ほんの2年ちょっと前までは、顔に水がかかることをものすごく嫌がっていた息子。でも自分の意思でスイミングに通い始めて早3年目に突入しています。
「学校のプールの授業で、泳げなくて困らない程度に泳げればいいや」っていう軽い考えで始めたので、本人がやめたくなったらいつでもやめていいよ、というスタンスでここまで来ました。家からちょっと遠いしね(自転車で20分程度だけど)。
しかしスイミング、息子はハマっています。「絶対にやめないぞ!」と。
先月の検定は「バタフライ25メートル」でした。結果から言うと今回は合格できなかったのですが「限りなく合格に近いレベルだった」というようなことを泳いだ後コーチに言われたようで、満面の笑みで帰ってきましたよ。
私バタフライはやったことないし、25メートルなんて高い高ーい壁!そもそも息子、25メートル立たないで泳げるのかな?なんて思って見ていたのだけれど、飛び込みからのバタフライ、キレイに泳いでいてびっくり!最後の方に手足がちょっとばらけてしまった感じだったけれど、泳ぎ切っただけでも親としては驚きです。
だってさ、スイミング始めたころはガチガチでけのびも危うかったですもんね。
今のコーチ、初めちょっと怖い印象があったみたいだけど、バタフライの腕の回しを教えてくれる時に「フライドチキンのおいしいところを、こうグッと回すように意識してみて!」と言っていたらしく、それだけで息子はパカッと心を開いたらしい(笑)
そして「今日の泳ぎを25メートル維持できれば次回は合格あげられる!」と声掛けしてくれたことが、息子の更なる自信につながったようです。子供のやる気を伸ばす声掛けをしてくれるのは、スイミングに限らず本当にありがたいなって思う!
来月から学校のプールも始まります。「まだ平泳ぎだけ習ってないけどさ、もう学校のプールでドキドキはしなそうだよ~」と笑顔の息子。
自分自身の地道な努力で苦手を克服して自信が持てるようになった。
これってきっと「とてもすごい経験、今後の人生の糧」になっていると思うんですが。息子、気付いているかなあ(笑)
私も、成長をじっくりと見せてもらえていることに素直に感謝しながら、今後も押し付けにならない応援をずっとずっとしていきたいなって思います。
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