4年生になったら学童がない!ひとり留守番や放課後について考える

ついにその時が近づいて来ました。

1歳から保育園でお世話になり、小学生になってからも放課後は3年間学童クラブで安心して過ごしてきた息子も、この春には4年生!

そう、学童生活が終わってしまうんですね。

1年生で入室したころは「3-4年生にもなれば、学童にいるより一人で留守番したり友達と遊んでいる方が楽しいだろう」なんて思っていましたが、いやいや、現実はそんなことありませんでした。

もちろん出来ることも増えて、一人で買い物したり、自転車で近所の公園くらいまでは遊びに行ったりもしています。留守番だって、私が30分ほど買い物へ出てもちゃんと家で楽しく待っている。

でも、やはり学校から帰って自分で鍵を開けて誰もいない家の中へ入ることが、今はまだ相当な恐怖だそうで。

一緒に外出から帰っても、先に部屋へ入ることをためらったり、暗いときはすぐ見えているそこの玄関まで一人で行けないような息子です。

もし一人で帰ってきて無事に家に入ったとしても、想定外のこと(訪問者、電話呼び出し音、外の異変など)が起きた時に、パニックになったり気持ちが高ぶって何をするかわからない。

本人のケガなども心配だし、パニックで鍵開けたまま逃げ出すかもしれない…なんて思い始めると、とても長時間の留守番はさせられません(笑)

昨日こんなことがありました。

家でくつろいでいる時に「ちょっとだけでも外に出たい」というので、一人家の下に行って電車の撮影をしていた息子。ベランダから様子を見ていると「おーい、〇〇(息子)~!」とクラスの男子が通りがかりました。

そして「今××待ってるんだけど見なかった?」と聞かれ、見当たらないとおもむろにスマホを取り出して電話をかけ「あ、××?いまどこ?これるー?」と楽しそうに会話。

そのうちに3人くらい集まって来て「まちおか(おかし屋さん)行こうぜ!△△も来るらしいからまちおか集合!!」と、部屋着で手ぶらの息子に手を振って、自転車やらキックボードでわらわらと散っていく男子たち。

息子は目当ての電車が近づいていたようで、あいさつもそこそこにスマホを構えて動画撮影。その後、約束通りすぐに部屋に戻って来て「いい感じの動画撮れたよ!」と見せてくれました(笑)

そして「何か友達いっぱいいたね、まちおか一緒に行きたかった?」と聞くと「まちおかはちょっと魅力的だったけど、買い物は別に一緒じゃなくてもいいんだー」と息子。

「それより、動画撮ってるのに周りでワイワイ騒ぐから全部声入っちゃったよー」とどこまでもマイペース。

こうして見ると、同学年の子たちは友達と約束して土日も遊びに出ることに慣れている。友達と電話でやり取りしながら、お小遣いを持って買い物へ行ったり、親と約束した場所以外の、その時に思い立った場所へも自由に行動している。

私も同じような年齢の頃は、一人で留守番はもちろん、毎日友達と結構遠くまで自転車で探索へ行ったりしていました。楽しいんですよね、探検気分で。

そう考えると「過保護すぎるかなあ」なんて思うのだけれど、やはり小学生の間は行動について過保護すぎるということはないと思う。

息子は以前から自分専用スマホを持っているし、ネットもゲームも動画もやり放題、見放題。PASMOでピッと買い物できるし、最近では小学生でも持てるデビットカードを息子名義で作りました。※買い物するとリアルタイムでいつどこでいくら使ったかアプリに連絡が来る。これまた別途記事にする予定です。

便利なものはどんどん利用したいし、今のうちから慣れることも良いと思う。

でもそれを持つことで、どういった責任が生じるのか、どんなルールがあるのか。守らないとどんなことが起きるのか。

まだ親の言うことにも素直に耳を傾ける今だからこそ、良いことも悪いことも便利なことも怖いことも全て教えたいなって思っています。

ちなみに海外では、年齢はまちまちでも子供をひとりで留守番させてはいけないと法律で定められている国も多い。日本の共働き家庭における鍵っ子なんて論外でしょうね。

わが家は、しばらくは学校帰りに私の職場(見える距離)にランドセルを置きに来てもらい、気の合う仲間と児童館や近所の公園で遊びながら待っていてもらおうと思います。

何なら、宿題を持って駅前のマックあたりで一人おやつを食べながら過ごしていてほしい(笑)そういった楽しみを添えながら、自分時間を管理できるような流れを作っていきたいと思います。

残り2ヶ月で、少しづつ実践を取り入れながら進めていこう。

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