久々に見た怖い夢の理由は
以前怖い夢を見てから、毎晩眠る前に「怖い夢見ませんように」と真剣にお願いをしている息子。
気持ちの問題、心構えの問題も大きく作用して、あれから怖い夢を見ることもなく平穏な日々を過ごしていました。
しかし、夏休みが終わり今日から学校再開、という日の朝、久々にうなされて起きて
怖い夢見ちゃった…コワい、こわかったよー…
と涙目。どんな夢かというと、
あのね、粘土工場のベルトコンベアの前にいてね。粘土で出来たピンクのブタさんがどんどん流れてくるの。
ピンクのブタさん…なんだかかわいい(笑)でもそのあとは、
でも急に、ベルトコンベアで人間の首とか頭とか手とか、ぶつ切りにされたのが流れてきたの!もうコワかったよー…!!!
うわー、それはイヤだな!コワすぎるでしょ。
思い出して顔を歪めながらも「なんでコワい夢見ちゃったんだろう…ちゃんとお願いしたのに…」とショックを隠し切れない顔。
まあ見るときは見ちゃうんだけど、息子的には毎晩のお願いが心の安定剤なので、何が悪かったんだろう?と真剣です。理由が見つからないと、もしかしたら今夜も怖い夢見ちゃうかもしれない…と不安な様子。
でも、思いを巡らせてふと気付いたのは、息子が朝方5時前頃に一度「目が覚めちゃった」と起きたんですよ。でも「今日は学校だけどまだちょっと早すぎたから寝るねー」と二度寝したんです。
息子は目をキラン!とさせて「夕べのお願いはさっき起きた時に切れちゃったんだね!また寝る時にお願いしなかったら怖い夢見ちゃったんだよ、きっと!」と思いつきすがすがしい顔(笑)
そうだね、そうかもしれない。そう思えば今夜も安心して眠れそうだよね!
息子なりにストンと受け入れられたようで、怖い夢は怖いけれど、前回ほど引きずることがないように思えました。こんなところでも、少しずつ成長しているようです。
ちなみに「なんでこんな夢を見たか?」というのは夢だしわからないけれど、タイミングとしては前回同様「休み明けの学校登校」を控えていたというところかな。
ピンクのブタさんが流れてくるはずが、いきなり不安なものが流れてきたあたり「自由で楽しかった夏休みが終わり、緊張と不安が入り混じっている心の表れ」って感じじゃないでしょうか?
席替えで当たった恐怖の席(笑)
そんな息子ですが、初日はちょっとドキドキしつつもすんなり登校して、帰ってくると
久しぶりの学校、やっぱり楽しかったよー!
と笑顔で報告してくれました。良かった良かった!まあ楽しい内容は「授業がほとんどなくて楽ちんだった」ってのも大きいのですがね。
そして翌日は心機一転、席替えがあったそうです。息子、一番後ろの席になったらしいのですが、
あのね、真後ろに振り向くと虫かごがあって、虫の死骸が二匹いるの。蜂みたいなのとカメムシしたいなやつがひっくり返っててコワくてさ、もう後ろを振り向けないし、授業中も後ろがコワいんだよ。
ブルーになっています。えー?虫の死骸放置?先生に教えてあげて、土に還してあげようよ?というと、
無理。言えない。連絡帳に書いて教えてあげてよー。
なんて言ってる!これ、連絡帳に書くことかしら???
しかし、怖いものは怖いんだろうし、「自分がイヤだから」ということ以外の思いもいろいろと頭に浮かんで中々言いにくい息子の気持ちもちょっとだけ理解できる。
仕方ない、なんて書けばいいのかよくわからないけれど、
「ロッカーの上にある虫かごの中の死骸が怖いので移動してほしいようです。自分から言いにくいとのことで連絡させていただきました…」
そのままをサラッと書いて息子に渡しました。朝張り切って登校して行き、帰ってから連絡帳を見てみると、
「ご連絡ありがとうございます。虫かごの件、承知しました!早速移動しておきますね!」
と、丁寧に返信があったので息子に聞いてみると、
虫かご、先生が移動してくれたんだ。まあ、横2列分くらいズズズーって遠ざかっただけなんだけど、まあいいかなと。
ニッコリ安心の笑顔でした。早速解決して良かった!
でも、肝心の虫の死骸はどうなったんだろう??
そもそも、その虫飼っていたのかな?
夏休み中に間違って入り込んだ虫が死んでいたのかな?
大体、蜂って飼わないよね?ハエじゃない??
いろいろと疑問が残るけれど、まあいいや。息子はせっかく遠ざかった虫かごをあえて覗き込んで確認しないだろうし、いつか誰かに聞いてみよっと。
以上、久々に見た怖い夢や、席替えで当たった恐怖の席のお話でした。
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