初めての小学校生活もあっという間に3か月半が過ぎて、ついに夏休みに突入しました!学校と学童、それぞれの個人面談も終わり、あとは保育園時代から連携している区の子育て支援センターから定期の報告が入るようですが、まずは一区切り。
同じ息子を見てもらっていても、学校と学童では息子の生活も違うし、先生方個々の受け止めかたもそれぞれです。もちろん家での様子だってきっと全然違うものかもしれませんしね。
だから、こうした面談で話しを聞けるのってすごくありがたいです。関わってくださる皆様に感謝をしながら、今後の課題を見つけていきたいと思います。
学校での面談
まず一番に聞かれたのはこれ。
最近は朝の登校いかがですか??
2ヶ月泣き通しましたからね。
先生も何度か校門まで迎えに来てくれました。しかし最近はすっかり自分のペースをつかんで、時間ギリギリでも悠々と校舎に入っていきます。今度はのんびり過ぎてまた心配…(苦笑)
まあ、ここは先生も「緊張がほぐれて余裕が出てきた証拠なので良かったです!」と言ってくださるので今はよしとします。
先生からの報告は以下の通り。
まずは気になる点から。
- 気持ちの浮き沈みがあり、気分が乗らない時は「絶対に嫌だ」と全身で気持ちを表している
- 給食で嫌いなものを本当に嫌がる
- 授業中の姿勢がすぐ崩れてしまう
次に良い点。
- 算数も国語も理解力がかなりあり、字もしっかりしている、家で相当勉強してますか?
- 授業中にまるで聞いていないような態度でも、実はすごく集中して聞いている
- 積極的にチャレンジはしないけれど、何に対しても意欲はうかがえる
このあたりは何となく予想通りでした。保育園時代から基本的に変わっていませんね。
こちらから話したのは、
- 家では特に勉強していない、字も雑に書くことが多々ある
- 数字や文字は、電車命なので時刻表や路線図で独学
- 授業中に椅子に座っているのが苦痛だと言っていた(お尻が痛いらしい)
- 手を挙げての発言は苦手だと思う、明確な答えのあるものはいいが、感想などは特に苦手
- やる気はあっても失敗することを極端に嫌がる
- 他人のマイナスの感情がとても苦手
ここまで来て、先生は何だかとても納得したような顔になり
椅子かあ。椅子。そうか、姿勢が崩れるのは椅子が痛い。考えなくては。発言も、そうですね、手はほとんど挙げませんね。でも答えはちゃんとわかっているんですよ。なるほど、オープンクエスチョンが苦手なんですね、失敗を恐れているのか、あーでも今の時期はそれは本当にもったいないな、どんどん失敗をしてほしいです。失敗をするからこそ次に進める、その学びをぜひ経験してほしいと思います。マイナスの感情、ああ確かに以前思い当たるのがありました!
言い回しが違うかもしれませんが、こんな話をたくさんしてくれました。先生は
失敗しても全然恥ずかしくないんだよ、そこから大きく成長出来るんだよ、思ったことを怖がらずにどんどん発言してごらん??
という方針で行くようです。ノートにしっかりメモしていました。
私も息子には、失敗しても悔しさをバネにして乗り越える心の強さを持ってほしいと思う反面、きっと息子の性格上この課題は大きなハードルだろうなとも思います。
でも、そのために面談で先生と話したのですから、これを先生の力だけではなく、そこに入れる中和剤としてのサポートをすぐに開始したいと思います。きっとこの夏休みが大きなターニングポイントになりますね!
学童での面談
学童はリラックスできる場所であり、息子は大好きです。学校も一応好きだと言うけれど、やはり学校と学童は性質が違いますからね!ルールさえ守れば、基本は自由に過ごせる場所です。
学童の先生方も、学校でしっかり勉強してきた(はずの)子供たちが、親が仕事でいない間の放課後を楽しく過ごせるように、様々な工夫をしたり、たくさんの体験をさせてくれます。
学童での様子は
- 初めの数日は緊張から涙を見せることもあったけれど、今では元気があり余っている
- 身体を動かすことが大好き
- 好奇心も旺盛だけど、初めはかなり控え目でまっすぐ飛び込むことはない
- 注意点は1点、気持ちが乗りすぎると走り回ったり飛び出す危険がある
ここでも息子らしさ全開でした(笑)
学童の先生は、
気持ちが乗っている時のケガはとにかく怖いので、本人にも危ないことをしっかりと今後も伝えていきますし、こちらも気を付けていきます!
と言ってくださいました。すみません、家でもここは口うるさく教えていかなくては!
性格をまずは分析
息子の性格をとても良く表現すれば、
まじめで努力家、相手への思いやりもあるし、優しい、頭も常に回転していて深く考える傾向もある。
文面だけ見ると、おお、すごいじゃない!と思ったりしてしまいそうですが、これが良い方向へばかり働くわけではありません。
変なところで完璧主義で、変なところで自分に厳しく失敗が許せない、相手の期待を裏切ることも怖くて消極的になる、色々と考え込んで緻密に計画したことがうまく行かないと、すべて放棄して投げやりになる傾向がある。
基本的には変わらないのに、言い方次第でこんなに変わるものですね(苦笑)
とにかく、心がひといちばい繊細なのは嘘ではないし、そこは無理やり矯正するようなものでもない。良くも悪くも、日々何かしらに心が折れたり傷ついたり、不安になったり悔しがったりして涙を流したりしています。
そして、泣き叫んで八つ当たりしたり暴れまわっても、最後は泣きはらした顔で
ねえ、怒ってごめんね、笑いたい、一緒に笑おう?
と話しかけてくる。とても健気なのです。
夏休みの課題
何より1番の課題。それは、
自分の頭と心のバランスが取れずに、コントロール出来なくて不安定になるけれど、それを受け止めて安心させてあげられるだけの度量をまずは私が身につけたい。
これです(苦笑)
これが出来れば、きっと息子も自己肯定感が生まれて心が落ち着き、自分に自信を持てるようになるかもしれない。
そこから広がる世界、可能性は、6歳の子供はまだまだ無限だと思うのです。
息子が失敗して怒り狂っていても、私は負の感情を出さず、失敗を素直に受け入れて、悔しくてたまらない気持ちを認めてあげる。
その失敗はなぜ起きたのかな?次はどうしたらうまく行くかな?失敗を失敗で終わらせずに、失敗のあとに一過程プラスする癖をつける、それも楽しく!
そうして、失敗することは負ばかりではないんだな、なんなら、失敗したってかっこ悪くない、失敗しても次に進める自分ってカッコイイ!くらいに思えるような自己肯定感を持たせてあげられるよう、私がチャレンジしたいと思います。
でもこの過程ね、絶対に難しいですよ。
先日息子が思い通りに行かず暴れまわっている時に、あまりの騒ぎ様にイライラして、思わず目の前にあったゴミ箱(小さいプラスチックの…笑)を蹴り飛ばした私ですから。
チャイルドコーチングはどこいったんだ?って話ですよ(苦笑)
とにかく、がんばれ私!(なんか話が逸れたかも…笑)
雑な文章になりましたが、夏休みに入り、面談から見えた夏休みの課題についてのお話でした。
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