【移転記事】手足口病レポート

私が先日から手足口病になったので、この機会に息子が0歳児で罹った手足口病のレポート記事を移転してきました。症状の参考まで…!

※本記事は以前運営していたブログからの「移転記事」を含みます。

本文には実際に薬を使用した感想や処方箋に対する感想を記載していますが、あくまでも素人の個人的感想です。正しい情報は必ずお医者様に確認して下さいね。なお、本文中には皮膚の状態を示すために写真が挿入されています。苦手な方はこのまま閉じてくださいね!

2013年7月6日(初日)

最初の兆候

午前1時、何だか寝苦しそうな息づかい。体がやけに熱い。抱き上げたら全身熱々。寝てたから?と言うレベルではない。体温計ると39℃超え

様子を見ていると機嫌は悪くなさそう。おでこを濡れタオルで冷やすと、ニヤッと口元に笑みが出るくらい。でも小さな体にこんな熱を持って一生懸命呼吸しながら寝てる姿はやっぱりとても痛々しい。

朝まで抱っこして様子を見て、朝一番でかかりつけ小児科へ。

小児科にて

院長先生に喉を診てもらうと結構赤くなっているみたい。この時点ではどこにも発疹はなし。

「風邪かな。ひとまず※抗生物質を出しますので明後日また来てください。発疹とか出て来たら別途連絡ください」と薬を処方されて帰宅。そこそこご機嫌で過ごすも夕方から発疹がちらほら。

※手足口病(ウィルス)に抗菌薬(抗生物質・抗生剤など菌を殺すもの)は効果がないと言われていますが、当時私はそこまで考えませんでしたし、色々事情があったのでしょうね。

…しかしこの抗生物質を飲ませるの、本当に大変で…。院長「水で練って口の中にぴとってつけて」なんて言うから試したら息子は30分も絶叫していた。試しに私も舐めてみたら、もう苦いのなんのって!息子ゴメンよー、もっと早く気付いてあげれば良かった…。

絶対無理っ!ムリムリムリっ!!

どうしましょう!って感じでしたね(笑)

こうして、まだ病名はわからないまま、薬も飲ませられない初めての看病がスタートです。

↓手にも足にもポツポツ。(旧ブログ写真、画質低いです)

2013年7月7日(2日目)

今日も朝一で診察

昨夜から熱はすでに平熱に下がり笑顔も増えてきた。院長先生は息子を見た途端に

「どう?発疹は?…ありゃー出たねぇ!喉にも結構出てる。典型的な手足口病だね、これは」

手足口病??昨日ニュースを見たばかり。ほとんど人混みには行かない息子も病気は流行先取りか。

処方箋

「特効薬はないからしっかり水分と栄養与えて経過観察するしかないです。稀に重篤化する恐れがあるから、熱はしっかり計って観察してください」

そしてまた※抗生物質にビタミン剤シロップを追加で処方された(ムリだよ…)

※手足口病(ウィルス)に抗菌薬(抗生物質・抗生剤など菌を殺すもの)は効果がないと言われていますが、色々事情があったのでしょうね…。

発疹の様子

発疹は手足の裏より甲が多い。見た目ほどは痒がらないけれど、やっぱり水疱が破れて血が出たりしてたら痛いに決まってるよね、可哀想に…。との心配をよそに、結構元気に遊んでる。食欲はまあまあ。水分はたくさん飲めている。

次回は二日後です。

↓手の発疹は一気に出てきた、足も増えつつある。(旧ブログ写真、画質低いです)

オムツ写真申し訳ありません…

2013年7月8日(3日目)

熱はもうすっかり平熱をキープ。

発疹はかなりスゴい事になっていて手なんかもう本当に痛々しい。発疹は痒くなくても、カサブタや傷になった所は痛いはずなのに…。

一緒にいる時は元気に遊んでる。以前から後追いは激しかったけど、発熱後は更にヒートアップ。キッチンに一緒にいても、チラッと立ち上がるだけで号泣。ベランダなんかに洗濯物干しに出たらこの世の終わりのような絶叫。

夜中も毎日一時間おきにグズッて起きるから睡眠は3日間で10時間もないかも。私、よく体もつなぁなんて呑気に考えていた時期(笑)

↓手足は水泡が破れてグシュグシュに。でも本当に首や顔には水泡なし!(旧ブログ写真、画質低いです)

再びオムツ写真、申し訳ありません…

2013年7月9日(4日目)

朝一で再診

今日は院長ではなく女医さんだ。

「ずいぶん出ちゃったねー、まだ新しい水疱も出てるからまだ少し様子見ていかないといけないね」

抗生物質やビタミン剤、ほとんど飲んでない事を伝えると、

「無理矢理何かに混ぜても肝心な水分や離乳食を嫌がるようになっても困るし、もし普通に飲んで食べてるなら、一度ストップしてみましょう!」だって!晴れて薬のストレスから開放。やったー!

皮膚科へ

水疱が破れて傷になっている所は結構ひどいので、出来れば皮膚科で診てもらうと安心と言われ、帰りがけに皮膚科を受診。非ステロイド系の薬を処方してもらい足取り軽く帰宅。

「飲み薬なくなったし、皮膚科行ったし、ゆっくり休憩しようね!」なんてニコニコなのもつかの間。

私が発熱!

「なんか日焼けしたかな。体熱いなー」抱っこした息子が妙にひんやり気持ち良い。試しに熱を計ると38.6℃。いつの間に!途端にダルさが増してくる。いやー、計らなければ良かった…。

授乳期間中の身、安易に薬は飲めないし、1日寝込む訳にもいかない。困ったぞ。とにかく寝なくても横になるしかない。連日後追い激化の息子が果たして眠らせてくれるかしら??

仮眠のつもりが…

それでも横になりながら見てると、何だか一人でおもちゃで遊びだした。あれ、少し休めるかも?意識はボーッとしつつも、何してるか、変な場所行かないか常に確認してるのが、自分でも母親の力だなぁ、なんて考えていたのだけれど…。

約40分もがんばってくれた息子、ついに退屈になって泣き出した時に、おしりふきが大量に引っ張り出されてるのを発見!

あれー、全然気付かなかった。完全に寝てたんだな(笑)その後、ありがたい事に授乳したらすんなり寝てくれて、また一緒に一時間半ほど眠れた。

熱はさらに39℃を超え私は暑くてグッタリだけど、肝心な息子は平熱で食欲もあり、順調に回復してきてるかな。あとは傷がふさがり、水疱もカサブタになるのを待つのみ。

↓手も足もカサブタになりつつある。(旧ブログ写真、画質低いです)

2013年7月10-12日(5-7日目)

【5日目】

ありがたい事に息子の症状は見た目ほどひどくなく、グズリはあるにせよ元気元気!離乳食もパクパク食べてくれる。私は朝方まで39℃のままだったけど、昼間ようやく38℃前半まで下がる。

【6日目】

また朝一で診察。今日は院長先生。「うわー、相当出たね!喉もまだ出てるなぁ!」そして私が発熱して、更に右手に3-4個プチプチが出てるのを見せたら「あらー、あやしいぞー」なんて言ってる。まだ何とも言えないけど、悪化しそうなら一緒に診察出来るとの事。息子の症状は、かなりカサブタになってきたけどまだ何個か新しい水疱があるから、また明後日再診となった。

【7日目】

カサブタから皮膚が再生して、見るからに良くなってきてる。手足口病は痒くないなんて言うけど、カサブタになったらやっぱり痒いんだろうなあ。あせもの痒みと相まってバリバリ掻いてる。ハイハイで動き回ると、通った道にカサブタが点々と落ちて、脱皮してるみたいだよ。私も平熱にさがり、右手のプチプチもそんなに変化せず。このまま消失してくれますように…!

↓ジュクジュク感がなくなって来た!(旧ブログ写真、画質低いです)

オムツ写真、本当申し訳ありません…

2013年7月13日(8日目最終日)

手足口病流行中

毎回、裏から別室に入って待機しているのだけれど、毎日同じように手足口病にかかった子達が一緒になる。保育園、幼稚園で流行ってるらしい。

程なく名前を呼ばれて入室。今日も院長だ。

「お、ようやく乾いてきたねー、これなら今日で診察は終了で良いな!」

ようやく通院終了だ。外出も特に問題ないとの事。「3-4週間は便からウィルスが排泄される」ため、いつもより念入りな手洗いと注意が必要になるとの事。

手足口病の症状とは?

ちょうど発熱から一週間。「手足口病」と診断されていろいろ調べてみたところ、

  • 発熱しても37から38℃程度、稀に40℃近く上がることもある。
  • 発疹は痒みがなく水疱も破れないで消える。稀に痒みを伴い破れることもある。
  • おもに手足の裏を中心に発症。稀に手足の甲や体に出ることもある。

…などなど記載があるが、わが子はこの「稀に」にすべて当てはまっていた。そのかわり「口の中の水疱が破れると痛みのため食欲が落ちてしまう」という心配は無用で、離乳食をパクパク食べてくれて良かったな!

こんな感じで、初めての病気は無事に快方に向かいつつある。育児をする上で、これからも怪我や病気は常について回るだろうから、今から出来ること、子供を怪我や病気から守り予防する事はもちろん、親である自分自身の健康にも、日頃から気を付けていかなくては!と、再認識した次第です。

以上、手足口病レポートでした。

↓手も足も、カサブタになって乾いて来た!(旧ブログ写真、画質低いです)

オムツ写真、申し訳ありません…本当にラストです

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