小学校へ入学してから今までの2年と2ヶ月、今でも毎日一緒に登校している息子。
3年生になった現在、まだ毎朝緊張はするようですが、もう泣き出すような不安定さはなくなり、門でタッチするとスイスイ入って行って、たまに振り返ることも忘れて校内に吸い込まれていくようになりました。
本人は「4年生になったら一人で行ける気がする!」とこの春得意げに宣言。
確かに、毎年春には心が揺らぎ涙を流していた息子も、今年は安定した様子で過ごしていて心の成長が感じられます。
そんな中、先日クラスのお友達に「もう最近は一人で学校来ているの?」と聞かれ「うん」と勢いで答えてしまったらしい息子。帰ってきてから
ヤバい、今日「最近は一人で学校来てるの?」って聞かれて、間違えて「うん」て言っちゃった、嘘ついちゃったよ!
ちょっと気まずそう(笑)
だからってわけではないかもしれないけれど、いつもは門まで一緒に行っているところを、翌日は
門の手前の旗当番さんのところから一人で行ってみる…
と申し出てきました。まあ、細い道路を渡るか渡らないかの差なのですが、息子にとっては大きなチャレンジです!
無事に一人道路を渡って門へと入っていく息子。旗振り役の主事さんも「おお…」という顔で見送ってくれました。
そして3日くらい成功すると
今日は児童館のところから一人で行ってみるよ
と、さらに10メートルほど手前から一人で登校しだしました。すごいチャレンジだ!主事さん、一人で歩いている息子を見送り、こちらの様子もうかがって挨拶してくれます(笑)
1年生のころから、毎朝緊張に押しつぶされ涙を流しながらも、登校すること自体は一度もためらわずにコツコツと自分の心の基盤を作ってきて、それがようやく安定した土台になり自信を持ち始めた様子をリアルタイムで見ていられることは、親として本当に嬉しいし幸せなことだと思う。
そして、その様子を同じ時間見守り応援してくれる先生方や主事さん、お友達や保護者の方々にもいつも感謝しています。
今、ほんの少しの勇気が芽生えてきた様子を見て、普段は母親としていまいちズボラな私も、息子の大切な成長の歩みにより添えてきたのかもしれないと、ちょっとだけ自信が持てました。
そんなこと言っても、もしかしたら来週にはまた「やっぱり門まで来てー」と言い出すかもしれないし、もしかしたら「もう一人で行けるかも」と言うかもしれない。
何が起きるかわからないけれど、とりあえず毎日元気で楽しく過ごしていきたいな。
そしてまた、朝の登校で成長がみられた日には、ここに残したいと思います。
以上、「朝の登校でついに少しの勇気がわいてきた!」というお話でした。
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