7歳児(小2)問題を飛ばして解きたがるのは指摘するべきか?

家で勉強をするときに、必ずと言っていいほど問題の順番を無視します。特に算数。

パッと見て、興味のわく問題からやりたがる傾向あり。もちろん、それが終われば渋々元の問題に戻ってきて全部答えを書くことは書くのですがね。

これがまだ数問しかない小2のプリントだから良いものの、こんなに飛ばす癖をつけると、後々は問題数の多いプリントで飛ばしたまま見落とすことがあるのでは?とちょっと心配。

これを今のうちに指摘して、順番に解いていく流れにしてあげたほうが良いのかしら。

以前見たどこかの記事に

「順番を飛ばして答える生徒の行為は無意味、無駄」

という意見が出ていました。もちろん小学生ではなく、高校や大学レベルの話しだったと思います。「問題を作る側も、答える側に一番良い流れで作っている」とのこと。

それだけ見ると「うちの子、ごめんなさい」って感じですね(苦笑)

問題を解くにあたり、理解に苦しむ時はそこで止まって試験時間を無駄に失うよりも、先に進んで解けるものは先に終わらせて戻る、ということが自分の中での常識だったのですが。

まあね、おそらく前述の言葉は「すべての問題を解く力があるのに順番を飛ばしたりする生徒」のことを言っているのでしょう。私みたいに「理解できないから飛ばす」というレベルの話しではないんだな(笑)

さて、息子の話しに戻りますが。

息子も現時点では、すべての問題を解く力はあるのに、面白そうな問題や気になる問題から始めようとしたがるのです。それに計算問題では、20問あるとすべてに「=」を書いてから答えようとする。

私は1問解いて「=答え」と書くほうが効率良いと信じて疑わずに、学生時代を終えてしまったのですが、どうなんだろう。

1問1問に集中して取り組んでいない様子は、傍から見ていてよくわかる。

「あーめんどくさいな、なんか楽しいことないかなあ」

1分1秒でも早く、目の前の課題から逃れたいんでしょうね。それなら5分でも集中してパパッと終わらせて、遊びの続きをやってくれよと思うのだが(笑)

今後の学習習慣は、この時期が大切な基盤になると思います。だからこそ、メリハリをつけて「勉強の時は集中してやる!」ということを徹底したいなと思っていたのですが。

どうやら息子を見ていると、私が思うような

「こうでなきゃ、こうあるべき、私はこうしなかったから息子にはこうしてあげないと」

という考えは、すべて捨ててもいいような気になってきました。そのために無駄な争いも多々あるわけだし。

もちろん育児放棄ではありません(笑)

「宿題しろ」「時間を守れ」「勉強するときは勉強、遊ぶときは遊ぶ!」「プリントは順番に解け」なんて、言われても嬉しくない感情ばかりですよね。

それよりも、

  • 私の中でどうして↑のように思うのか。
  • それは正しい考えなのか、実は効率悪い考えなのか。

それを息子本人に問いかけて、息子なりの答えを私に教えてもらう流れに、これからは力を入れて行きたいと思うのです。

勉強以外の一般常識的な部分は、長く生きてきた大人であり、親である私が教えていく事もまだまだたくさんあります。がんばります。

でも勉強に関して、特にやり方に関しては、勉強が苦手な私がああだこうだ説くよりも、なぜ勉強するのか、根本的な部分を一緒に語り合って、本人が納得すること。

あとは息子が一番良いと思うやり方、学ぶことに対する自分の向き合い方を自然に作れるといいな。

もちろん、なぜ勉強をするのか語り合って「やっぱり面倒くさい!やりたくない」となれば、それはもうそれで(苦笑)

昨年度の担任の先生が、

「1-2年生は、まだ集中力も長く続かないものです。大人しく椅子に座っている子も、実際に集中しているのはせいぜい5分くらいでしょう。だから、授業中に椅子に座りっぱなしにならない工夫をしています。計算を覚えるのに歩き回ってもいいんです。そのほうがかえって記憶できることもありますし。」

と力説していたのが印象的でした。1対1で話しをするときに、たまに熱い本音が言葉の隅に見え隠れする、良い先生だったなあ。

さて。

「勉強」とは、国語、算数だけではない。勉強することで、漢字や計算以外の、人生においてもっと大切な何かを学べるはず。

息子よ、ぜひその自由な発想を失うことなく、自分の学びのスタイルを確立出来た暁には「勉強とは何か」私にその答えを教えてほしい…!

ま、そんなわけで、自由な勉強方法が「非効率的!」と頭から否定しないで、様々な角度から向き合っていきたいと思います。そう、時間に余裕がある時はね(笑)

以上、問題を飛ばして解きたがるのは指摘するべきか?の考察でした。

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