東京の盆入り。7歳(小2)迎えライトでご先祖様を呼び込む!

今日から東京の盆入りです。2年前のお盆から、独特の方法でご先祖様を呼び込むことを始めた息子。

わが家は盆棚を設置したり、本格的にお盆の時期を過ごすわけではないのですが、しきたりや作法はひとまず置いておいて、純粋にご先祖様を自分なりに近くに感じて一緒に過ごすことがうれしいという息子の考えを大切にして、楽しく過ごします。

住宅事情もあり、玄関で迎え火をすることも中々難しいために、息子と選んだ方法はキラキラギラギラ光るライトで呼ぼう!です(笑)

色々光るものはありますが定番はこれ。

確か、保育園の夏祭りでもらった星形のライトです。玄関先で空に向かってライトをかざす息子。

ご先祖さまー!!こっちこっち!ここだよー!

一生懸命呼んでいます(笑)息子いわく

これなら絶対目立つし、じいじも迷子にならないでやって来るでしょ。お馬さんもわかりやすくて絶対良いと思う。

頭の中は、空の上で各家庭のご先祖様が馬に乗って、一斉に下界のわが家に向かって降りてこようとしているご先祖様大渋滞の図です(笑)

そのギュウギュウの状態で、ギラギラしたライトがあればすぐに見つけられる!!ということですね。

いいなあ、私もいつかご先祖様の仲間入りをした時には、こんなライトで呼んでほしい!!

しばらくライトを振ってご先祖様を迎えた後は、

うん、もうおうちに来てくれたね。

と家の中に入り、普通に過ごします。特別に豪華なお盆飾りがあるわけでもなく、食事を用意しているわけでもありません、ごめんなさい、ご先祖様(笑)

しかし先ほど、息子いわく「ご先祖様を呼び込んだ」後に、家に入り宿題をしていると、玄関先でガタガタ、ゴンゴン…と音がしました。実際何の音かわかりませんでしたが、息子は

来てるね!誰か来てるんだよね!!

と、ちょっとドキッとしつつも笑顔。更には、部屋で遊んでいる時に、急に箱が倒れると

やっぱりご先祖さま来てるね!!やったー!!これきっと、じいじがつまずいたんじゃない?箱置きっぱなしにしちゃったから。

と満面の笑顔でした。

お盆でなければ、ギャーッ!怖い!と飛んで逃げて来るのですが。

こんな感じで、楽しみながらご先祖様に思いを馳せることが出来るこの時期。「亡くなったご先祖様の霊と一緒に過ごす」というお盆を通して、見えないものを見ようとする心、それを感じ取る心を育み、日々の暮らしの中でも豊かな心で物事を見てほしいなと思います。

あのさ、学校行ってる間は、ご先祖様何しているんだろうね?お留守番かな?レゴとかできるかな?DVD見たり?

 

もう、ご先祖様はお友達!感覚です。しかしそれを不謹慎だとは思いません。むしろ大切にしてあげたい素敵な心。

息子なりの方法で、ご先祖様をより身近に感じながら過ごせると良いな。

以上、盆入りに迎えライトでご先祖様を呼び込む息子のお話しでした。

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