今年度の小学校生活のまとめと圧倒的に足りないもの

先日、今年度最後の保護者会が終わりました。今回からリモートで参加が出来るようになっていましたが、私は近いし学校へ。結構リモート参加者が多いようで教室はガラガラでしたね(笑)

先生も初めての試みということで、立ち位置や声の大きさ、パソコンの角度なども調整しながらの進行でしたが、比較的スムーズ。

緊急事態宣言が解除されたとしても、ワクチン接種が増えてきたとしても、まだしばらくは元の生活には戻れないでしょうね。そもそも「戻る」という考えは撤廃して、新しい生活形式を構築して進化して行くべき時なんだろうな。

今回の保護者会の内容はもちろん、毎日の連絡事項や子供たちの話しを聞いていて、今年度の学校生活で変わったことをざっと振り返ってみたいと思います。

臨時休校、自宅待機、外出制限など

長期の学校休校で授業日数が減り、夏休みの短縮や土曜登校日が月に2回になるなど多くの変更点あり。自分が健康体でも、外出や遊びを制限されることを経験する。

マスクとアルコール消毒の徹底

本当に子供たちはみんな徹底している。個人的にこれが今でも一番印象的。子供たち同士でマスクを確認する。マスクをし忘れるとハンカチなどで口を覆い、すぐにマスクをする。お店に入る時もアルコールに向かって一直線で消毒をしてから入る。学校でも徹底して指導してくれて、その必要性を子供なりに理解していることの表れだと思う。

延期、中止の行事が多発

入学式は規模縮小で校庭開催。運動会、遠足、社会科見学、修学旅行は早々に中止が決定。月に1回の学校公開も中止。プールの中止。授業の一環である町探検や各種イベントもほぼすべてが中止に。PTA活動は一部必要最低限の活動のみ。

授業で出来ないこと

日直当番、授業での話し合い活動が激減。音楽ではピアニカのホースは使用せず鍵盤を弾くだけ。歌を歌ったり、国語の音読もほぼなし。体育でも接触をしない活動のみ。

給食タイムの工夫

班になることはなく机は前を向いたまま。はじめは給食当番も中止で、メニューも個包装された簡易給食のようなものを先生が配っていたようだけど、その後は温かい通常の給食を当番の子がサクサクと配り、みんなでマスクをして「いただきます」と言ってから、マスクを外して黙々と食べる。でも、しんみり暗くなるようなことがないよう、先生が子供たちの好きそうな音楽をかけてくれているもよう。

休み時間の密回避と元気な姿

中休み、昼休みは、学年ごとに校庭、体育館など、使える曜日を決めて密にならないような工夫をしているもよう。休み時間に通ると地元の方が、校庭を走りまわる子供たちの姿や、マスク越しでもわかる元気そうな顔を見て「子供の笑い声が聞こえるとホッとするね」と話していた。何だかこちらもジーンとしたりする(笑)

オンラインの活用やタブレットの支給準備

万が一また休校になったり学級閉鎖等があった場合にも、学習面である程度の進捗が期待できるように、オンライン授業の導入や、動画配信、連絡帳の掲載等が着々と実施されている。来年度からは一人1台タブレットが教育委員会より支給されるもよう。

他にもきっと山のように変更点があると思うんです。でも、こんなにも例年と違う活動制限をされる日常でも、子供たちは一生懸命に学校生活を送っているのですね。

保護者会で先生が話していた言葉。

「今年度は音読が圧倒的に少なくなっています。どうかおうちで本を読ませてあげてください。そしてお父さんお母さんも本を読んであげてください。やはり、今年度は他人が読んでいる言葉を聞く機会が圧倒的に少ないのが特徴です。」

確かにこれは後々大きく影響してくるのかもしれないな。日常会話や話し合い、様々な発表などを耳で聞いて学ぶこと、自分と他者との相違に気付き考えを巡らせること、とても大切なことだと思う。

それが、学校の学びの中で圧倒的に少なかったという今年度。わが家はただでさえ、絵本を読むことが少ない。でも、文字を読まないわけでないんですよ。好きなものに関しての図鑑や説明書などはひたすら読み漁るので(笑)

でも、文字を読んでそのものを理解して覚えていく事は得意でも、物語を読んで自由に想像しその世界に没頭することはあまりしていないと思う。なので、その方面の思考回路がさび付かないよう、家で出来ることを早速試していこうと思います。

というわけで、わが家の当面のチャレンジ課題は「話しを読んで聞いて想像する」こと。これはまた都度紹介して行こうと思います。

以上、「今年度の小学校生活のまとめと圧倒的に足りないもの」というお話しでした。

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