3月から続いていた学校休校。ついに6月から再開です。まだまだ安心して登校できる環境ではないのが現状。とはいえ、また数週間休んだところで劇的に改善するわけでもないだろうし、この再開は賭けもあるけれど妥当なところなのでしょう。
休校中の息子はとにかく楽しそうでした。今までは毎週末、電車でどこかへ出かけていた息子ですが、外出自粛となり家の中で色々と楽しむことにもすっかりと慣れてきたところでの学校再開。
別れや出会いの季節である3月4月は、毎年心がグラグラと揺れて不安定になり、涙を流すことが多い息子です。
しかし、今年はこんな状況で3月4月は登校がありませんでした。息子にとってはこれがどう作用しているのかな?6月から始まる、新2年生の学校生活がどうスタートを切るのかは正直わかりません。
クラス替えはなく、友達は同じ顔触れ。担任の先生は変わりましたが、息子的には安心できる先生のようです。
休校中に個別連絡で10分ほどの登校があり、先生と三者面談的な時間がありました。息子、話しを聞いているんだかいないんだか。よそ見して完全に気を抜いていましたね。
その際に、登校再開に向けて伝えておきたい事を手紙にして先生に渡しました。
朝の登校は毎日緊張して苦手なこと、教室に入ってしまえば大丈夫なこと、色々な面で敏感であり繊細であり、時にものすごく慎重になるために、学校生活でみんなと同時にスタートが切れないこともあるかも知れないこと、他には授業態度がよろしくないこと(苦笑)など。
まあ、最後の授業態度の件はおまけなんですがね(笑)多分、授業中は話しをしている人に意識を向けてしっかり座ったり、積極的に発言をすることは皆無。
先生が話していても、横向いたり、遠くを見ていたり、鉛筆や消しゴムをいじっていたりすると思うのです。その時は、遠慮なく注意をしてください、と。
ただ、本人は上の空なのではなくて、こちらが思う以上に話しを聞いているのですよね。きちんと姿勢よく座ることに意識を集中させると、ものすごい雑音が入るらしい。
これは学校生活では容認されるかどうかは難しいところですが、何かをやりながらのほうが落ち着いて聞けると息子談。
もちろん色々批判はあるでしょうし、鍛錬が足りないと言えばそれまで(苦笑)なので、先生がどんなふうに捉えるかはお任せですが、一応そのあたりも伝えておこうと思いました。
ちなみに、今回の手紙の件は息子も先生に伝えておいてほしいとのことで。それが良い悪いではなくて、この子はこんな感じなんだ、って話だけでも知っておいてほしいという気持ちですね。
先生もその場で「あとでゆっくり読ませていただきますが、今簡単に目を通していいですか?」と言って一通り読んでくださいました。
うんうん、とうなずいたりクスッと笑ったりしながら読み終えた先生は息子に向かって「先生も苦手なことはたくさんあるんだ、それでいいと思う。もし学校が始まって、困ったり心配だったり辛いことがあればいつでも先生にお話ししてくれるかな?」とニッコリ笑ってくれました。
しかし息子、
え?なに?
…!
先生、ごめんなさい…(苦笑)
しかし先生、息子は今の一語一句逃さず聞いていたはずです。だって目元口元がほんのうっすらだけど照れていましたもん。先生もきっと気付いていたと思います。
さて、学校再開とは言っても、しばらくは分散登校となり、クラスも半分に分かれます。
息子のチームは、1週目は朝から3時間授業、翌週は午後に3時間授業。その前後は学童も再開してくれるため、私も通常業務に戻ります。
夏休みも半分になり、土曜授業も毎月2回。プールや運動会なども中止。色々な面でいつもとは違う年になるけれど、健康で過ごすことが出来れば、それが何より幸せだということを常に忘れないでいたい思います。
まずは、6月からどうスタートを切れるのか。
息子の気持ちに寄り添う努力を怠らずに、親としても心機一転がんばっていこう!そう思っています。この気持ち、忘れるなよー、私(笑)
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