大人になり血液型が違っていた私と、血液型の検査をしていない息子

あの人A型?うんうん、几帳面だしそんな感じ!

あの人は大雑把だし、O型っぽいよねー笑。

なんて話し、よくありますよね。4つのタイプに分かれるABO式の血液型。

私はもの心ついた時から「AB型」。幼いころに検査をした結果の用紙もあり、大人になっても疑うことなく「AB型」の自分で過ごしていました。

科学的根拠はない?といわれる「血液型占い」ですが、他の占いはほとんど信じていない私も「血液型占いだけは何だか当たっているんだよなあ」という思いを持っていたのです。

そして30歳の時に受けた人間ドッグ。

後日郵送されてきた結果を見て、何が一番ビックリしたかって、血液型の欄に「A型」と表記されていたことです。

誰か違う人の結果が間違えて届いちゃった??

でも名前は合っているなあ。あ、血液だけ入れ替わっちゃった??

急いで検査機関へ問い合わせをしました。先方もビックリして、その後どんな再検査をしてくれたのか、はたまた資料を確認してくれたのかはもう定かではないですが、とにかく後日受けた回答は、

「ご安心ください。間違いなくあなたの血液です、そして結果はA型となります。」

A型!?私、A型??あんなにAB型らしく生きてきたのに??あれ?親は合ってる?生まれて大丈夫な血液型??

色々と頭を巡りましたね(笑)まあ、AB型とB型の親からA型も生まれるようなので、そこは良いのですが。

それを母に伝えると

「へ?A型?誰が?あなたが??へえええ!…ああ、やっぱりあの時…!笑」

急に意味深にほくそ笑んでいました。もちろんこれは母のジョークらしいですがね。でも、娘が実はA型だった事実には素直にビックリしたもよう。

私はというと、どうしても自分が、俗にいう「真面目、几帳面、我慢強い、責任感がある…云々というA型には当てはまらない気がして(もちろんこんなの根拠がないとわかっていても(笑))血液型検査だけを、この後別のクリニックで2回受けましたが、やっぱり「A型」でした。

こうなってくると人って不思議。

「ああ、そういえば私って根は真面目よね。いい加減そうに見えて案外几帳面だしさ!」

すぐにA型色に染まっていきました(笑)人間、良くも悪くもこんなものなのかもしれません。そして予言や占いのようなものも、見方を変えればどうにでも捉えられる。結構、思い込みで自分が変わるってことを実感しています。

あ、当然ですが、これは「大人になって突然血液型が変わった」ということではなく「あまり幼少期に血液型の検査をしても、まだ不確かだ」ということです。

そんなわけで、息子が生れてからも急いで血液型の検査をすることもなく、もう8歳になりました。アレルギーの検査をいつかやろうと思っているので、その時に一緒に検査する予定です。

考えたくもないのですが、万が一輸血が必要な事態になった時は当然検査をするでしょうし、今血液型を知らなくてはいけない理由が見当たらないので「え!?血を抜くなんて冗談じゃないよ!!」と拒絶する息子のためにも?本当にアレルギーなどの検査が必要になるまで保留にしています。

そういえば、私が小学生のころはみんな友達の血液型を知っていたのですがね。その頃の友達で、実際は違う血液型だった!っていう人はいるかなあ。違っていても気付かずに過ごしている人だって、もしかしたらいるかもしれない。

「血液型占いなんてやっぱり根拠もないし、ゲームみたいなものだ」と痛感している割には「息子のあの気質からすれば、間違いなくA型だよ、絶対そう!」と確信している私(笑)

信じる信じないは結局個々の自由。どんなことでも自分のプラスに捉えて力にして行けばいいんだと思う。いつか息子の血液型が判明する日まで楽しみにしていようっと。

以上、今回は「血液型検査」のお話しでした。

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