保育園時代、節分が近くなると具合が悪くなっていた息子。
理由はこれ。
園長先生の鬼です。プリントの写真の写真でボケボケですが、コワさは伝わるかな(笑)毎年とにかく気合入っていたんですよねー。これが突然教室に乱入してくる流れ。
息子は「この保育園に来る鬼はなんでこんなに豆が効かなくて、怖い思いをさせてくるんだろう…」と真剣に悩んでいました(苦笑)
そして、カレンダーを眺めては「二月が来る、鬼が来る…」と超ブルー。
節分前日には、保育園で4回も嘔吐したと仕事中に連絡が入り、病院へ連れて行ったものの何も症状がなく。帰ってから息子がポツリと「鬼が怖くて気持ち悪くなっちゃったの」と教えてくれました。
この頃はすでに「敏感・繊細」な面がたくさん見えていたので「ああ、そうだった」とすんなり納得。
小学校に入学して初めての節分前日に「あの鬼はもう来ないんだよね?小学校は安全なんだよね?」と何度も確認してきて、当日は何事もなく授業だけで終わった日の夜、本当に嬉しそうな顔をしていましたね。これで毎年節分を安心して過ごせると。
そして今日。
私の職場で毎年恒例の節分イベントがあるので、学童から一人帰りでこっちに来てもらい、優しい鬼たちと仲良く戯れる息子。
わざわざ息子用に衣装を貸してくれたので、ご機嫌で帰宅。
これね、結構怖いですよ。暗闇にいたりすると、通りすがりの方も度肝を抜かすくらい(笑)
買い物中の幼稚園児が息子を見て「ひーっ!」とお母さんの背中に隠れていました。息子、この顔でジーと見つめてから手を振っていた。幼稚園児完全にフリーズです。
帰り道に息子が「ねえ、ママ?今年もみんな良い鬼ばっかで怖くなくて楽しかったね!」と話しかけてきますが…いやいや、その顔で見つめられても…やっぱ怖いって(笑)
それでもシルエットは何とも言えずカワイイ。
ツノがピコン!としている(笑)
こんな感じで、家に帰ってから初めて自分の姿を全身鏡で見た息子。
「ヒッ!?…うわあああああっ…!!コワっ!!コワすぎ!!!」
飛び上がってました。でもとても嬉しそう。
寝る前に布団の中で「今日の節分楽しかった!前は節分怖くて嫌だったけど、今は楽しめるようになったんだ」と自分で分析している息子。そして「ママ知ってる?節分が終わると明日は立春、暦の上では春なんだよ」とも教えてくれました。
季節の行事を意識して過ごすって心が豊かになる感じ。これからも楽しみながら目を向けていきたいな。
「鬼は外!福は内!」
みんなが健康で幸せに過ごせますように!
そしてみんなに暖かい春がやって来ますように!
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