小4(10歳)11回目の春の香りは…

今年も別れと出会いの季節がやって来ましたね。

繊細・敏感な息子は心がグラグラ不安定になるこの季節。0歳の時はまだわかりませんが、1歳の春(2年目)は保育園入園を控えて、小さな子供なりに何かをすでに感じ取っていたように思う。もちろん「入園」なんていうことはわからないけれど、そこに向けて準備をしている空気や親がかける言葉、いつもと違うことは十分に感じていたみたい。

それから毎年春になると周りの環境が変わることの経験を積み、何かが変わること、離れることへの寂しさや不安、新しい日常が始まることへの緊張や不安、そしてドキドキ感。

そこにはいつも柔らかな春の日差し、淡い桜の花の色、暖かくなってきた春の空気がある。

毎年春の香りは心を大きく揺さぶる起爆剤となっています。

しかし、身体とともに心も成長をしていくもの。たくさんの経験から、自分の心を安定させる術を学んだり、毎回心がグラグラ揺れて感情が波立っても、その先にあるものを少し知ることが出来るようになってきた。

今年11回目の春を迎えた小4息子の様子。

心の奥底、もしかしたら無意識の領域にはきっと揺らぎがあるはず。ふとしたきっかけで感情が揺らいだりするかもしれない。不安定さはいつでも持っている。

でも。

・・・・

今年はいまのところ元気いっぱいですねー笑

「春ですよ!」と言いたくなるくらい普段と変わっていません。もちろん、このあとすぐに桜も満開になり、街中で「卒業おめでとう!」のメッセージやら何やらを目にしだせば、一気に感傷モードに突入するかもしれませんが。

それでも以前よりも数段心がたくましくなってきたように思います。感慨深い。

二年後は息子自身が小学校卒業を迎えます。その年の春にはどのような成長が見られるのかな。それ以前に私の方が感情が高ぶって春前から涙ポロポロかもしれませんが…(今からドキドキですよ…笑)

来月から5年生。この一年がまた健康で充実した楽しいものとなってくれると良いな。

この春卒園・卒業を迎えたみなさま、おめでとうございます。そして、転勤・転職・退職・通常通りの日常…すべての方にとって、この春が明るい未来への再スタートとなりますように!

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