私が子供の頃はサンタクロースを信じていたんだっけ?
もう遠い昔のことでよく覚えてはいません(笑)でも、本物のもみの木に綿やオーナメントを飾り付けたツリーや、家族みんなでチキンやケーキを食べたりした暖かな部屋、クリスマスイブの夜中にこっそりベランダで冷たく光る星を見上げたりした思い出はたくさんあります。
「サンタクロースがプレゼントをくれた!」とはしゃいだ記憶はあまりないけれど、やはり頭のどこかでは、サンタクロースが鈴の音を響かせてトナカイのソリに乗って夜空を飛び回る、そして煙突(がある家はなかったけれど)や窓から眠っている子供達の様子をうかがい、そっとプレゼントを置いて行ってくれる、という定番のストーリーを思い描き、心をワクワクさせていたように思います。
時代は変わって、現在8歳になった息子のクリスマス&サンタ事情。
まだ2-3歳の頃は、クリスマスになると大好きな鉄道関連のプレゼントがもらえてワクワクする季節、という印象でした。
しかし4歳になると「今年はヨンタさんが来るんだね?」と息子。どうやらサンタは3歳担当、だから4歳はヨンタが来るんだと。
もちろんその後は「5歳のゴンタ、6歳のロクタ、7歳はナナタ」と変わっていきました。5歳の時に私が「サンタさんじゃないの?」と聞いたら「え?サンタのゴンタさんだよ」と即答。
へ?サンタのゴンタ?
どうやら息子の見解はこんな感じ。
まず、サンタクロースはいるし信じている。しかし子供はいっぱいいるからサンタチームがあり5歳はゴンタというサンタが担当している。
毎年12月に入るとサンタチームが稼働。夜な夜な子供たちの家へ見周りに行き何が欲しいかをチェックしている。ついでにプレゼントをあげてもいい子かどうか日頃の行動も監視しているもよう。
欲しがっているプレゼントを確認すると、サンタチームは商品の手配を始める。その方法は、自分たちの在庫から探し出したり、特殊な商品はどこかへ発注すると(笑)その発注先は、息子がいつもお世話になっているア〇ゾンがメインではないかとの予想。
そしてついにクリスマス当日になるとプレゼントが配られる。ここでもプレゼント方法は多種多様らしく、サンタの担当が自宅へこっそり持ってきてくれたり、間に合わない場合は宅配便で送られて来るそう。なんかリアルだな(苦笑)
ちなみにわが家では、息子が欲しいものリストのメモとサンタさんへのおやつを小さなツリーの下に置きます。鉄道関連、色々と入手が難しい、または高額商品もあるので、息子なりのサンタへの気遣いで、ランクごとにいくつかリストアップしていました(笑)
そしてある日メモがなくなり、置いておいたおやつも食べられているのを発見すると大喜び!しかし「ああ、サンタさん、お菓子の袋ゴミ箱に捨てて行かなかったね(笑)」と冷静な面もあり。
でも、クリスマス当日はサンタからの手紙でプレゼントの場所を探し当てて、ついに手に入れたプレゼントを手に大はしゃぎです。親も見ていてやっぱりうれしい光景ですね!
そんな感じで毎年クリスマスを楽しく過ごしてきた息子も今年は8歳。
そろそろサンタの存在に疑問点が生れて来たりするのかしら?と思っていたけれど、今年もまだまだ「ハッタさんに何をお願いしよう?」と夏ごろから悩み抜いていました(笑)
8歳にもなると欲も出てきます。「パパやママは買ってくれそうもない高いヤツお願いしちゃおうかな」と企む息子。
「高すぎると他の子にプレゼントあげられないからサンタさんキツイんじゃない??」と聞くと「大丈夫だよ、サンタさんたちはきっとすごいルートでモノを集められるんだよ、お金はかからないかもしれないし」と得意顔。
今日現在で候補に入れていたのは、Nゲージの特別企画版みたいなもの。プレミアがついて家賃並みの価格でした。そんなもの見つけてくるなよ(苦笑)
もうこれは論外なのですが、まあ、ダメ!という言葉は使わずに、常識の範囲内のプレゼントに誘導するか、サンタ独断でのプレゼントを強行するかです。
そして息子に、何歳までサンタさんは来るんだろうね?と問うと「サンジュッタさんとかもいるんじゃない??」とニッコリ。
笑
8歳児、まだまだ夢があるなあ!私の子供の頃のクリスマス&サンタのイメージとは違って、かなり近代化されている感じはあるけれど、現実的なようで無邪気な息子のそういった感性を出来るだけ大切にしておいてあげたいな、と思う今日この頃。
今年も楽しいクリスマスになると良いね!
以上、8歳息子のクリスマス&サンタ事情のお話しでした。
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