しし座流星群を見ようと起きだした結果は…

昨日、担任の先生から「今夜は20時過ぎから東の空に流れ星が見えるかもしれないよ」という情報を仕入れてきた息子。しし座流星群ですね!

今年は月の光に邪魔されず、お天気にも恵まれて観測日和とか。

自宅周辺は夜には比較的静かになる住宅街とはいえ、街灯も煌々と点いている環境です。こんな東京の空でも見えるのでしょうかね??

息子は最近「銀河鉄道999」にはまっていて、流星群なんて聞いたものだから「絶対に見たーい!!」と気合十分。

しかしよくよく調べてみると、20時ころにピークを迎えるものの、その時点ではまだ地平線より下にあるとか。そのため、見頃はそれ以降から明け方までとあります。

はじめこそ「絶対に起きて(なんなら徹夜で)見てみるんだ!!」と張り切っていましたが、いつもの寝る時間になると眠くてフラフラに(笑)

名残惜しそうに、でも「やっぱり眠くて無理だから寝ちゃう」とダウン。私も、まあいつかきっと見られるだろう、と、今回の流星群はあきらめて目覚ましもセットしないで寝ました。

が。

いつもは朝まで起きないのに、その日は朝の4時過ぎに目が覚めました。これは、寒いけど一応見てみるしかない!と一人ベランダへ。

向きは南西だし、見える空の範囲は限られてるし、何となく空はぼんやりと曇っていて、普通の星さえ数個しか見えません(苦笑)10分くらいしても何も見えず、新聞屋さんのバイクや、朝早い散歩人の姿を眺めて、もういっか、と最後に空を見上げると、ほぼ真上の東から西へ一筋の白い流れ星が…

ついに見えたーっ!!

これは息子を起こすべきか??いや、見える確率はかなり低いし。でも、私が見たと言ったら相当悔しがるだろうな、一応起こすだけ起こすか?

色々と考えを巡らせてから、とりあえず起こしてみる事に。

すると、眠い目をこすりながらも時計を見てから「あ!!流星群見えるかも!!」と飛び起きた息子。そして服を着こんでベランダへ。このあと見えないかもしれないので、私は「さっき見えたような、見えてないような」と濁しました(苦笑)

やはりベランダで10分ほど粘ったけれど何も見えず、二人して玄関の外へ。ここでは東の空も多少見えますが、やはり15分以上特に変わったものは見えません。

そんな中、息子が

今なんかあそこにある星の横あたりに、白っぽいものがスーッと動いたような気がした…

と。本人も確信はなさそうだけれど、何か見えたような感じです。

もしかしたら、流星群を見たい気持ちから来る幻かも知れません。それでも

ママもさっき見たかもしれないんでしょ??それなら二人一緒だね!!

と満足そうな笑顔に。

そして、東の空がぼんやり白んでくる頃に部屋へ戻り「まだあと1時間寝れる!」と速攻で寝付いていました(笑)よくがんばったね!

1時間後に起こしたときは眠そうでボケボケでしたが、

さっき二人とも流星群見れたね。もしかしたら違うかも知れないけれど。でもさ、東の空が明るくなってくるの見れたし、それにあんな時間にもう電車が走っていたんだね!しかもラッピング!いい日になりそうだね!

何だか星より始発電車を見たことのほうがインパクトあった感もあるけれど、どちらにしても良い経験となりました。

「いつか、星がきれいに見えるところへ旅をしてさ、満天の星空を眺めてみようよ!星で埋め尽くされているんだよ、暗い夜空が!!」と話しをしたら、一瞬の盛り上がりのあとに、夜空一面の星を想像したらしい息子、その光景に圧倒されたのか、ある意味恐怖を覚えたのか、若干固まっていました。

うん、確かに怖がるかもな、私も怖いかも。普段見えないものが見えすぎる光景っていうのは(苦笑)

以上、しし座流星群を見るために起きだした明け方のお話しでした。

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