小4(10歳)宿題の見通しが甘すぎる!

「今日は宿題どのくらいある?」

そう聞くと、

「今日はモノグサ(記憶アプリ)だけだから15分くらい!」とか「今日は音読もあるからまあ2-30分?」と答えます。このあたりは大体目安通り。

でもですね。

例えば「何かを調べて箇条書きにする」とか「それを文章にして下書きする」とか「前回書いた下書きを見て本番を書く」というような、新聞作りや発表の資料作りは毎回苦戦しています。

本来は授業中にやる作業なのですが、終わらない人は宿題としてある程度やってくるという流れ。

前回も今回も、息子は驚くべき見通しの甘さを露呈しました。

伝統工芸品について調べる

国語の課題です。日本の伝統工芸品をひとつ選び、それについて調べて箇条書き程度の文を作成し、構成を考えるというもの。授業である程度やっていて、もう少し肉付けしたいらしい。

「どのくらいの時間かかりそう?」と聞くと「調べたいことをメモするだけだから10分くらいかな?」と即答。夕飯後にお風呂も入り、少し余裕を持って30分くらい時間を取れるようにスタートしてみると…。

いやいやいや。何?それを今からやるつもり?ほぼイチからスタートじゃん!

どこをどう見て10分なんて答えたんだか?ほぼ何も書いてない、調べてもいない!結局2時間近くかかりました。信じられん。しかし息子は寝る時間を大幅に過ぎたけれど、仕上がりには結構満足気でしたがね。

本番前の下書き

またまたその工芸品関連。前回の箇条書きのようなものを先生に見せて、指摘があった部分だけもう少し詳細を加えてから、本番のような文章を下書きするというもの。

イヤな予感満載でしたが、今回も予想時間を聞いてみました。すると「前回の文でほぼOK出てるんだけど、最初の部分だけ詳細を加えたほうが良いって言われてさ。そこを1‐2行調べて書くんだ」と、時間は言わないけれど内容を教えてくれました。

ほほう、1-2行を追加するだけなんだね?

「じゃあ今回は手伝わないから私がお風呂に入っている間にやっておいてね」と言い残し20分ほどして出てくると、まだ何もしておらず「あ、ごめんごめん、今からやるよ」と笑ってる。いざ紙を開くと、なーんにも書いていない白紙の用紙。

「これに追加分だけ書くの?」と聞くと「いや、少し追加しながら全体の文章をもう一度まとめて全部書くの」なんて言いやがった(笑)出た出た、見通し甘々なやつ!もう、今回は一切手伝いませんよ。

ベランダで洗濯を干しながら盗み見ていると「うう、どうやっていいかわかんない…」と半べそ状態。本当はちょっと気の毒だし手伝ってあげたい気もあるんです。ただやるだけの宿題なら自力でやらせますが、やり方がわからない場合は、教えてあげなければ扉が開かないこともままある。

それでも少し様子を見ていると、何やら黙々と書き始めました。そして30分くらい書き続けて、自分の中で納得いくような仕上がりになった模様。やった!よくがんばったね!!息子も眠そうながら満面の笑顔です。

今後も課題は山積みだけど

とにかく、作文や感想文、調べてまとめることが大の苦手。でも、長文の字を書くことにはだいぶ慣れてきました。もちろん字は雑ですが。

この先、文章を考えたり書く機会がどんどん増えてくると思うので、今の段階ではかなり心配な面が多いのは事実。だからといって、国語力に特化した塾などに行くのは、本人はもちろん拒絶、私もそこまでしなくても良いかなあって思っています。

中学受験は視野に入れていないため、今現在ではこの国語力不足も致命的なものではないのですが、やはり普段の生活内で伸ばせるきっかけを、自力、他力にこだわらず真剣に考えていこうと思います。

以上、宿題の見通しが甘すぎる!というお話しでした。

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