毎朝のドキドキ緊張で、4年生秋まで一緒に登校していた息子。
もちろん、1-2年生の時は靴箱まで、正門まで、旗当番さんまで…だったのが、3年生になると手前の児童館まで、その手前の角まで…と、ひとり登校の距離が伸びていき、4年生になると、家からすぐの角まで。
「もうひとりで行けるでしょ!」って言えば、もっと早くひとりで行けたとは思いますが、4年目になり、もうここまで来たら本人の意思を尊重して「ひとりで行けるよ!」というまで付き合おう!と思っていたんです。私自身も日課になっていたし苦ではなかったので(笑)
そして昨年秋にお友達が突然家までお迎えに来るようになって、そこから私は毎朝玄関で見送るのが日課になっていました。
そして毎日元気にワイワイ仲良し3人組で登校していたのですが。
ここに来て問題が。
実はお友達、わが家へ寄るということは通学コースから外れるんですよね。友達の母元へ学校から指摘が入ったとのこと。ついでに言うと、帰りに息子が私の職場へランドセルを置きによる時もついてきたりして。そりゃ指摘されるわな。
さらにそのママいわく
「毎朝結構時間に余裕持って家出てるじゃない?でもさ、私は絵本の読み聞かせで学校へ朝行くこともあるんだけど、3人組私より教室来るの遅いのよー、遅刻よ遅刻!笑」「何してたのか聞いたらさ、木に登ってたとかなんとか…」
ってなんだそりゃ。
確かにね、朝のGPS見ると途中で時間食ってんです。で、息子に「朝から木登ってんの?」と聞くと「木なんてないでしょ。柵だよ柵~。」としれっと答えた。何にも登らず、するっと登校しなさいな。
そこで、今週からお迎えは中止。3人の通学路が交わる、例の柵があるあたりに8時15分待ち合わせにして、いなければ各々登校するという約束になりました。もちろん柵には登らない。っていうかさ、その柵から校門はもう目と鼻の先なんだけど笑
そんなわけで今週からついに本格的ひとり登校がスタートしました。4年2ヶ月で初!ですよ。
黄色い帽子をかぶり、涙に濡れた顔でドキドキしながら登校し、毎朝先生に連れられて教室に向かっていたあの頃。懐かしいけど、つい最近のようでもあり。
自分のペースで自信を積み重ねて揺るぎない基盤を作った息子の地道な努力と成長に拍手を送りたいくらい感慨深いです、本当にね。
もちろんどの子にもそのタイミングは必ずある。子供の成長はその積み重ねですね!
初日は玄関からひとり登校を見送り「おお!ついに…!」と感動したのも束の間。玄関に上履きを忘れていったからすぐ追いかけたもののすでにいない!待ち合わせ場所まで猛ダッシュしていたようで…。
走るな、曲がり角ーっ!!
一気に感動も吹っ飛びましたが、昨日も今日も元気に登校しています。良かった良かった。
以上、小学生の登校に関する大きな成長のレポートでした。
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