7歳(小2)と日常の勉強について話し合う

前回の記事通り、宿題に関しての集中力のなさは一級品の息子。

一文字でも書くのが面倒くさいから、気持ちも乗らない、姿勢も悪くなる、イヤすぎて呼吸が乱れて苦しくなる、グダグダになって親から注意を受ける、更に呼吸が激しくなって感情があふれだす、絶叫、号泣。

こんな悪循環、何度もありました。

先日も、ダイニングテーブルで宿題を広げた息子。一文字二文字書いて、姿勢も悪くグニャグニャになっていたら、パパに「お前、そんなんじゃ社会で通用しないぞ!」と、ほんの少し強く言われました。小2なので社会に出るための準備段階に入るまだまだ駆け出しの時期なのですが(苦笑)

しかし当然ながら息子は、その瞬間から大粒の涙を流し絶叫。

うるさい!わかったよ!!なんだよその言い方!!!うるせーんだよ!!二度と口きかねえよ!!その言い方がイヤなんだよ!!うわああああああん!!!

と叫び、自分(と私)の部屋に飛び込んでドアに荷物を立てかけて籠城しました。私が入ろうとしても、

やだ!!開けない!!二度と顔見たくないんだよっ!!

と叫んでいます。いやいや、私何にも言ってないし!

さっきの暴言はパパでしょ。だから入れてよー。

というと「あ、そうか」とつぶやき素直に招き入れてくれました(笑)

確かに言い方はきつかったし、傷ついた気持ちはよくわかるよ。パパもずいぶんなこと言ってくれたねえ。と話すと、涙目ながらも、うんうん、と素直に聞いています。

でも、今日は自分のやりたい事だけ先に沢山やって楽しんで、さあ約束の宿題の時間だ、と始めてから1分もしないうちに「もう疲れたー」だのなんだかんだ文句を言うのはちょっとどうなのかな?さすがにそれはカッコ良くないし、見ていて何だか残念だったわー。

と言うと、悔しそうではあるけれど「わかったー、ちゃんとやる…」としょぼんとしています。

環境、体調、生活リズム、色々な問題がたくさん積み重なっているので、息子が単にだらしなくて100%悪いわけでは決してないのです。それは良く解る。でも、今はこの環境で出来る範囲のことをしなくてはならないので、最善の案を模索しないといけませんね(苦笑)

そこで、毎日の勉強について話し合ってみました。

まず一番の問題点は姿勢。これは勉強だけでなく、すべてにおいて重要なポイントです。現時点では、体を鍛えたり、よほど意識しないとかなりむずかしいと思います。

集中力が続かなくても良いから、姿勢だけはシャキッとしていてごらん?せっかくグングン背が伸びているんだから、シャキッとしてるほうが格好いいでしょ?頭の中は何考えていても自由だから、まずは姿勢だけでもシャキッとしよう、出来ないことも、出来ちゃうかもしれないし!

そして次は勉強習慣。現在は、学校が終わると週4回は夕方まで学童。宿題は夜やっています。学校の授業以外は、英語教室が週1回。スマイルゼミのタブレット講座はマイペースで受講中。こんな感じです。

学童から帰ってからは、お風呂、ご飯、宿題、なんだかんだと時間が足りなくて、とてもじゃないけれど学校から推奨されている「低学年は21時就寝」は出来ません(苦笑)目標を「21時45分」にしていますが、実際は22時半頃ですかね。もちろん、帰ってからベルトコンベア式にじゃんじゃん終わらせたら余裕なのかも知れませんが、まあ色々と…笑

あまりに勉強習慣が身につかなくて、家でもダラダラするならば「一度塾や何かに入って学んでくるのも良いと思うよ」と提案したら

いやだ!塾は絶対にいやなんだ!

塾(や公文)を見たこともない息子ですが、自分なりの想像ではあるけれど、塾に通って勉強をするスタイルが自分にはまるで向いていないことを察知しているもよう(笑)それなら家で何時間でも自分で勉強したほうが身に着く!と懇願していました。塾にも色々なスタイルはあるけれど、ここまで言うなら自力でがんばってもらいましょう。

授業態度はどうであれ(周りに迷惑をかけることは論外!)学校の授業だけは、耳と頭を駆使してしっかり聞いて理解する努力をする。苦手なものも見方を変えてチャレンジできるように、家で話し合うこと。スマイルゼミは1日1講座でもいいからやる。英語は自由に楽しんでいこう!

最後に勉強スタイル。今はまだ集中力も持続しないものだから、時間を決めて、その時間だけは目の前の課題に集中することを身に着ける。範囲を決めて5分休憩を入れても良い。

それが苦痛でなくなれば、勉強スタイルは柔軟に変えてもOK!その時の気分でミニテーブルでも食卓テーブルでもいいし、音楽聞きながらでも、何かつまみながらでも。楽しく学べる環境を自分で作り出すこと。

息子的には「姿勢を正して気持ちを集中する」ことは、緊張してそれにばかり意識が行って、肝心なことがすり抜けていくらしく、まだまだ鍛錬が必要です。でも、鍛錬すべきところなのかは、私には正直わかりません。むずかしいですね(笑)

勉強スタイルは、最終的には自分で決めるのが一番。それまでは、親から色々な環境を提案してみます。「人がみんなこうしているから」という意識はあまり持たず、自分が学ぶべきものを学びやすい環境はどういったものか?それを考えることが、勉強と同様に大切。

 

結局、勉強勉強と言うけれど…もちろん勉強を進んでやることに否定的な意見は何もないけれど、勉強が嫌いだったり、面倒くさいことが悪ではありません。

正直、目の前のことに一喜一憂するような小学2年生には小難しい話ですがね。でも、考えることは大好きな息子が、目の覚めるような考えを披露してくれることに期待しつつ、長い目で見守って行こうと思います。

以上、7歳(小2)と日常の勉強について話し合ったことのまとめでした。

 

追伸、

前述の通り、パパに注意されて絶叫しながら籠城した息子でしたが、しばらくして気持ちが落ち着き、何か楽しいことを見つけた時に、

ねえ、パパ、見てみてー!!

と飛んでいきました。すっかり籠城しているのを忘れてしまったようです(苦笑)単純でかわいいな。

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