今日の夕飯の時間に、給食の話しになりました。本日のメインは「焼きそば」だったとのこと。しかし話し出すなり、
今日焼きそばにイカが4つも入っていてね、なんか斜め線で切れ目が入っていて気持ち悪いから裏返して隠そうとしたの。そうしたら裏側がもっと気持ち悪い柄で…
ここまで説明すると、いきなり涙を流す勢いで顔を歪ませて
気持ち悪い…今思い出すだけで吐きそう…おえっ…!ひどい、あんなの入れるなんて…おえーっ!!
相当な気持ち悪がりようです。どうやら「松笠切り」または「鹿の子切り」のことを言っているようですね。あの斜め格子みたいなやつです。イカの味云々ではなくて、等間隔の柄が並ぶその見た目がゾワゾワして拒絶反応を示したもよう。
更に、話しをしたことで感情があふれだして嘔吐寸前、口に手を当てて憔悴した様子の息子。給食の約30分間、そのイカが目の前にありとてつもない恐怖だったようです。
そして、
イカを隠すために焼きそばをかぶせていたら、もう一個変なコワイやつが出てきたの。何か薄茶色くて、四角いのに先っぽが動物の手みたいになってる気持ち悪い形のもの…あれもやだ!何あれ!!
献立表をじっくり見てみると、どうもそれは「タケノコ」だった可能性が高い。
焼きそばの味は美味しかったのだけれど、その不気味な見た目のものを隠すために焼きそばをかぶせていたから、半分ほど残す羽目になったと。
あんな気持ち悪いの見なくちゃいけないなら、もう明日から学校なんて行きたくないっ!!!給食の先生、意地悪だ!!!!
とにかく相当参っているようです。本気で泣いています。
そうかそうか。あの柄は確かに苦手な人いると思うよ。でも給食の先生が意地悪な訳ではないんだよ、みんなが食べやすく、だったり、味が染みやすく、だったり、ちゃんと理由があるみたい。でも、つらかったね…見た目が苦手ってあるもん。おうちでは出さないから安心して良いよ。
と話すと、かなり落ち着き出しながらもやはり「絶対イカはいらないよ!!」と警戒(笑)
ただし、次回また何かにイカが入っていても、格子柄ではなく、ただ小さく切ってあるだけなら食べられるかも…と、前向きな姿勢を見せる息子、えらいな。
イカが食べられなくても、多分人生に何の支障もないとは思います。
でも、自分の苦手を知り、時にはそれを回避していく術を身に着けることはとても大切。そしてそこから自分の行動に自信を持つことも大切です。
給食から学ぶことって、想像以上にたくさんあるのですね(笑)
こうして一日の出来事を細かに話してくれる息子に感謝をしながら、明日からもたくさんの会話をして色々な発見をして行けたら楽しいしうれしいな。
以上、給食の焼きそばに入っていた「イカ」の見た目に拒絶反応を示した息子のお話しでした。
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