春・桜・別れと出会いの季節

今年もこの季節がやって来ました。

現在小2の息子、次はクラス替えがあります。でも、それ以外はそれほど影響を受けない環境ではあるのですが。

やはり、やわらかな春の日差し、暖かい風、葉のない枝で徐々に色づきふくらんでくる桜のつぼみ。そういったものを目にして、表面上は元気に見えても、心のどこかがザワザワとしているもよう。

先日、朝の登校で担任の先生が門番に立っていました。いつものように息子を見送った後、先生が「今日は〇〇くん様子が違って見えましたね、何かありましたか?」と聞いてきたのです。

その時は、春の気配に心がざわついているとはわかっていたけれど、表面上の違いはさほどないと思っていたので「特に変わったことはないですねー」なんて答えました。

しかし翌日も先生が門番でお出迎え。そこで一応「昨日のお話しですが、桜の花が咲いて春が来たので気持ちがすこし揺れている、かもしれません…」という雑談をしたところ、先生もピン!と来たようで納得していました(笑)

先生、良く見ていてくれているのですよね。私的には、この1年間、随所で息子の様子、成長したこと、がんばっていることを教えてくれる先生には、本当に感謝しているんです。出来れば次年度も担任でいてほしいと思うくらい。

息子も、恥ずかしがって全面的に感情を表すことはしませんが、今の先生を信頼している様子がうかがえます。

そんな小学2年生の学校生活も、残すところあと1日。

息子は今日の学童帰りに「今日はうれしくないことが沢山あったんだー」と早速ぼやき。

「まず1時間目に課題のプリントを忘れたと思って作業できなくて、でもそのあと見つけたから作業したんだけど2時間目にもおわらなくてさ、2年生最後の中休みに校庭で遊べなかったんだ。最後だったのに…」

と、相当シュンとしていました(苦笑)「最後」という感覚が効いているんですね。

他にも、お楽しみタイムに氷鬼をしたら、今日はやけにたくさん捕まってしまったとか、給食の赤飯の豆と格闘したとか、何かの発表が超恥ずかしかったとか…。この辺はもうね、日常の一コマって感じだけど(笑)

ただ、明日は6年生の卒業式だということ、明後日で2年生の学校生活が終わるということ、1年間過ごした教室とお別れするということ。このあたり息子の心を大きく揺さぶる要素となっています。

この春をどう乗り越えて行くのか。

毎年4月5月は、登園登校で心がザワザワと不安定になり、毎朝涙を流していた息子。この4月からはどうなるのかな。

「一人登校はまだ出来ないんだ」とすでに宣言はしているけれど(笑)それでも5歳より6歳、6歳より7歳、7歳より今の8歳。着実に成長している。それは間違いない!

春の風にグラグラゆらゆら心揺れながらも、何かを感じ取りながら新しいスタートが切れると良いなと思います。

そして、すべての人たちの未来が明るいものでありますように。今年はより一層そう願わずにはいられない。そんなことを思うのも、また春のせいだな(笑)

コメント