5年生の移動教室。息子の小学校もコロナ禍で中止や規模縮小が続いていましたが、今年度はコロナ以前と同様の二泊三日で実施されました。
同じ都内でも、同い年の姪っ子の学校では5年生での移動教室が廃止になり、今後は6年生だけになったそうです。その近隣の学校は実施されても一泊だけらしく。自治体によって様々ですね!
準備:地味に荷物多め
学校から案内があった持ち物表、荷物が多いのですよね。
長袖・長ズボン・着脱容易な上着
9月だと東京は毎日30度越えの猛暑日でしたが、軽井沢の朝晩は冷えるとのことで上着は必須。そして行動着は虫よけ対策を兼ねて上下とも肌が極力出ないものと指示あり。半袖も長袖も持ちました。
上履き
到着時の避難訓練用に持参。
雨具
上下に分かれているレインコートがあるとなお良し!とあり、今後のことも考えて購入しました。これ、生地がしっかりしてるからか重いんだわ。
虫対策グッズ
2日目の班行動で息子は「ヒルが出る」という道を歩くため、長い靴下、虫よけスプレー、塗り薬、靴カバーなど、ヒル対策用のセットも追加。
学校で使用しているiPad
Wi-Fiは繋がらないそうなので、これは主に写真を撮る用です。充電器は使用不可のため、充電満タンで持参して充電がなくなればそこまでみたい。
これらを「移動用の小さいリュック」と、それ以外の「荷物用の大きなリュックやボストンバッグ」に入れて行きます。ちなみに、大きなバッグはいろいろ悩みましたがこれにしました。
これ、バッグ自体が結構重くて届いたときに「うわー失敗したか!?」と思った(笑)でも、作りはとてもしっかりしているし、防水性もある。
取っ手はボストンバッグみたいにふたつではなくてひとつだけ。あとは荷揚げ用の取っ手が両脇にあるのと、リュックとして背負える形になっています。息子はとても気に入っていた。
大きさは50L容量。二泊三日の多めな荷物も余裕で入りました。ただね、ボストンとして荷物を詰めても、リュックにして背負うと中でザザーっと崩れます(笑)
「着替えセット」と「ヒル対策セット」
着替えセット
着替えや洗面セット、その他もろもろ。どこまでお膳立てしようか悩んだのですが、やっぱりそれぞれ小分けに袋詰めしました。これならバッグの中で崩れない!
甲斐甲斐しくお世話してるわけではなく「これだけのものを持って行ってるんだから、帰りに忘れ物がないよう、ちゃんとチェックして帰って来てね」という意味合いを込めて(笑)
自分がタオル何枚持ってきたか、靴下はどれ持ってきたかなんていちいち覚えてないだろうな、なんて思ったので内容メモ付き。もちろん私も忘れちゃうしね。
ヒル対策セット
移動教室の下見に行った先生から「鉄道コースはヒルが出るかもしれないよ~」と言われた息子。ヒルか…!いやあ、私あんな感じの形状の虫、苦手なんですよね…。
早速ヒルについて調べてみると、ヒル避けにはまずスプレー!もしヒルがくっついてしまった時もスプレーすると取れるらしい。よし、まずはスプレー必須だな!ということで二本購入。
「ヒル下がりのジョニー」って(笑)これは名前で即購入決定!
そして、このスプレーとともに「ヒル対策セット」を作りました。
なんだか楽しくなってきてメモだらけ。これが完成品です。がんばって歩いておいでー!
碓氷峠「アプトの道」
二日目の班行動。「火山コース」「宿場町コース」「鉄道コース」があり、息子は当然「鉄道コース」を選びました。鉄道の廃線ウォークでヒルも出るなんていうコースのため女子率ゼロ(笑)
今回は「めがね橋」までバスで行き、そこから横川駅にある「鉄道文化むら」までの約4.7キロ、90分のコースを歩いたそうです。
結果からいうと、ヒルの姿は一度も見なかったと(笑)
移動教室の前後は、晴れの日が続いていて湿気があまりなかったこと、そして出発前には足に荷物にとスプレーをたっぷり吹きかけて、同行する友達にも貸してあげて準備万端だったようで。
元々ヒルがいなかったのか、いても寄ってこなかったのかは不明ですが…。何はともあれ「ジョニー」たちに守られて無事に楽しくアプトの道を満喫できたようです。
移動教室三日間の流れ
出発式
初日の朝。校庭での出発式で「先生方、保護者のみなさん、三日間行って来まーす!」という引率の先生と元気な子供たちのあいさつを聞いてから、近くの幹線道路に停めてあるバスまで移動。保護者、学校の先生方も結構来ていて、みんなでバスに手を振ってお見送りしました。みんな元気に楽しんでおいでー!
お弁当
初日のお昼は「保護者のみなさま、朝早くからのお弁当準備は大変だと思います。今回は学校でお弁当の手配をしますのでゆっくりしてください!」なんていう案内があったので楽ちんでした。
二日目のお弁当は、メニューに「おにぎり」とあり。まさか宿舎で作ってくれるの?それとも業者さんからの納品?と思っていたけれど、二段のお弁当箱で下段に見覚えあるコンビニのおにぎりがふたつ入っていたそうな。確かにこれが一番いいかもね!
最終日は「横川の釜めし風お弁当」で、これまた息子的にとても美味しくて気に入ったみたい。鶏飯と栗が最高にウマかった!とのこと。
見学、体験
三日間で行う見学や体験の内容はこんな感じ。
初日
牧場では、牛の行進を見学して、乳しぼりとバター作りにチャレンジ!そしてジャージー牛乳ソフトクリームを食べて宿舎へ。瓶に入れたバターは最終日に持ち帰ってきて、塩分を加えて練ると完成です。これ美味しかった!
二日目
それぞれ班行動。前述の通り、息子は「鉄道コース」でアプトの道を歩き、鉄道文化むらでミニSLに乗ったり、展示車両を見てまわって宿舎へ。
夜はお土産屋さんが来て、予め学校へ預けていた2000円を先生から受け取り、みんなで計算しながら購入!楽しいよね、こういうの。ちなみに合計1960円で40円おつりを持って帰ってきました。ここでもキューブを買ってましたね(笑)
最終日
りんご農園でりんご狩りをして6種類のりんごの食べ比べをしたそうです。息子は「紅玉」が一番美味しかったとのこと。その後はバスで帰路につきました。
帰校式
途中のサービスエリアに寄った頃と、インターを降りた頃に学校から位置情報のお知らせメールが来ました。三日間お天気は良かったのですが、最終日バスに乗ってインターを降りるあたりから雨雲が発達してものすごい雷雨に。
そのため「体育館で帰校式をするのでお迎え可能な保護者の方はお願いします」という案内があり、指示通りの時間に体育館へ行くと、いるいる!みんな無事に帰ってきていました!
少し重いけど持って行った例の雨具も、帰りのバスを降りてから学校までの数分だけどしっかり活躍したみたいで良かった(笑)
帰り道の様子
帰校式が終わると雨も止んでいて、みんなそれぞれ大きな荷物を抱え、疲れはあるけれどホッとした顔で下校となりました。でも息子、一緒に並んで歩くとちょっと様子がおかしい。
「どうした?疲れたかな?」と聞くと「…あのね、ちょっと泣きそう」と。
話しを聞くと、楽しく過ごした三日間の中でも一番の楽しみは鉄道文化むらで車両を見ることだった息子。もちろん写真もたくさん撮りたかったのだけど、前日の牛の行進でたくさん充電を使いすぎたため、鉄道文化むら目前で充電が切れちゃったそうな。
家で写真を見せたかったのに出来なかったことがとても心残りなのと、あとは「地元に帰って来てママに会ったらうるっと来ちゃった…」と照れていた。か、かわいいっ!!
後日談
怪我も病気もナシ!
先生からは「元気に全員そろって参加出来て、三日間、怪我ゼロ、病気ゼロで帰って来られました!」と報告がありました。良かった!(その後は息子も含めて体調不良で休む子もパラパラ出ていますが…)
充電切れのiPadは…
充電が切れた子のiPadは、先生が夜に順番で充電してくれたようで息子も翌日は使えたそうです。来年はモバイルバッテリー持参で行こうかな。
撮れなかった写真や動画の共有
息子が撮れなくて悔やんでいた鉄道文化むらの写真。引率した先生がたくさん写真や動画を撮ってくれていて、後日classroomの共有フォルダにアップされました。もちろん「悪用禁止!SNSへの発信禁止!肖像権に気を付けて!」と厳重に注意書きされています。いやー本当に。時代の差を感じますね!
息子は、諦めていた写真や動画を家族で一緒に見ることが出来てとても喜んでいました。先生ありがとう!
こんな感じで、初めての移動教室が無事に終わりました。息子は往復のバスも快適だったし、みんなとの共同生活も新鮮でとても楽しく良い経験だったとご満悦。もうすでに来年の移動教室に向けて期待に胸を膨らませています。
こうやってひとつひとつの経験を積んで、みんな成長していくんですね。今後も楽しみだ!
以上、5年生移動教室の準備から後日談までのお話しでした。
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