本当にきつかった…「良性発作性頭位めまい症」のお話し

「良性発作性頭位めまい症」というものをご存知ですか?私が4年前に突然発症して、時間にしたらきっと大したことはなかったのかも知れないけれど、本当にきつかった様子を残しておこうと思います。

夜中に突然の発症

4年前の夜中に目が覚めた時、横になっているのに目が回ってフラフラとめまいがしました。それでもそのまま眠り、朝起きてみるとまだ少しフラフラ。数分すると症状が消えたので、日中はすっかり忘れていたのです。

そしてまた夜になり、横になった途端にめまい再発。「うえー、気持ち悪い…!」と起き上がった途端に嘔吐。これはまずい、と思い、トイレに向かおうと歩き出したところで勢いよく扉に衝突。何とか洗面所までたどり着いたらまた嘔吐…(涙)

その後は15分ほど動けず、ようやく落ち着いたところで恐る恐る布団に入ってみると、めまいは起きなそうだったのでそのまま就寝しました。

 

耳鼻科での検査

翌朝起きた時に、少し目が回るような感じはあったものの吐き気はなく、そのまま耳鼻科へ。早速色々な検査をします。

まずは耳の聞こえ具合、バランス感覚の検査。特に異常はなさそうです。次は目の動きの検査。「院長先生が来るまでそこに横になっていてくださいねー」と言われた通り、ベッドに横になった途端に視界がなんだか45度くらい回った感覚。

「今、回っています」と言ったものの、肝心の院長先生がまだ準備中(笑)1分程度でめまいは治まり、一足遅い院長先生が来てから検査開始です。

まずはうっすら明かりが透けて見えるようなアイマスクみたいなものをつけました。これは、目の動き「眼振」が起きるかどうかを調べるための「フレンツェル眼鏡」というもののようです。

目を動かしたり、起き上がったり頭を左右に動かしたりして、目に「眼振」が起きるかどうかを検査するとかなんとか言っていたけれど、その時は微妙に気持ち悪かったから、実は先生の話しもいまいち聞いていなかった(笑)

一通り検査をした結果、耳の聞こえやバランス感覚には異常がないため、眼振は認められなかったけれど「おそらくめまいの中で一般的な良性発作性頭位めまい症でしょう」と診断されました。

 

良性発作性頭位めまい症とは?

良性発作性頭位めまい症は、頭の位置を変えた時に起きる短時間のめまい、ふらつきが主な症状であり、たまに嘔吐を伴う場合もあるとのこと。

主に横になったり、寝返りをしたり、起き上がったり、頭を後ろに反らしたりという、頭の動きにより発症するようです。

原因は、耳石(カルシウムの粒子)が剥がれ落ちたものが、主に三半規管の中の後半規管に迷いこみ、神経が刺激されてバランス感覚が乱れめまいが生じるとのこと。

耳石は剥がれ落ちてもサラサラとした細かい粒子なので、通常は後半規管に入り込んでも問題がないようです。しかし、運動不足や同じ姿勢を続けること、ある意味寝相が良くて同じ向きで寝ることなどで、粒子が固まりやすくなり、このめまいが発症しやすいと言われています。

そして対処法は、滞った耳石を動かしてサラサラに戻し流れ出すのを促進させるために頭を各方向に動かしたり、耳石が入り込みにくいように枕を高くして寝ることなどがあります。

通常は1-2週間で自然に改善するとのこと。今回は薬(別にめまいに直接効くものではなく、ビタミン剤みたいなやつだったような…)を2週間分処方されて、まずは1週間後に再診の予定となりました。

同じめまいでも、メニエール病やその他が原因となるめまいも沢山あります。自己判断せずに、必ず病院で診察を受けてくださいね!

 

1週間後の診察のあとにまた発症

約束の1週間後の再診。寝起きや夜横になった時に少しめまいがあるけれど、頭をゆっくり動かすくらいなら日中はなんとか無事に過ごせていると問診で答えて、聴力検査をしたら前回より聞こえが良く、また薬が切れるまでは様子見で…と言われた翌日。

寝起きから、右45度にぐわーんと視界が流れるような激しいめまいが。気持ち悪いし目が回るしでとても起き上がれません。

しばらくしてめまいは治まるも、気持ち悪さが抜けず起き上がれない。ようやく起きたらまためまい。超高速回転のコーヒーカップに乗ったような感覚ですね。それでもだんだん慣れてきたのか、ようやく起き上がり、なんとか日中を過ごします。

相変わらずフラフラするから、夕方息子の昼寝に付き合って寝たのがまずかった!夜には完全にめまい復活。着替えも出来ずお風呂も入れず、ヒーヒー言いながら、せめて顔と歯だけは磨いて即就寝。

そして翌日に朝起きて改善を期待するも、やっぱりぐわんぐわん回ります。もうね、本当にカンベンしてほしい…!気持ち悪さとイライラで発狂しそうでした(苦笑)

スポンサーリンク

薬が効かないなら何かない!?で見つけた「めまい体操」

このめまいに効く薬は特になく、いつ治るのかもわからず普段の生活にも支障が出る。

何かあるでしょ、何か効くものが!!

って思って見つけたのが「めまい体操(エプリー法)」。

実際「ふーん、なんか嘘くさい」なんて思ったのは事実。それに、横になるのが怖い、頭を低くしたり動かすなんて嫌だ!と思ったのですが、もうこれはやってみるしかありません。

急な吐き気対応に、ビニール袋やタオルを数枚用意していざ実践へ!…やっぱり横になっただけで気持ち悪い、動きたくない。それでも一通りの動きをやってみました。すると、

…あれ?何だか軽くなった?思い過ごし?いやいや、なんか頭軽いでしょ?起き上がっても何も異常なし。普通に動けるじゃないですかー!

完治!という爽快感はないものの、さっきまでのめまいや吐き気はほぼ消失して、普通に動いて家事が出来るまでに復活。まだ気を抜くとすぐにめまいが来そうな感覚はあるから半信半疑だけれど、さっきまで倒れこんで伸びていたのに急に動き出した私を見る家族の怪訝そうな目が(笑)

このまま完治?という期待はまだ持てない感じだけれど、それでもあの悪夢がほんの5分弱の頭の体操で軽減されたのはありがたかったし、本当に感動でした。

その時見た動画はどれだったか忘れてしまったけれど、こんな感じのものです。

Epley Maneuver to Treat BPPV Vertigo
良性発作性頭位めまい症は、三半規管の中の「後半規管」に耳石が迷い込むことで起きるめまいだと言われています。この「エプリー法」は、「後半規管」に耳石が迷い込んだ時の体操なので、その他の原因のめまいには効果が期待出来ません。また、多少無理な体勢にもなりますので、首やその他の部位に異常がある方には危険ですのでおすすめ出来ません。本記事は私の個人的な体験談レベルなので、正しい情報、治療法は病院での診断を仰いでください。どうか無理をなさらず、体調を考慮してくださいね!

 

その後の様子と、心掛けていること

これ以降、ぐわんぐわんするめまいはやって来ていません。ただ、寝起きに少しクラッとしたり、頭を上に向けたり動かしたりすると、10秒ほどクルンクルンと視界が流れることがことがありますが、それだけで吐き気が伴うことはありません。

初めて発症した時のめまいは、音で表すと「ぐわんぐわんぐわん」って感じで重たく振られて1回のめまいも長引き、気持ち悪さが強かったのですが、この頃発症しためまいは「さささささーっ」という感じで軽く回り、数秒で消えて気持ち悪さも残らないめまいに変わっていました。

断然こっちのほうがいい!!!快適!!!なんて。治ってくれなきゃ困るのに、こんなことを思ったりしていました(笑)

めまい防止のために心掛けていることは以下の通り。

  • 寝る時起きる時にゆっくり頭を動かすこと
  • 頭は高くして寝ること
  • 寝すぎないこと、寝返りをすること

これだけは気を付けながら過ごしていますが、4年経った現在、あんなひどいめまいは起きていません。どうかこれからも発症しませんように…。めまいレポートでした。

コメント