ガンダムに興味を持ったきっかけ
ガンダム。世代を超えて今なお愛されていますね。私が見ていたのはアムロが出てくる「機動戦士ガンダム」、その後のカミーユが出てくる「機動戦士Ζガンダム」、キラ・ヤマトの「機動戦士ガンダムSEED」くらいですかね。
しかしシリーズが多すぎて今はもう何が何だか(笑)
息子は元々ガンダムには別段興味がありませんでした。でも、大好きな名探偵コナンを見ていると、ガンダムと絡んだネタがちょこちょこ出てくるんですよね。
例えば、コナンに出てくる「安室透=降谷零」の声優が、ガンダムの「アムロ・レイ」を演じる『古谷徹』さんであり、「赤井秀一=沖矢昴=諸星大(だい)」の声優が、ガンダムの「赤い彗星・シャア=キャスバル・レム・ダイクン」を演じる『池田秀一』さん。ついでに、赤井秀一の妹「世良真純」の名前の由来は、シャアの妹「セイラ・マス」より…って感じ。
他にも色んなところにガンダムネタが満載。こんなことを説明しているうちに、息子もガンダムに徐々に興味がわいて来たわけです。
プラモデル作りにはまる
ガンダムと言えば「ガンプラ」。私もいくつか作った記憶があります。
しかし、息子はガンダムが好きというよりも、以前から「プラモデル」を作ることが楽しい様子でした。よくスーパーのお菓子売り場に並ぶ食玩で「Gフレーム」や「EVAフレーム」、このシリーズ大好きですね。ちなみに最近買ったのはこれ。
黙々と集中して作り上げます。
プラモデル作りは細かい作業も多いので、根気、集中力が必要。楽しみながらその辺を養えるなら、スマホでゲームばかりするより良いんじゃない?ってわけで、結構親も率先して揃えてしまったり(笑)
そんな息子を見て、パパの目がキラン。
親から子へ受け継がれるガンダムグッズ
元々ガンダム好きだった主人。クローゼットの中に、遠い昔に買い集めたガンプラや大人買い(回し?)したガンダムのガチャがダンボールで眠っていました。
まだ息子が生まれるずっと前。ある朝、大きな旅行カバンを下げて主人が出かけていき、昼前に帰ってきたら、そのカバンいっぱいにガンダムのガチャが詰まっていました。どうしても欲しかったシリーズをコンプリートするために、総額1万円以上をつぎ込んで来たとか。
良いんです、自分で稼いで自分のお小遣いで好きなことをしているんだから。私も見ていて壮観だったしね(笑)しかし時は流れ、息子が生まれてからはすっかりガンダムグッズもクローゼットの肥やしになっていました。
そして9年の時を経て、その肥やしたちが再び日の目を見ることになったのです!
パパ作りかけのプラモデルを渡すと、歓喜してあっという間に完成させ、どんどん部屋にプラモがあふれてくる。1万円超えのガチャたちも、手足頭が外れてパズル状態だったものをせっせと組み立てる息子。
そして、新たなるガンプラがわが家へどんどんやって来ました。息子に触発されて、十数年ぶりにガンプラに目覚めた数十年前の少年が発注元です。
修理屋誕生!
一生懸命作り上げでは分解してまた作ったり、ポーズを決めたりモードチェンジしたり…当然細い部品が折れることも多いんですよね。接着剤でつけるだけでは脆くてすぐ折れる。
そこで私が修理屋を請け負うことになりました。
折れてしまった細い箇所は、ピンバイスでそれぞれに穴をあけて、そこに真鍮線を刺して骨のようにして補強してから接着剤でくっつける。
見よう見まねで始めましたが、今のところ結構キレイにしっかりと修理できています。部品が折れたり不具合があると、修理屋行きの袋に保管されてまわって来るので、まとめて修理っていう流れになっていますね(笑)
息子作ガンダムはこんな感じ
完成品、ほんの一部です。
おまけにガチャも。こんな感じのが何十体もいるわけですよ。
過去のプラモが部品不足で完成できないものや、完成したけれど行き場のない子たちはひとまずこんな状態で部屋を占領しています。
これでもまだ一部って感じ。
要するに、私の居場所がどんどんなくなってきたわけですよ(笑)結構深刻です。
でも、息子は作ったものでちゃんと遊んでいる。肥やしにしていないですね!食事の支度をしていると、隣の部屋からビームライフルで狙ってきたり、お風呂に入っていると、ドアの隙間からバズーカが狙っていたり(笑)
それに、分解されてグチャグチャのパーツも「○○ガンダムのどこどこの部品」とすぐわかる。モノが多すぎて一見放置されているようでも、ちゃんとそれぞれに愛情を持っているのがよくわかる。
熱中できるものがあるのは幸せだ。
勉強も大事だけど、いつまでも好きなものを純粋に楽しめる人間であってほしいなと思います。
とはいえ、私のテリトリーは確保しないとな(笑)
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