夏休みの宿題に読書がありました。もちろん、残りの夏休み中にもいろいろ読む予定です。
久々に図書館へ行って10冊ほど借りてきたり、実際に購入したりしてみました。図書館では選び放題なので息子も一応見て回るものの、行きつくところは図鑑のコーナー。
図鑑は5冊選ぶから、お話の本はママ適当に選んできていいよー
と、まったく興味を示していません(苦笑)仕方ないから、選びましたよ。電車系の物語や、正統派のお話も少し。で、家で寝る前が読書タイム。
本は、私が読めば楽しそうに聞いてはいるんです。横から「ドキドキするねえ」なんて言いながら聞いてみたり、ちょっと怖そうな場面は布団かぶって聞いたり。
1冊読み終わり、それなりに楽しんだようで感想をいうものの、じゃあ寝ようとなると
最後はやっぱり科学の本読んでくれない?あれがないと本読んだって気になれないし、怖い夢見ちゃいそうだし…。
本読んだ気になれない…笑
彼の中で本というのは完全に図鑑や科学の本なんですよね。お話はおまけみたいなものらしい。もちろん嫌いなわけではないようですが。
思うに、物語を読んであれこれ想像したり、その世界に浸ってみたり、ということが面倒なのか、気持ち的に疲れるのか。そんな感じが見受けられます。
例えば「がんばってきた電車がついに廃車になる」ような流れの話を読むと、どんより重い空気。淋しさ、くやしさ、行き場のない怒りのような感情に支配されて当分の間気持ちが不安定になります。後日遊んでいても、突然「あの電車は廃車って…どうなっちゃうんだろう…」と泣きそうになったり。
そういった気持ちの振れ幅が大きく出る息子は、たとえ楽しいお話で続きが読みたいようなものでも、気持ちが良くも悪くも揺さぶられて疲れるのかもしれないですね。
その点、図鑑や科学の本は、事実が記載されていて読み手はそれを知識として蓄えることが主な流れ。
もちろん、ブラックホールの存在を知り恐怖におびえたり、動物の世界の厳しさを目にして沈黙したり、これはこれで心がグラグラすることは多々あります。でも、事実は事実。それを知識として受け入れる。
このへん、息子の本の好みに影響しているんじゃないかな、なんて思う。もちろん字を読むのがめんどくさいというのは、どちらにせよ根本にはありますがね…笑
なので、現時点ではこれでもいいかなあと思っています。物語を読まなくても、図鑑や科学の本が好きってだけでも立派なことだ!好きな本の分野は人それぞれだし、文字を読むこと、何かを考えることは共通だしね。
ちなみに、今これを注文しました。私が読みたいってのもあるから、一緒に読もうかな?と…笑
これからも自分が楽しんで読める本をたくさん見つけてほしいな、と思います。
コメント