本日で三年間の学童生活が終了しました!本当に感慨深いです。
初めて学童へ行った三年前の明日4/1の朝。
慣れない広い空間で緊張のあまり親から離れられず、涙を流しながら一緒にしばらく室内を探検して、指導員さんに「自分が安心する場所だけを選んでいればいいんだからね!」と優しく声をかけてもらい、ようやく不安に押しつぶされそうになりつつも、泣き笑いで私に手を振ってくれた6歳の息子。
あれから三年間が過ぎました。
学童は常日頃から「子供たちにとって第二のお家」と謳っている通り、息子も、楽しいこと、悔しいこと、悲しいこと、最高に嬉しいこと、たくさんの思いを経験しながら、本当に安心して三年間過ごしていました。
指導員の皆さんは、仕事が終わり迎えに行くと「おかえりなさーい!」と元気に迎えてくれて、親にとっても温かい「お家」でしたね。
保育園と同様に、学童もわが家にとっては心底頼もしい存在でした。人のご縁にも恵まれていて、本当に感謝しかありません。
息子は学童が終了することについて、さみしい気持ちはずっと持ち続けていたと思います。でも、周りのお友達は三年生にもなると学童をやめて放課後は自由に公園で遊んでいたりもするので、悲しい一色ではなかった様子。
ただ、一年生の頃からずっとお世話になっていた男性の指導員さんが今日で異動になると先日お知らせがありました。息子とエヴァンゲリオンやガンダムの話題に花を咲かせ、ロンポスやウボンゴ、ラキューの話しでも盛り上がる、本当に仲良しの指導員さん。
息子と同様に今日が最終日ということもあり、最後のお迎え時に出てきてくださりちょっとした思い出話をしていたんです。
「○○くん、本当に本当に大きく頼もしくなって…三年間ずっと見てきたので、もうジーンと来るものがあって…」と、言葉につまりつつ色々お話をしてくれました。
息子も神妙に、少し照れたりはにかみながら「ありがとうございました…」とあいさつをして男同士のタッチをしてお別れ。
階段を下りる姿を最後まで見送ってくれる指導員さんを振り返り、小さく手を振って見えないところまで急いで進むと、こらえていた大粒の涙が一気にポロポロあふれ出して肩を震わせて泣き出しました。
うんうん、がんばってここまで涙を見せずに来たんだね!
抱き寄せると、しばらくの間涙を流し続けていましたが、少し落ち着いてきた息子。
○×ちゃん(指導員さん)同じ区内の少しだけ離れた学童へ明日から行くんだって
と教えてくれました。
「じゃあ、どこかで会えるかもしれないね!学童は変わっても会社(民間学童)は変わんないんだからつながっているしさ、それにもしかしたらガンダムベースで会えちゃったりするかも??」と話すと
うん、そうか、どこかできっと会えるかもね??
そして、ちょっと元気が出てきて最後の涙をゴシゴシぬぐって歩きだしたら、まるでマンガのように電柱に「ゴンッ!!」と正面衝突しました。
大丈夫か!?おいっ!!
もう、痛いのかビックリしたのか、悲しいのか可笑しいのかわからない、なんとも言えない声で笑いだし一気に元気を取り戻した息子。痛そうだけど、何かスッキリしたようで良かった良かった!笑
その後、商店街でお気に入りの餃子をたんまり買い込んでパワー全開で帰宅。帰ってから美味しそうに餃子を食べながら、
今日は○×ちゃん(指導員さん)にたくさん「ありがとう」って言えたんだー
と、嬉しそうに、誇らしそうに教えてくれました。
ちょうど先日「うれしい時、何か助けてもらった時、感謝している時に『ありがとう』って言葉を相手にキチンと伝えようね!」という話をしていたんです。
自分なりにちゃんと言えたんだね。きっと伝わったと思う。○×ちゃん、うれしい気持ちになったと思うよ!
寝る前には「明日起きたら四年生だね!」と言いながら眠りについた息子。
三年間、学童で帰りを待っていてくれてありがとう!明日からは新しい生活リズムがスタートとなるけれど、これからもきっと楽しいことがたくさんあるよ。
本当に、息子はもちろん、関わってくれたすべての皆さんに対して感謝の気持ちでいっぱい。人はいつでもどこかで誰かに支えられて生きているんだなあって感じています。
明日からもまた感謝を忘れずに、息子ともども新しい生活をスタートしたいと思います。
学童、三年間ありがとう!!
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