に席を置いて様子を見るということですかね。
席替えしてまだ数日ですが、先生の見解は「案外何にも動じずにマイペースで過ごしていますね(笑)」とのこと。
息子本人に聞いても
(仲良し女子の)〇〇ちゃんは真ん中の前の席、先生の真ん前、丸見えの席だねー(笑)
あっけらかんとしています。まあ、授業中の席が離れようと、同じクラスだし遊べますしね(笑)
でもこんな感じで、担任の先生が息子の気質性質について理解を示してくれて、色々と多角的にアプローチをしてくれる、また、事あるごとに日中の様子を教えてくれる。本当にありがたいことだな、と感謝の気持ちでいっぱい。
息子自身も、これだけ毎日ドキドキしながらも、学校を嫌がることなく登校している。ドキドキはするけど、学校自体が嫌いなわけではない。
実際にイヤなのは授業が長いこと、もっと細かく言えば、椅子に座ったままの時間が長いのがイヤだということだけのようです(苦笑)
それについては、また改めてまとめるとして…。
新しい席で息子は何を見て体感していくのか、慌てず楽しくポジティブに、親子で常に対話の時間を大切に過ごして行きたいと思います。
以上、今年度初の席替えと先生の思惑、のお話しでした。
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