良くも悪くも伝統を引き継いでいる小学校のPTA委員会活動。
保護者の生活形態の変化や、コロナ禍で最小限の活動に抑えられた前年度の様子を元に、今後のPTA委員会活動で「子供たちのために何をすべきか」「保護者の負担をどこまで減らせるか」に焦点を当てて発足したPTA再編委員会。
実際の活動開始が11月からとなり、これから年末年始と忙しい時期になるので、果たして来年度の委員会活動にどれだけの変革・改革をもたらすことが出来るのかは未知数だけど、ひとつでも形になって行けば良いな、なんてスタンスで行くつもりです。
第一回目の宿題
前回の顔合わせで出た宿題がこれ。
- 関わった委員会の業務をすべて書き出す
- なくしたい、変えたい、など引っかかるものをピックアップ
- 関わっていない委員会でも保護者目線で何とかしたいものを書き出す
校外生活委員会に2年間在籍しても、1年目は副委員長という立場だったため、広く浅く関わる感じで掘り下げての詳細はよくわからない。そして昨年は実質旗当番+αくらいしか活動がなく…。
今更ながら、一年分の活動の資料を再度読み直してノートにまとめました。
その他にも、変えたいもの、引っかかるものなどを思いつくものすべて書き出し。しかし今回の打ち合わせは、仕事の前の時間だったために私は1時間しか参加できない。そのため、説明をしたあとノートだけそのまま参加をさせて私本体は早退しました(笑)
校外生活委員会の特色
繁忙期の時期に違いがあるけれど、どの委員会もそれなりに手間と時間がかかります。
校外生活委員会も同じなのですが、他の委員会と違うのは、活動のほぼすべてが地域の委員会や団体、PTA連合会などと連携して活動をしているために、短期間でいきなりポン!という変革・改革は現実的ではないこと。
校外の中でざっとこんな感じに担当を振り分けます。※名称人数等は若干変えてあります!
- 正・副委員長・各1名
- 自転車点検、交通安全教室・10名
- こども110番・全員
- 映画観賞会・2名
- 交通安全協議会・キャンペーン・3名
- 地域まつり・2名
- 地域マラソン大会・4名
- 地区委員会・2名(兼任サポート数名)
これ以外に、登校時通学路の安全確保のために保護者が旗振り当番をするため、その振り分け表を各学年の校外委員が作成します。
活動内容を見ると、担当人数の振り分けは再検討が必須なのですが、その他に短時間で改善可能なのは旗振り当番表の作成方法だと思います。これだけならば、来年度からの施行でも時間にゆとりを持って検討できそう。
再編にあたり重要なもの
「PTAはあった方が良いのか、なくしたほうが良いのか?」
「PTAがあること、ないことの、メリット、デメリットとは?」
とにかく「PTAの存在価値」を再認識してもらうことが重要じゃないかな、と思う。
今回は「PTA活動を行うことは前提でどれだけ改革できるか」というのが本題です。でも、今後の在り方で「PTA不要論」が出てくれば、またそれはそこで検討委員会を発足してフットワーク軽く変革をもたらしてくれたら良いと思う。
今回重点を置きたいポイントのひとつは「保護者間の不公平感を極力なくす」ということ。そして「不透明さを極力なくす」ということ。
各委員会内の大きな改変まで手が回せなくても、この部分だけでも次年度委員会発足の土台になれば万々歳!って感じではないでしょうか。
次回は、コロナ禍の委員会活動ですでに改変されたものや、現在の改変案を紹介したいと思います。
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