朝の登校がどうしてもドキドキして一人では行けない息子。昨年の今頃もこんな記事書いています。
小3目前ですが、昨年同様にまだ一度も一人で登校していません。これ、私の仕事が朝一ではないのと、家が近いからなせる業ですね(笑)
今でも朝家を出る直前に
ああ、ドキドキする…
と一瞬ひるんでいますが、普通に出かけます。そして正門までの、もうほぼ生徒が歩いていない静かな道のりをのんびり歩く。門まで来るとタッチして、何度も振り返って手を振っているものの泣かずにスムーズに入っていきます。
大体このあたりで着席のチャイムが鳴っている感じですが、ここまで来ただけでも成長してきたと思いますね。
そして、春からは3年生になる。朝の登校はどうなるかな?と思っていたら、息子からタイムリーな発表が。
朝の登校ねー、4年生になったら一人で行けそうな気がする!
へ?4年生??
3年生をすっ飛ばしました。あと丸々1年は一緒に登校しよう!というお誘いですね。
いいんです、息子が「もう大丈夫!」と言うまでついて行こうとは思っていたので構わないのですが、1年先の宣言とは(笑)でも、自分でも色々考えているのでしょうね!それこそが大きな成長だ。
先日ちょうど担任の先生が朝の正門に立っていました。先生に小さくペコッとお辞儀、そして相変わらずタッチした後に何度か振り向いて手を振りながらスルスルと入っていく息子。
それを見守る先生。「…4回手を振って、あの角でもう1回、うん、笑顔で入っていきましたね!」と(笑)
そして「最近は本当に泣かずに笑顔でスムーズに入っていくようになりましたよね!」「入っちゃえば、勉強や友達関係などは見る限りまるで心配することはないですし、楽しそうに過ごしているのでご安心ください!」なんて雑談をしてくれました。
そこで私が「4年生になったら一人で行けそうだと宣言していました」と話すと「お!そうですか!…ん?4年生??」と固まる先生。
そう、まだ1年以上ありますよ、先生。しかし「〇〇くんも自分で見通し立てて考えているんですね!見守りましょう!!」的な言葉をかけてくれました(笑)
予定は未定。まだまだこれからが成長期です!
特に昨年度から続くコロナ禍での学校生活。心身ともに見えない不安や疲労が蓄積されている子も多々いると思います。息子は元から色々な場面で神経をすり減らしながら生活している感じなので「コロナ禍だから」と言って大きな変化は見受けられませんが、それは他人にはもちろん、自分でさえわからないことも多いですからね。
気持ちの不安定さをカバーできる術があるのなら、出し惜しみしないで見守り必要時にはサポートする、今の年代にはまだ必要不可欠だと思います。その中で、少しづつ小さな一歩を意識しながら過ごせればいいかな。
ちなみに、私が旗当番の日は一緒に8時前に登校した息子。帰ってから、
今日ねー、朝一番乗りだったよ!誰もいなかったの。校庭の池のとこで、中に入れる時間になるまでひなたぼっこして遊んで待ってたらみんな来たんだ。楽しかったー!
とご機嫌。
「それならこれからは早く行く?」と聞くと「いや、たまにでいい」とあっさり断られた(笑)でも、ユニセフ募金のある日は「早く行かないと募金のお当番さんがいなくなっちゃうんだ」と、がんばって普段より5分早く登校したり。
状況に応じて自分なりに考えて動く姿も、私にとっては大きな成長に思えます。
もしかしたら来年も同じような記事を書いているかも知れませんが…笑。まあその時はその時で!長い目で見られるものはゆっくり見守って行こうと決意新たにした、朝の登校についてのお話しでした。
コメント