大学病院小児歯科にて定期検診、歯の生え変わりや現在の歯の様子などのまとめ

昨年、虫歯治療のために大学病院の小児歯科へ約半年通いました。

その間、レントゲン、麻酔の注射、根管治療、銀歯など、様々な治療を何度も経験してきた息子。治療が終わり銀歯にも慣れて順調に過ごしている時に、学校での歯科検診があり、また「要注意乳歯あり、このままだと永久歯に影響がでる場合があるので早めの診察を」というような結果をもらって来ました。

えーーーー、またか(涙)??

そんな中、先日約5ヶ月ぶりの定期検診に行ってきた様子を残しておきたいと思います。

本文中には歯の状態を示すために口腔内の写真が挿入されています。苦手な方はこのまま閉じてくださいね!!

久しぶりの対面、息子の反応

今回は治療ではないので痛い思いはしないとわかっていても、ちょっとドキドキの息子。お久しぶりのあいさつもそこそこに先生に質問。

ねえ、今日は何やるの?1から教えて。

すると、先生も懐かしそうに

「よし、じゃあ始めはレントゲンから行こうか。レントゲンを3枚撮ったら、お部屋に入ってお口の様子をチェックします。そして歯にお薬を塗って色を付けて汚れを見てから、歯ブラシでクリーニングします。今日はこの時の写真も撮るから帰りにプレゼントするね!そして何も問題なければこれでおしまいでーす!」

と事細かに説明してくれました。息子も真剣に聞いています。このやりとりがこの後の治療に大きく影響するのを、先生も覚えていてくれたのでスムーズにレントゲンを撮ってから診察室へ向かいました。

レントゲン結果と歯の様子

仕上げ磨きをしていても、奥歯の奥や舌側の側面がとにかく磨きにくくて、更に学校の検診で要注意乳歯ありなんて書かれたので、かなり虫歯の心配をしていました。

しかし、レントゲンの結果は現時点では虫歯なし、前回治療した銀歯の根っこに詰めた薬もまだしっかりと入っているので心配なし、とのこと。ああ良かった!

以前から指摘されていた「先天性欠損歯」については、やはり現在も永久歯の影は見えないようなので、欠損していることで間違いなさそう。ついでに、この乳歯はやはり根っこも短いようです。

ちなみに、現在上の前歯2本が揺れだしています。下の前から左右それぞれ2本目は右は抜けて左が永久歯との2枚歯ですが、もう乳歯がほぼ直角に近い感じで倒れてくるから、先生が「どうする?気になるなら今日取って行こうか?」と言ってくれても

ぜーーーーーったいダメ!取っちゃダメだからね!!

と死守していました(笑)息子は、思い入れのある大切な乳歯達と少しでも長く一緒にいたいそうです。

歯のクリーニングで大騒ぎ

虫歯もないし今日は歯垢のチェックをした後にクリーニングをして終了!なのですが、この歯垢チェックのための薬を塗ることに、かなりの拒否反応。

それは何?何のためにそんなの塗るの?中はどうなってるの?匂いは?塗ったらどうなるの?何色?大体なんなのそれ!!

先生、笑顔でひとつひとつ説明してくれます(苦笑)そのおかげで、まず薬を塗ることだけには納得した息子。しかし、早速塗られると、案の定大騒ぎ。

匂いはチョコ?おええーーー!くさい!なにこれ!まっずーーーーー!!おええええええ!!!

そしてうがいのため起き上がり急いでうがい。しかし口から出した水とコップについた紫色の液体を見て、

ひええええええーーーーっ!!なにこれ!おええええっ!!うえっ!!うえっ…!!!

かなりの大騒ぎでしたね。本当に吐きそうな勢いでゲーゲー言っているし。そして手鏡に映る紫色の自分の口元と歯を見て更にパニック(笑)しかし、

あららー大丈夫?見せて見せて。おお、いい色してるじゃない!

という私の能天気な発言ですぐに正気を取り戻した後は、手鏡片手にニヤニヤ。今回は意外と単純でした(笑)

先生いわく「そんなに汚れは付いていなくてきれいに磨けています!」とのこと。でも、歯のカーブや隙間に磨き残しがあるため、今日はこの写真を撮って帰りにくれるそうです。どこに気を付けてこれからも磨けば良いのかの参考にとのこと。

そのため、このピンク紫の口で撮影会が始まりましたが、すでにご機嫌な息子。自分から率先して、口元をぐいーんと引っ張る器具をつけて撮影に協力していました。

ニコニコの笑顔です(笑)

その後、ようやくクリーニング開始。ここでまた息子は、

ねえ、何で変な薬が二個も出てるの。え?歯磨き粉?本当に?最初はどっち使うの?で、歯ブラシはどれ?電動?触らせて。動かしてみて?(ぶいーーーん)うーん、わかった。歯磨きは何秒?

わが子ながら細かいなあ、と思いますが、先生まだまだ笑顔で付き合ってくれます。横にいる私が「いいから早く口開けて磨いてしまえ!!」と言いたくなるくらいです、いや言ってましたね(苦笑)

更にクリーニングしながら、私に向かって何やらジェスチャー。前後の会話から、どうやら「スマホのタイマーで2分計ってくれ」と言っているようです。

とりあえずそのようにして遠くから見せたら、オッケー!と合図していました(笑)先生も「えー、計られてるー!」と一生懸命でした。

まあ、そんな感じでクリーニングも無事に終了!

記念にもらった歯の様子

クリーニングをした後の写真(の写真)がこれ。


上の前歯2本は横にグラグラ揺れていて、根元がかなり見えてきています。でもまだ抜けるには少し時間がかかりそう。

下の前歯2本はすでに永久歯に生え変わり、その両脇の向かって左側は、しばらく2枚歯でしたが、乳歯が抜けたあとに永久歯が前に動いてきました。反対の向かって右側もずっと完全2枚歯でしたが、最近急に乳歯が揺れだしてグラグラに。

現在はこんな状態です。

もう気になって仕方ないでしょう!!(笑)でも息子は、

まだまだ抜かないよー!

と粘っています。先生も、ここまで来ているなら抜けるのも時間の問題だから、本人の気持ちを尊重して、このグラグラ乳歯も丁寧にクリーニングしてくれていました。

今後の歯の並びについて

乳幼児期から、切端咬合で上顎が狭いと指摘されていた息子。4歳から1年間マウスピース矯正をした結果、噛み合わせはしっかりと治りました。

永久歯に生え変わる頃がまた重要なポイントとなり、場合によっては再度矯正が必要になることもあると聞いていました。

しかし、現時点では噛み合わせに関しては特に問題なく、上の歯の隙間も十分に広がってきていて、永久歯の生えるスペースはバッチリあるとのこと。

反対に、現在の子に多く見られるように下顎が細く、永久歯が生えそろうためのスペースが狭いようです。息子は下の歯の前から両側3番目は、永久歯がない先天性欠損歯とのことなので、後々はスペースが開いてしまうのですが、そのあたりでどううまく調整つけられるのか?

また矯正や治療が必要になるのかも含めて、定期的に検診を受けて行きたいと思います。

ちなみに、学校の検診で指摘されていた「要注意乳歯」というのは、先生いわく、虫歯ではなくて生え変わり期の乳歯を指しているので「経過観察」という回答で書類にサインをしてくれました。

すでに学校に提出して、歯科検診欄は「済」マークがついていたので一段落。

これからも、歯を大切にしながら様子を残して行きたいと思います。以上、大学病院小児歯科での定期検診と現在の歯の様子のまとめでした。

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