1歳を過ぎた頃「手や頭を使うし楽しそうだな」なんていう軽い気持ちで購入したジグソーパズル。そこからパズルにはまり、6年経った小1の今でもパズル系は大好きな息子。今回は乳幼児期からおすすめのパズル、そしてパズルから得られる効果についてまとめてみようと思います。
1歳児、はじめてのパズルは「くもんのジグソーパズル」
パズルは知育玩具。それは聞いたことありましたが、当時はそんなに深く考えずに購入した気がします。電車や車が大好きだった息子。はじめて買ったパズルの絵柄はもちろん電車でした。
スモールステップ方式
2歳から本格的にパズルにはまる
2歳の頃のこと。この時も「全部作るよー」と言い出して鼻歌交じりに作り上げて行き、朝の保育園登園前と帰ってきてから寝るまでの間、2時間少々で完成。
9ピースから140ピースまで、13種類、ピース総数870。
いやあ、集中力を切らすことなく、楽しそうに手際よく作り上げて行く様子からは、小1で宿題を1分も続けられない集中力のなさは想像もつきませんでしたよ(苦笑)
ちなみにその後、3歳過ぎにはくもんのSTEP7までのパズルすべてをクリア。次のパズルを探します。くもんではもうないので、普通の150-300ピースにチャレンジ。
この時も、300ピースが難しいと感じると、くもんの簡単なパズルをやりに戻っていました。初心に立ち戻る、これも大事なステップなのでしょうね。
こうして3歳の間に、禁断の1000ピースまで手を出した息子。さすがにこれは場所も時間もかかります。少し作っては部屋の隅に追いやられ、また作っては足で踏んで壊れたりと一進一退を繰り返していました。
これはもう私的には「ごめんなさい」レベル、それでも親子三人で地道に作り続けてついに完成!
終わってみれば息子が7割がた作成しました。大人はパズルを作る時に、枠を作ってからだったり、ひとつの絵をターゲットにして徐々につなげて行こうとしますが、息子は初めに完成図をしっかり見て、手に取ったピースがそれのどこなのかを考えていくやり方。
空や緑、線路の砂利など微妙な色の違いを良く見分けるんですよね。
もうパズルでは集中力も直観力も完敗だと認めたのはこの時期です。
パズルで得られるもの
くもんが提唱するのは以下の通り。
パズルは学習につながる「集中力」「作業力」を高めることが期待できる、パズルを完成させることで「達成感」「自分もやればできるんだ!」というチャレンジ精神を育み、考えながら手を使うこと、さらにはSTEPが上がるにつれてパズルが薄く細かくなっていくことで「巧緻性(こうちせい=器用さ)」も高まるとしています。
それに加えて、一般的にパズルに期待できる効果として、色を判別する力・図形の認識する力・記憶力や知覚統合力、空間把握力といったさまざまなものが養われるといわれています。
乳幼児の発達段階や個性に応じて無限の可能性を秘めた知育玩具であるとのこと、たかがパズル・・・と侮れませんね!
現在小1の息子を見て思うこと
先にも述べましたが、パズルに対する集中力は確かなもので今でも健在、これは間違いありませんが、それが生活面すべてにおいて有効ではないということ。
ほんの数問の宿題ですら、1問やってはどこかへ消えたり、面倒くさいと泣いてみたり。強制的なものに対しては、集中力も持続力も忍耐力もまるで見受けられません(苦笑)
とはいえ、パズル以外でも、自分が取り組もうと思ったことに対しての集中力はかなりのものがあります。そして直観力も鋭い。図形や空間を認識する力も結構あると感じます。
そして息子の中で、何より一番の強みは「記憶力」ではないでしょうか。日常生活で私が呆気にとられるほどの記憶力を常に発揮しています。これ、私の一番苦手な分野ですね。
最近ついに息子もスマホのゲームをするようになりました。いわゆるテトリス系のブロックパズルがメインです。
目にもその他にも良くないから時間はもちろん区切ってやらせていますが、それでも一緒に見ていると、このパズルを解いていく直観力や瞬発力は鮮やかですよ(笑)スマホの操作も瞬時ですが、とにかく状況を見極めて選択する力が私の比ではないです。
これらがパズルから得られたものなのか、息子が元から持つ個性なのかはわかりませんが、スマホゲームは別としても、パズルを楽しみながらやり続けることは、きっと少なからずメリットがあるのではないかな?と感じています。ぜひ子供が乳幼児期から一緒にパズルを楽しむことをお勧めします!
以上、乳幼児期のパズルから得られる効果についてのまとめでした。
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