小4(9歳)漢字テスト満点!でも素直に喜べない理由

夏休み明けに漢字テストがありました。

ダラダラゴロゴロしていた夏休み。字を書くこともほぼしないで、計算も漢字も頭からすっかり抜け落ちている気配を漂わせていた息子。

しかし持ち帰って来たテストは見事100点。やるじゃん!!

しかし本人はいまいち浮かない顔。

理由は、

あのね、「配給」「給」が思いつかなくて、テスト中に「はいきゅう?きゅうってどんな字だー?」とつぶやいたら、隣の〇×くんがボソッと「給食の給だよ…」とつぶやいてくれてわかっちゃったの。だから本当は98点なんだー。

おお、素直だなあ(笑)

でも先生がテスト返してくれる時「何か隣で〇×くんがつぶやいていたけれど、カンニングじゃないし休み明けここまで書けたのは立派だよ!」って褒めてくれたから良いのかな…へへへ。

先生も確認済みならOKでしょう。でも本人は「次回は絶対自力で満点取るぞー」と燃えていた。

100点を取るとパパがお小遣い(100円)をくれるのだけれど、今回は自分的に自信をもってお知らせ出来ないようで、モジモジしながら「ママ、パパに見せてきてよ…」と超控えめ。

ちょっとヒントをもらっちゃった件も全部伝えたけれど、夏休みの怠惰な生活を見ていたパパはそれでもこんなに覚えていたことにはやはり感心気味(笑)息子がお小遣いポチ袋を覗くと、

あーっ!!!!ピカピカの500円玉が入ってる!いいのー!?ありがとー!!

と大喜び。がんばったもんね!

ほんの少しでも心に引っかかることは隠し通すのが苦手な息子の性格。内緒ごとは自分の心がモヤモヤ曇っていくと感じるようです。

いつかは、心に秘めておかなくてはいけないことや、仲間内での秘密のお話し、その他もろもろ隠し通さなくてはいけない場面も出てくるかもしれない。

でも。自分が苦しくなるようなものはため込まず、安心できる適切な場所で早めに吐き出せるように。家はいつでも心から休める場所であるように。信頼して話してくれることに感謝の気持ちを持ち続けられるように。

テスト1枚からこんなことを思った今回の出来事でした。

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