今年に入り学校で百人一首をやってから興味を持った息子。
懐かしいなあ。
私も小学生の頃に「上の句を聞いて下の句を答える」という遊びを母とよくやっていました。確か80首くらいまでは覚えた気がする。
息子が興味を持ったことで、私も百人一首のかるたが欲しくなりました(笑)実際に自分の趣味で何度か購入しようと思ったことがあったのですが、いつも「ま、いいか」と流していたんです。
今回こそ!と思い立ち、息子に相談すると「学校で使ってる百人一首がいい!」とのこと。聞いてみると「五色百人一首」と言って20枚ずつ5色に色分けされているものらしい。初めて聞いたわ。
ネットで探してみると出てきました。
なんだか愛嬌のある絵と字だこと(笑)
私の思い描く百人一首ではないんだけれど、息子の希望優先で早速購入。これ、学校教材として使われているものなんですかね。
5色に分かれているので短時間でも出来るシステム。
息子のクラスでも国語の授業のはじめに時間を取って先生が読んでくれるのを、一対一で対戦、または対透明人間(相手なし)で取るらしい。
先生が読み終わるまでに取れないと引き分け。「昨日は黄色」「今日は青をやったよ」とか「19対1で負けた」「4対0で勝った」とか楽しんでいる様子です。
そんな息子、まず初めに覚えたのはこの句。
天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも
以前に国語の授業だか、スマイルゼミでも出てきたようでなじみがあるみたい。
ちなみに私が好きなのはこれ。
ひさかたの 光のどけき 春の日に 静心なく 花の散るらむ
これも早々に覚えてくれました(笑)
こんな感じで毎日少しずつ読んでみて、言いやすさ、興味を引く言葉を厳選しながら着々と覚えて現在14首ほど。
意味まで教えるのは難しいけれど、一応サラッと教えています。
私が小学生で覚えた「百敷(ももしき)や~」は、ずっとイメージが「ももしき→ももひき(股引)→ステテコ」みたいな感じで、本当に申し訳ないくらい低レベルな印象が消えず…。意味はすぐに調べてわかったものの、最初の印象が強烈で(笑)
そんなわけで、覚える覚えないは別として一応意味を教えています。
もちろん、私も詳しく知らないことだらけなのでこれを参照しながら。
これもまた愛嬌のある絵柄なんですが、親しみやすくて良い感じ!
こうして今は百人一首ブームのわが家。息子はお風呂に入ると、覚えた歌をお経のようにずっと詠んでいます。寝る前も、本より百人一首みたいな感じ。
興味のあるものがたくさんあって日々忙しそうだけれど、なんでも楽しく学ぶって良いことだ。
最終的に何首覚えることが出来るか、楽しみにしていよう。
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