12歳にもなると、みんなサンタクロースの存在をどう思っているのかな?周りのお友達はもうすでに「サンタはいない」派が多数。そんな中でも息子は「いやいや~、サンタさんいるよ、まだ来てくれるよ」と信じています。
私が「今年もサンタは来るのかな?」と聞くと「サンタなんて呼び捨てにしたらダメ!サンタさんだよ」と怖い顔で言います、本当に怖い!
サンタさんはどんなもの?
とはいえ、本当に「赤鼻のトナカイに乗ったサンタさんが空を飛んでプレゼントを配る」という画を100%信じているわけではなく。
うすぼんやりと「12月のこの時期には子供達にとって壮大な夢とロマンが溢れていて、願い事が叶ったり、がんばっているとうれしいことも起きる時期」みたいなことは信じている感じ。それが「サンタさん」という形で夢を運んできてくれる、みたいな??
12歳のサンタさん
さて。そんな12歳のクリスマス。
今年もクリスマスツリーに欲しいものを書いて飾っています。
「12ったさん」これ、3歳でサンタさん、4歳でヨンタさん、5歳でゴンタさん…ときて、12歳だからジュウニッタさん、です(笑)サンタさんの愛称ですね。
そしてカワイイお願い事の手紙かと思いきや、内容はサンタさんにとってかなりヘビー!すべて2万円超えなのに、最後に「どれか、または全部ほしいです!」なんて書いてる!
いつもなら、ある朝サンタさんがこのお手紙に「見たよ」「OK!」みたいな返事をくれるのに、今年はいつまでたっても返事がない。ちょっと不安顔…
景気低迷!
さらに、どう見てもパパの机にあった付箋紙にパパの字で「景気低迷、ムリ」と書かれたメモが手紙に貼ってあったのを見つけて「なにこれ、パパじゃん!」と笑うかと思いきや、ものすごい意気消沈してお風呂でいじけていました。いやいや、これはどう見てもパパの落書きじゃん?!と言ってもショボンとしている。
サンタさんはパパだって思ってるのか?それともサンタさんへの手紙にパパのメモがつけてあったのがショックだったのか?もしかして世の中の景気低迷がサンタさんにも響いていると感じたのか??
打開策…
そんな息子「サンタさんとパパが合同でプレゼントしてくれてもいい!」とサンタさん、パパ、別人説を前提に思いついたもよう。それでも返事が来ないと、自分の貯金箱からお金を抜いて「お札全部出すからサンタさんに使ってもらう!そのくらい欲しいってわかってくれるかも!」とツリーの下にお金を置いていた。
そしてついに昨夜「もう少し控えめなお手紙も書いておこう」とワンランク下げたお願いの手紙とおやつを神妙な顔で飾っていました。
それでも高いって!笑
サンタさんからの手紙
そういえば、今年はサンタさんから初めての手紙が届きました。
息子には「これはサンタさんからの本当の手紙だけど突然来たわけじゃなく、ママが送ってくれるように頼んだんだよ」とちゃんと伝えてあります。英検3級に向けて勉強中の息子に、英語の手紙をお願いしてみました。
息子は「サンタさん、スウェーデンにいるんだって!」と読みつつも、途中からスマホの翻訳機能で読んでました(笑)
この手紙についての息子の解釈は「サンタさんチームがスウェーデンのサンタワールドにいて、クリスマスになると世界中の子供たちの願いを聞いてプレゼントをくれる、そして日本にもサンタワールドの日本支部みたいなやつがあるから、プレゼントも手紙も配ってくれる」というものらしい。
「ジュウニッタさん」もその中のひとりかもね!
ジュウニッタさんはやって来るのか?
さて、もうすぐクリスマスイブ。息子はお返事がないことが気がかりな様子。
でも、昨夜一生懸命飾ったおやつがひとつ無くなっていることには、いつ気付くかしら?
きっと今年も12歳担当の「ジュウニッタさん」は、どうやってプレゼントを渡そうか必死に考えていると思うよ~。
12歳でも、背が165センチを超えても、まだまだ純粋な心を持っている子であれば、きっとサンタさんは存在するね。そして、そんな心を持ち続けていられる大人になれたら、素敵なことが日々溢れていることに気付けるかもしれない。
大人になっても、純粋でキラキラしていた子どもの頃を思い出してみたり。クリスマスのこの時期独特の空気感、好きだなあ。みんなにも素敵なクリスマスがやって来ますように!
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