小4夏休みの自由研究は「太陽系について」

鉄道大好きな息子。小1は箱根登山電車、小2はなくて、小3はリニア中央新幹線について調べました。今年もはじめは安定の鉄道を選んだものの、途中で「あ、宇宙も良いな」と気が変わり、今回は「太陽系」について調べてみました。

なぜ宇宙?

以前から、宇宙というか月や星に漠然とした興味はあったけれど、そこまで真剣に好きでもなかったように思えた息子。でも、丸一年ガンダムにハマっているうちに、宇宙を身近に?感じてきたようです。

はじめはよし、宇宙を調べよう!」と意気揚々としていましたが、お題としてスケールが大きすぎたためまあ、まずは太陽系にしよう!」となったわけです。

図書館で宇宙や星の本をたくさん借りてきて斜め読み(笑)し、「日本科学未来館」へ行って気分を高めてから作業スタートです。

何を調べるのか

太陽系を調べる、と言ってもこれまた漠然としてる。息子的に何を調べたいか挙げてみると「いろんなランキングにしたいとの意見が。大きさ、重さ、重力、熱さ、距離とかいろいろですね!

ではまず各惑星のプロフィールを調べようということになったものの、実をいうとこれが一番苦労しましたよ。

一昔前とは違い、今はネットでスイスイ調べることが出来てしまう。もちろん借りてきた本でも必要事項をピックアップ。すると調べれば調べるほどにデータが違う。借りてきた本だけで書いちゃえば良かった!って思うほどに。

遠く離れた宇宙の惑星です。大きさや表面温度もキッチリした数字など出るはずはないと頭では理解していても、息子的にはスッキリしない。そのためいくつもデータを拾ってきてはいろいろ考えて、途中めんどくさくなって投げ出したり、私もバトンタッチして調べてみたり。

ようやく調べたいデータが集まったところで今度こそ作業開始です。

大きさ比べの切り絵の額とファイル形式

まずは太陽系の大きさ比べ。太陽を直径70センチの円としたら、他の惑星はどのくらいの大きさかな?ってやつ。

イメージは息子が考えて、細かい計算なんかは私も手を貸しています。まずは切り絵を100均の額縁に入れてみました。写真が曲がってますが、結構キレイに完成しています。「水金地火」の小ささというか、その他の大きさに恐れおののいていました(笑)

そしてファイルはこんな感じ。

★緑色の紙にはこんな感じのメモが書いてあります。

質量:地球5.972×1024を「1」とした(5.972かける10の24乗)

※5.972に10を24回かけた数をかけた重さ

重力:地球9.8m/s2を「1」とした(9.8メートル毎秒毎秒)

※重力加速度:1秒で9.8メートル進み、1秒増えるごとに9.8メートル加速される

自慢じゃないけれど私こういうの非常に苦手です。データ作成に当たり息子に説明したものの、地球を「1」とするために記入する基準数値だから、大体イメージだけ描いてくれたらいいよって感じ。合ってるのかもよくわからん(笑)

わからないものは書かなくても良いかなって思ったんだけど、そこはやっぱり息子的にゆずれなかったようで。わからなくてもいつかわかるかもしれないし!ってことでメモ書き入れました。

太陽系の距離感については「学校の教室に額の切り絵の大きさの太陽(直径70センチ)を置いたら、他の惑星はどこらへんにあるのか」っていうのを地図上に記しました。

ちなみに、教室に直径70センチの太陽を置いた場合、地球は校庭を横切り門の前の通りにある家の前に置いた直径6ミリほどの丸…って感じ。たしか海王星は隣の区に入った直径5センチほどの丸だったかな。

太陽デカイ。地球こんなにちっちゃいのに、その中の小さな日本の中の小さな東京の中の小さな区の中の小さな街の中の小さなお家に自分がいるなんて…

しかし。こんなに大きい太陽が米粒に見えるほどの大きさの星がまだまだたくさんあり、しかもこんなに広い太陽系が砂粒くらいに見える銀河系みたいなやつが、宇宙には数千億あるとも言われるというまとめを見て、

ヤバイでしょ、宇宙でかすぎ…。

最後のまとめに「宇宙は広くて楽しい」と書いたものの、想像もつかない大きさを想像して恐ろしくなってきた様子もありました(笑)

しかし、むずかしいながらも太陽系についてまとめて完成した自由研究。とても嬉しそうです。

初日に学校で簡単な発表の時間があったようだけれど、全員にはとても回らず、まだあと20名ほど残っているらしい。「普段手なんてあげないけどさ、今回はしっかりあげたんだけどね~!また次の時間になったよ。」と言っていた。楽しそうで良かったです。

どんなものでも、自分で興味を持って知識を蓄えたり情報を収集するのはとても大切。押し付けではなく、自分から動ける環境であるよう心掛けたいなと思います。

以上、小4夏休みの自由研究についてのまとめでした。

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