保育園と発達相談窓口、専門機関との連携をスタートさせた理由

1歳クラスから保育園生活をしている息子。

「かなり慎重派ですね!」「周りをよく観察してから行動していますよ」というような報告は度々あったものの、他には特に指摘もなく過ごしていました。

もちろん、この敏感で繊細な気配は至る所で見られたものの「なんだか他の子とは違うかな」「でもこれはこれでいいんじゃない?」という楽観的な受け止め方をしていたので、保育園の先生方と特別話し合ったことは今までありませんでした。

 

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相談のきっかけ

4歳クラスになった頃、息子の敏感さが顕著になってきて「心配」というよりは「興味深い」との理由で調べ始めたところ「HSC」という概念を初めて知りました。

あまりにも当てはまることが多く「同じような子がたくさんいるんだ!」と素直に驚いた反面、5人にひとりはいると言われている割には、周りで全く聞いたことのない言葉、もちろん保育園でも耳にしたことはありません。

 

「HSC」について詳しい専門機関はあるのか?いや、それ以前に、そもそもこういった概念は保育や教育の場では知られた存在なのかしら??

 

そんな素朴な相談も兼ねて、保育園で担任の先生に個人面談の時間を設けてもらい色々な話をしました。

 

保育園からの提案

面談でこちらから話した内容は

 

  • 日常気になるのはこんなところ
  • HSCって聞いたことありますか?
  • もし詳しい窓口があれば教えてほしい

 

というようなものです。時間を設けてもらった割に、親としては特別深刻に悩んでいるわけではなかったので「これを踏まえて何か特別に対応してほしいというわけではないです」という事はしっかり伝えました。

 

ありがたい事に、先生はひとつひとつとても親身に話を聞いてくれました。息子の性格的なところは、話しをする前から本当に理解を示してくれているので今でも信頼しています。

 

ただ、HSCという概念は初めて聞いたとのことで、役に立つかは別として、地域の子育てセンターの相談窓口を紹介してくれました。

 

子育てセンターでの面会と巡回訪問の提案

子育てセンターの発達相談窓口担当の方とまずは親子で面談。そこでも話した内容は同じ。話している横で子供を自由に遊ばせて担当者の方はその様子も見るという流れです。

 

が、しかし当然息子は「わざわざ保育園登園前にここまで何しに来たのか?」「自分は観察されてる」というのを察知しているので自由になんて振る舞いません。

 

おもちゃで誘う係の方を尻目に、私の隣に座り一緒に話を聞いていましたね(苦笑)

 

担当の方から「今日の時点で、これは!という様子は当然ながら見られませんでしたが、長いスパンで観察するために、療育センターの方が保育園を巡回する際に様子を見てもらうのはいかがでしょうか?」と提案がありました。

 

第三者が見てどう感じるか?との思いは以前からあったので「療育センター」「発達相談窓口」「保育園」の三者で子供の個人情報を共有することを認めるための書類にサインをしてその日はひとまず終わりました。

 

その後は、1~2ヶ月に一度保育園に巡回に来てくれる療育センターの専門職員の方が、対象園児の様子を見て感じたことを保育園に伝えて、先生から親に流れてくる仕組みです。こうして保育園と発達相談の専門機関による連携がスタートしました。

 

連携をする必要性について

これはとてもセンシティブな話題なので、こうして文字に残すのは難しいのですが、あくまでも私個人の考えを記しますね!

 

発達相談というと、単なる個性と呼べる範囲のものでも、いわゆる「グレー」という扱いをされるようで、親としてはこうした窓口とのやりとりに一線引きたい気持ち、子供をあえて色眼鏡で見せるような複雑な気持ち、色々あると思うのです。

 

でも、私はもっとポジティブな思いで連携を依頼しました。子供のことは親が一番理解している、という自負はもちろんありますが、子供がこれから生きていく世界は親の目が届かない所が圧倒的に多い。

 

そんな中で子供はどうやって過ごしていくのか?外部の目にはどう映るのか?それを客観的に見て教えてもらえるのはありがたいことだと思います。

 

小学校入学時にはその情報を、保育園、センターの双方から小学校へ引き継いでもらえるシステムになっています。先日その面談も済ませて来ました。

 

息子の敏感・繊細さについて直接何か不安がある訳ではないのです。

 

小学校に入学したあと新しい環境で、これをまるで理解されずに、息子の心身が疲労して行くのは、まだ6歳の子の親としては全力で守りたい、ただそれだけ。

 

連携をスタートさせた理由はまさにここにあります。情報の共有をしてほしい。もちろん、全てを任せっきりにする訳ではありません。

 

いつでも相談が出来る窓口があること、力添えをしてくれるスタンスを取ってくれていること、これだけでも、親にしてみたらかなり心強いのです。

 

言い方は悪いかもしれないけれど、うまく利用して自分の足りない部分をサポートしてもらう。多角的にアプローチをする。これはとても大切だと思っています。

 

発達相談について

子供の発達に関する相談をするには、基本はお住まいの地域にある行政の相談窓口となりますが、この時の担当者の方との相性が、かなり大きなポイントになります。残念ながら相性がどうしても合わない方っているんですよね。話し方、雰囲気ひとつで信頼度も大きく変わってしまう。

 

相談する側は、何らかの答えが見つかる期待を少なからず寄せているにも関わらず、何かグレーな部分を指摘されると素直に受け入れられない、反対に、何も問題ないと言われると「その目は節穴か?!」と疑いたくなる(笑)

 

もちろん、発達に関して漠然とした心配をしていた親が、相談したことで客観的な指摘をもらえて、かえってホッとすることもあると思います。

 

こればかりは相性が全て。そこから進む道もガラリと変わる。だからこそ、親としてどう頼りたいかのスタンスは自分の中で明白にしておきたいもの。

 

そして、どうしても相性が合わないと感じてしまったら、跡を濁さずにそこから抜けるのも親として大切な判断だと思います。

 

子供を思うあまり視野が狭くならないよう、一歩引くスタンスを常に心掛けていたいと思います。

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