初めての学級閉鎖と、インフル、溶連菌陽性、病院の相性についての覚書

今秋は風邪による発熱や、指が「ひょうそ」になって抗生物質を服用して治療中だったりと、なんだかんだバタバタしていた息子。毎年受けていたインフルエンザの予防接種を受けそこなっているうちに、高学年でインフルエンザによる学年閉鎖があり、クラスでも発熱による欠席や早退が相次ぎ、そして迎えた金曜の夜、ついに発熱しました。

それは咳から始まった

水曜、木曜あたりから軽く咳はしていたのです。でも熱はなく元気で、前回の咳が治りきらないのもあり、様子を見ていました。しかし金曜日に、息子のクラスで発熱による欠席や早退が続出して、インフルエンザや溶連菌と判明。

金曜は学童帰りに、大好きな英語教室へ行く日でした。でもその日に限り、学童でショックなことがあり悔し涙に暮れる息子は、英語教室も乗り気でなくなり、更に冷たい雨に降られて咳込む様子から、この日は英語教室を欠席することにしました。

気持ちにゆとりが出てきた息子はその後元気いっぱいに遊び出したのですが、その夜中にやはり発熱、38度を軽く超えました。

翌日は土曜でも祝日!休日診察の担当クリニックへ

土曜朝、雨の中かかりつけのクリニックへ向かうもまだ開いていない。すでに入口には数人の列が。

こんな日に限って何で遅れてるんだろう…

と内心イラッとしたものの、すぐに「祝日じゃん!」と気付き、一応並んでいる人にその旨を伝えて早々に退散。雨の中、休日担当医を探すと、近所に出来た新しいクリニックが今日の担当。

早速行ってみると、やはり混みあっていますね。でも、インフルエンザの可能性を伝えるとすぐに別室に案内されて待機。小学校名を伝えると、早々に先生が2本の綿棒を持って登場しました。

それまでゴロゴロとくつろいでいた息子はサッと飛び起きて、

ちょっとそれ!待って!!やだやだ、まだ落ち着かないからーーっ!!

と抵抗しかけたものの、先生が「念のためインフルエンザと溶連菌、2つとも検査してみるね!」と笑顔で近づき、喉、鼻、と手際よく終わらせて「すごく上手に出来たね!もうおしまいだからゆっくり待っててね!」と言うと、とりあえず絶叫はしてみたものの、いつもと様子が違う息子。

私はもっとものすごい拒否反応を示すと思っていたのですが、なんか拍子抜け。息子も

鼻が…鼻が何かまだ痛いけど、今までの病院の中でこの先生が一番良かった、思ったより怖くないしイヤじゃなかったなあ。

そして

もし次も綿棒の検査があるなら、ここに来る!

と、かなり気に入った様子。自分と先生の相性が合っていると感じたようです。これは良い発見でした(笑)

結果はインフルエンザA型と溶連菌のダブルパンチ

そうこうしているうちに検査結果が出て、先生が「いやあ、両方出てしまいました…」と申し訳なさそうに笑っていました(苦笑)

これでしばらくは登校出来ません。仕事も休まなくては…。先生が、

「両方出ていると、もっとぐったりすることが多いのだけれど、そんなにひどくなさそうで良かった!でもやっぱり高熱だし、つらいよね、よく診察がんばったね!」

とほめてくれる横で、

何!?水曜まで学校休み??ラッキーーー!!

なんてガッツポーズをする息子。検査結果がなければ仮病を疑いたくなるような晴れやかな笑顔。まあ、辛くてぐったりする姿を見るよりは良いか、と今回は大目に見ます(苦笑)

初めての学級閉鎖と休み明けの登校

月曜に学校を休む旨の連絡をしなくては…と思っていると、日曜夜に学級閉鎖のお知らせが配信されました。息子と同じように、週末に発症した子が多数いたのでしょう。

というか、私は休日だから発症の連絡をしてないけれど、休みだろうが学校に連絡するべきだったのかな??

ともあれ、ちょうど欠席予定期間と学級閉鎖期間が同じであるため、みんな揃って水曜までお休みとなり、本日木曜から復帰しました。

予想通り、久々の朝の登校前は

やだ、学校行きたくない、ドキドキする・・・気持ち悪い

と半泣き状態でしたが、

久々だからね!めんどくさいよね!!いいのいいの、めんどくさくてもとりあえず中に入ってみれば。いつも中に入るまではドキドキして緊張するから、そういうものと思って楽に息吸ってごらん?

というと、しばらくモゴモゴしていましたが

うん、ま、いっか。めんどくさいけど、行くだけ行ってみるー。

と笑顔で門をくぐって行きました。成長しているなあ。

ちなみに、予防接種を受けていなかった息子ですが、39度まで上がった高熱は1日ほどで平熱に下がり、途中一度だけ「頭も鼻も目も顔も肩も痛い」と言って鎮痛剤を服用しましたが、すぐに痛みは治まり、あとは比較的元気に飲んで食べて遊んで過ごせました。良かった良かった!

予防接種を受けるかどうか

今まで予防接種を受けることに対して、

予防接種をしても、インフルエンザにかかる時はかかるよ。でもかかった時、そんなにひどくならないかも知れない。予防接種していないと、体中痛くなったり熱も下がらなくて結構キツイって話もあるし。

と説明してきました。しかし今回、予防接種を受けずにこの状態で終わった息子、

お金出して2回痛い思いをして注射して、かかるかかからないかってより、何もしなくてもこのくらいなら、注射しなくていいんじゃない???

と少し思っている様子もうかがえる(笑)正直私も今回はそう思いました。

もちろん、型もあるし、毎年状況も違う、体調によっても全然違うだろうし、個人差もある。予防接種を受けなくて良い理由は見つかりません。

でも、絶対に受けなくてはいけないんだ!と、無理をする必要もないかなあと思ったりもしました。

毎回予防接種に向けて、こんなに気持ち的に戦って体力を消耗する息子ですからね・・・。

でも、もしかしたら今回の先生なら予防接種も怖さが違うかしら??

色々と情報を蓄えながら、臨機応変に対応していきたいなと思います。まずは、元気にひとつの山を乗り越えられて良かった!

以上、今回は初めてのインフルと溶連菌のダブル陽性、学級閉鎖や病院との相性などについての覚書でした。

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