6年生・二泊三日の移動教室は9月に日光へ

少し前の話しですが6年生は9月に二泊三日の日光移動教室がありました。今年はお天気がいまいちな予報だったけれど、出発は晴れていてみんな元気に出発!

荷物は昨年よりちょっと少なめ

9月の東京はまだまだ暑いけれど、行先は奥日光。そして虫よけや怪我防止も兼ねて今年も行動着は長袖長ズボン指定。昨年の服がもう着れなくてすべて新調しました(笑)

昨年と同じカバンだけど、小さく見えるのは成長した証だな。

今年は学校で使用しているiPadは持参せず、その代わり各班にデジカメを1台ずつ貸与されて学習に関する写真はこれで撮ると。うんうん、その方が良いよね!

そして昨年はコースの都合上「ヒル対策」で色々スプレーとか諸々持参したんだけれど、今年はそれもないので荷物が軽い!

先生からのサプライズ企画

移動教室説明会を兼ねた保護者会で、先生から「二日目の夜に保護者のみなさまからの手紙をサプライズで渡したいのでぜひご協力を!」と案内がありました。

先生は前回も実施したそうで、普段元気いっぱいの男子が手紙を読んでポロポロ涙を流したり、嬉しそうな笑顔を見せてくれる子もいて、見ている先生方も感動をもらえるイベントなんだとか。

用紙と封筒を持ち帰り、こっそり書いて、また先生にこっそり渡します。

息子、感動的な手紙だと大泣きしそうなので、とりあえず出だしは軽く「やっほー!こんばんは!」で始めてみました(笑)みんな良い思い出になるといいなあ。

移動教室三日間の流れ

出発式

今年も校庭での出発式に参加してきました。保護者も結構来ていて、昨年同様に「保護者のみなさん、行ってきまーす!」という元気のよい挨拶で出発。みんなで幹線道路まで移動してバスをお見送りです。みんな元気で安全に楽しんできてねー!

お弁当

今年もお弁当の準備は必要なく楽ちん、ありがたいです。初日は日光東照宮脇の売店の食堂でカレーライスを食べるとのこと。良いね、楽しそうだ!

見学、体験

三日間の予定はこんな感じ。

初日

まずは「木彫りの里工芸センター」で日光彫を体験。何種類かの絵柄から好きなものを選べて、息子は「龍にするんだ!」と張り切っていました。そして持ち帰って来たのがこちら。

おお、龍だ!しっかり彫れてるね!日光彫とは「ヒッカキ」と呼ばれる独特な三角刀を手前に引いて彫るのが特徴だそうです。良い記念になったね!

その後は日光東照宮、華厳の滝を見学して湯ノ湖畔の宿へ。

二日目

本来ならば恒例の戦場ヶ原ハイキングの予定だったけれど、今年は熊の目撃情報が相次いでいるようで、予定を変更して「白根御苑の魚つかみ体験」に変更に。

朝方までの雨で水温はかなり低かったらしく、ひざ下位の深さの池に入ってマスつかみをしたのだけれど「激寒!氷水みたいだった!」とのこと(笑)息子はニジマスを5匹捕ったらしく、その後は塩焼きにしてみんなで食べたようです。

バスに戻り、お次は湯ノ湖周辺を散策、戦場ヶ原付近の三本松茶屋でお土産購入&お弁当タイム。そして中禅寺湖へ出て遊覧船で立木観音まで乗船。

最終日

足尾銅山で「足尾銅山鉱毒事件」の歴史を学んだあとに植樹体験をしました。その後はお弁当を食べてバスで帰路につきました。

帰校式

予定通り日光を出たものの、埼玉県に入った頃から渋滞にはまり都内でも大渋滞。この日は五十日だったのでやはり混むのでしょうね。学校からも「今どこどこを通過しました」という感じで都度連絡が入って来るのはありがたい。そして予定より1時間以上遅れて学校に到着。

体育館での帰校式、この日も保護者のお迎えが結構来ています。今回の移動教室は、欠席1名、二日目に体調不良で帰宅が1名、体験中のケガが1名と、心配も多かった三日間だったけれど、帰って来た子供たちはきっとまた一回り成長してきたに違いない、っていう感じの良い顔をしていました。みんなおかえりー!

お土産代

昨年はお土産代は一律で2000円と決まっていて、それを封筒に入れて先生に預け、お土産屋さんが宿舎に来てくれてた時に封筒を受け取り購入する流れでした。

しかし昨今の物価高や家族構成も鑑みて、今回金額は3000円程度、しかし詳細はご家庭にお任せします!という事になりました。ひとまず学校へは4000円を預けたのですが、今回はお土産屋さんも通常のお店を利用するためみんな財布を持参。その中にも予備でお金が入っていたままなので、実際にはもっと余裕を持って行った感じ。

自宅に置いてあるiPadのclassroomに先生からリアルタイムで写真が配信されると、息子が真剣にお土産を購入している写真が(笑)そうして買ってきたのがこちら。栃木、日光らしいお土産だ!サルもカワイイな!

サプライズの手紙は…

気になっていたサプライズの手紙。これも配信されてきた写真では、真剣に読んでいる子供たち、目を押さえている子、満面の笑みの子、みんな感動したり喜んでいる様子。ここでは息子は写っていなかったので、帰って来てから聞いてみると…

「あのね、手紙読んでないんだー」と!でも「先生から手紙って聞いて、受け取って、開けて読もうとしたんだけど、絶対泣いちゃいそうでさ、最初だけ見てあとは読まないでみんなを観察してたんだ」と。そのあと家でじっくり読んでから、やっぱり目をウルウルさせていた。カワイイな(笑)

余談ですが、後日写真販売でこの時の写真を見たら、部屋の隅で泣いてる子、顔を隠して目をこすってる子、完全に泣き顔の子、たくさんいます。そして息子はというと…、いやあ、放送禁止みたいなふざけた変顔を激写されていましたね(笑)これもアリだな!

持ち帰ったタオルから危険なニオイが!

今回の宿舎はお風呂が温泉とのこと。いいなあ、日光の温泉か!お風呂時間も昨年より少し伸びたらしくのんびり満喫できるもよう。

帰って来た息子が洗濯物を出していると、それぞれからほのかに硫黄成分がふんわり。このくらいは良いんです、私も「温泉の香りだー!いいなあ!」って調子だったので。まあ、息子は「宿周辺はもちろんだけど、三日間ずっとなんか匂ってたんだよね…」と苦笑い。

しかし、洗濯ものの中にバスタオルが見当たらない。息子に「バスタオルないけど、もしかして忘れてきた?」と聞くと「濡れてるからカバン脇のポケットに入ってるよー」と。このカバン、防水もしっかりしてるし、外ポケットはしっかり密閉される。そうかそうか、とチャックを開けた瞬間からものすごい刺激臭が!!

「硫黄の良い香り~♪」とかではなく、もう本当に卵の腐敗臭というか刺激物、劇薬って感じ。「おえーっ!!」となる激臭ですよ。もうビックリ!

これが外に全く漏れないカバンポケットの密閉機能は素晴らしいけれど、このタオルとポケット内の腐敗臭は本当に大変でしたね。お風呂で一回洗ったくらいじゃ全く効果なし。

漂白剤、洗剤、シャンプー、コンディショナー、すべて使って何度も何度も洗って、天日干ししてようやく消えました。いやー、みんなこんなニオイさせて帰ったのかなあ。誰もそんなひどい話してなかったから、うちだけか…?

私的には一番の思い出です。

残すは卒業式のみ

先日、この移動教室を題材にした学習発表会も終わり、6年生の大きな行事は残すところ卒業式のみとなりました。本当に早いなあ!

でもその中には、子供たちひとりひとりのギューッと濃くて大きな成長がうかがえる。だから卒業式も「さみしい」ばかりじゃなくて「ワクワク」も沢山ある!これからもみんなの成長を楽しみにしていたいなって思います。

以上、6年生日光移動教室についての忘備録でした。

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