自宅待機期間でも全力で楽しむ息子を見て学ぶこと

学校は休校、学童も閉鎖、とにかく今は自宅待機期間。

休校になった3月初めころは学童が開室していたので、私が仕事中は学童で友達と遊んだり、帰りに親子そろって買い物へ行ったり行動していました。

でも、4月に入り学童もついに閉鎖へ。いよいよ自宅にこもりっきりの生活。電車に乗って近場でも出かけたい、そして走り回るの大好きな小2息子、どれだけストレスが溜まっていくだろうか?と心配していたのだけれど。

これが案外、快適に毎日過ごしています(笑)

もちろん、たまにストレスが溜まり爆発することもありますよ。

例えば、広い庭のある家ならば、ボールを蹴ってみたり、キャッチボールしてみたり、身体を程よく動かして運動したり。

室内も部屋が広ければ、思う存分Nゲージの線路を敷き詰めて大好きな電車を走らせたり、落ち着いた部屋で本を読んでみたり、パズルを楽しんだり。

もっと家が広ければ、こんな時期でももう少し楽しませてあげられるのになあ。

なんて思う親を尻目に、手狭な家の中でもすべてをやりつくす息子(笑)

部屋にある自分用のコンパクトな机や椅子の隙間をぬって、器用につなげられたNゲージの線路。その真ん中スペースにはパズルがびっしり、たまにその机で本を読んだり、絵を描いたり。

更には、家の中の縦に長くとれるスペース(隣のキッチンを横切り玄関まで)でパパとゴムボールでキャッチボール、何かの芯をバット代わりにして素振りをしたり、ピッチャーが投げた新聞紙の球を打ったりしています(苦笑)

そして、羽毛布団を山にしたゴールにゴムのサッカーボールを蹴りこんだり、部屋用の小さいバスケのゴールにダンクシュートしたり、私がとりこんでたたんでおいた洗濯物の山で跳び箱をしたり、キッチンシンクと横のテーブルに手をつき、平行棒のように足を持ち上げたり。

一通り遊び終わるとゼーゼー言いながら

あああ、もうちょっと休憩!心臓バクバクいってるしー!

と体力使い果たしてグッタリ。このわずかなスペースでそんなになるまで動き回るとはすごいな。

そうそう。気になる騒音ですが、一応階下の大家さんの許可を得ています。

「こんな時期、ずっと家にこもってちゃ男の子だし体力有り余るでしょう?夜中じゃなければもっとにぎやかに動き回ったって大丈夫よー!」

本当に気さくな大家さん。だからこそ息子が小2になっても居心地よくて、手狭でもいまだに住み続けているのですが(笑)

しかし、そうは言ってもやはり家の中で遊ぶときは「ドタバタ禁止」にしているので、ジャンプは布団の上で、動き回る時は足音立てないルールを言い聞かせています。

前述の大暴れも、実際に動きは忍者気味。これがまたいい運動になるんですねー(笑)

そんな感じで、勉強以外での頭を使い、そこそこ身体も使っている息子は元気いっぱい。

今日はNゲージを走らせながら、

今ねー、近鉄走らせてるの。ビスタとしまかぜと伊勢志摩ライナーだよ。ママはどれに乗る?名古屋から賢島まで行くからね。ママはもちろん伊勢で伊勢神宮行くでしょ?行きは津で違うやつに乗り換えてみるー?あのパン屋さんで時間つぶしていてね!

 

ご丁寧に近鉄路線図を見ながら、線路を一周走るたびに停車駅を一駅ずつアナウンス。

私がキッチンで片づけをしていても

ママー!しまかぜ何号車の予約した?もうすぐ到着するよー!

と呼んでます(笑)本当に、昨年行った名古屋の旅行が鮮やかによみがえります。

この大変な状況がいつか終息したら、また家族そろってゆっくり旅行したいな。のんびり電車に乗ってたくさんの景色が見たいな。早くみんな安心して笑える日が来ると良いな。

長引く自宅待機でも、出来る範囲で出来ることを全力でやって楽しむ力。

そんな息子を見て、私もそういった柔軟性を今すぐにでも見習いたい!と思う今日この頃です。子供から学べることがあるって、とても素敵なことだ(笑)

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