現行のPTA委員会活動で再編したい大きな課題は「保護者間の不公平感をなくす」こと。
これは、各委員会の仕事量の差異、同じ委員会内での仕事量の差異、また、1児童6年間につき受け持つPTA活動量の差異、色々な面があります。
一気に問題解決を目指してはいません。でも再編の一歩を実感できれば、今後もアイデアを出し合うたびにPTAを変えていくことが出来るという布石になればよいと思います。
現PTA委員会の内訳
まずは、現行の委員会はこんな感じ。
■PTA役員
会長、副会長、総務、会計、監査、広報、総数13名
■学級代表委員会
各クラス2名。各連絡事項をクラスメールにて配信、PTA会費徴収(口座振込へ変更済み)、PTAまつり、運動会のサポート
■校外生活委員会
各クラス2名。自転車点検・交通安全教室、こども110番、映画観賞会、交通安全協議会・キャンペーン、地域まつり、地域マラソン大会(廃止決定)、旗当番表作成、地区委員会
■文化教養委員会
各クラス1名。イベント企画、ベルマーク・テトラパック回収(ウェブベルマークの案内)
■推薦委員会
各クラス1名。次年度役員の自薦、他薦とりまとめ、交渉調整
■広報委員会
事実上廃止
毎年クラスで6名が委員会活動に参加となります。学校の規模から行くと、1児童につき6年間で役員なら1回、委員会なら2-3回受け持つ計算。
各委員会の仕事量の差異
まずは、どの委員会も「正副委員長」と「それ以外の委員」の仕事量(役員とのやり取り、実行委員会への出席等)に大きな差異があります。
そして上記をパッと見てもわかるように、校外委員会の負担もかなり大きいのです。その中の「校外正副委員長」の負担、加えて地域の活動に年間通して学校の代表として呼び出される「校外委員の中の『地区委員』」という担当は、下手したら役員よりも多忙。
それなのに、他の委員メンバーと同じ「委員カウント1」ではあまりにも不公平。
これは明確なポイント制を導入するか、各委員会の仕事量を分散させるより方法がありません、今のところ…。
委員会の活動の変化
ところで、昨今のコロナ禍で活動は大きく変化しています。
運動会は学年ごとの入れ替え制、PTAまつりはオンライン開催、地域イベントの中止・終了、ベルマーク回収箱の撤去(保留中)、その他、コロナ禍とは関係なく時代の流れから、児童の写真掲載廃止(広報誌の廃止)など、多方面での制約も多くなり、活動も変化せざるを得ない面が多々あります。
今後の活動はまだ不透明な部分も多く、学校行事について学校側としても「現時点で何とも答えられないのが現状です」とのこと。これはもう誰もが理解していることですよね。
そのため、学校主催の行事についてPTAがサポートしていた部分をごっそり省いてしまうのは不安が大きいので、そういった面も考慮しながら精査します。
委員会再編案
現時点で検討している再編案はこんな感じ。
■PTA役員
会長、副会長、総務、会計、監査、広報、総数13名
★地区委員(校外より移行)
■学級代表委員会
各クラス2名。各連絡事項をクラスメールにて配信、(運動会のサポート)
★旗当番表作成・配信(校外より移行)
■校外生活委員会
各クラス1名。自転車点検・交通安全教室、こども110番、映画観賞会、交通安全協議会・キャンペーン
■文化教養委員会
各クラス1名。
★地域まつり(校外より移行)、PTAまつり(学代より移行)
■推薦委員会
各クラス1名。次年度役員の自薦、他薦とりまとめ、交渉調整
■広報委員会
廃止
■ベルマークサークル(仮称)発足
文教の「ベルマーク、テトラパック回収」は、地道な作業で忌み嫌われるものではあるけれど、学校、子供たちのためにも残しておきたい活動のため、委員会ではなく、年間を通じて有志で活動できる「サークル」として発足したい
こんな感じです。校外の活動を役員も含めて各方面に移行してはどうかと。各委員会の活動も減っていて、文教は不要論も出ているのですが、失くしたものを再度復活させるのはまた手間となるので、まずは移行できそうなものを振り分けてみる。
そして、校外のクラス選出を1名削減して、実質クラスから5名の委員会選出にする。校外も大きなものが移行していけば、1名でも回していけるという見解。
こんな感じですかね。また今週に打ち合わせをして、年明けの実行委員会に役員の方へ提案する文書としてまとめたいと思っています。
このうちのどこかひとつでも実現できれば、再編のスタートとなれるのではないかなあ。
以上、PTA再編の現行案について経過報告でした。
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