離れることに強い不安感を持つ息子が、あえて留守番をしてみる!と言った方法

先日の個人面談の時に、初めてひとりで留守番をしたものの、少し遅れて帰ると涙を流していた息子。

ひとりで待つ不安もあるけれど、私がどこかでどうにかなっちゃってるんじゃないかという不安で押しつぶされそうになっているんだと、息子談。

夏休み期間中、仕事前に学童前でお別れをするときも、

あああ、ドキドキする。ママがちゃんと夕方迎えに来れるか心配…

としがみついたり、オロオロしたり、眉毛が八の字になっています。ドキドキの理由はもちろんこれ以外にもあるのですが。

一緒にいても、突然

ママ、離れている時にケガしたり事故にあったりしないように気を付けてね。

と腕に張りついてきます。更には

(自分が)何歳になるまでママは生きていてくれる?高校生くらいならまだママ生きてるよね?

とも言われました。高校生って、あと10年ですよ。

人生何があるかはわからないけれど、普通に暮らせていたらもちろん生きている予定だよ。出来たら、どんなおじさんになるのか見てみたいしねえ。

息子に伝えると、

やった!おじさんになっても生きていてね!絶対ママから離れないんだ!

とワクワク顔です。離れない!なんてかわいいこと言ってくれますが、それも今のうちなんだろうな。そのうち、口もきいてくれなくなったりするかもしれないしな。

いやいや、今でも結構言い争って日々ケンカしているんですがね。とりあえず、残り僅かでもこうして無邪気な子供の心で張りついていてくれる日々を大切に過ごしたいと思います。

 

そして、初めての留守番で泣いていた息子が、最近買い物の時にあえて「留守番しているよ」と言い出すようになりました。

もちろん今の時期は、買い物に行くのも暑いし、コロナ対策で何かと制限もあるし、学童から帰って寝るまでの貴重な時間に、お気に入りのプライムビデオを堪能したい、というのもある。

それでも、ひとり留守番は大丈夫なのかな?すると息子の出した提案は、

「何時に帰るという約束はしなくていい(前回のように、約束の時間を過ぎたら不安でいたたまれなくなるから)」

そして、

「そのかわり、お店に着いた時、買い物が終わった時、家の下に着いた時、そのたびにおうちに電話して!!」

というようなものでした。そんなにですか!!(苦笑)

でも、実際そうかもしれない。お店に着いた時だけや、買い物が終わってからだけ、の電話だったら時間が読めない。これだけのポイントで電話があれば、前後の行動が読めて安心できる。私もそう思うわ。7歳児、瞬時に良く考えたなあ。

息子が大きくなったら、反対に私にこれだけこまめに連絡してくれたら不安も減るのだろうか(笑)

そんな感じで、現在3回ほど留守番をしてみた息子。

私:「今、お店着きました!これから買い物するよ!」

息子:「はい!了解!チョコも買ってね!」

私:「買い物終わったよ!チョコも買った!これから帰ります!」

息子:「うん、わかった!また下でね!」

私:「家の下に着きましたー!」

息子:「今、鍵開けまーす!」

こんな流れで、電話の声も元気いっぱいです。これなら私も安心できる(笑)

しかし、今日なんて慣れてきたのか電話をかけると「はい!了解!また次かけてね!電話切るけど大丈夫??じゃあねー!バイバイ(ガチャン!)」なんて言う態度です(苦笑)プライムビデオ、良い所だったんだろうな(笑)

まあ、そんな感じでこの夏少しづつでも成長しているような感じの息子。

来週からは学校も始まるし、また不安だらけなんだろうけれど…一歩ずつ足元を固めていけるサポートをしながら、秋に向けて楽しいことを考えて行こうと思います。

以上、離れることに強い不安感を持つ息子が、あえて留守番をしてみる!と言った方法のお話しでした。

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