最近になり、先天性欠損歯の乳歯が抜け始めたと前回記事にしたのですが。
更にまた1本抜けました。
しかし抜けた後に、どう見ても歯らしきものが見えている。永久歯はないはずなのになあ。もしかしたら、乳歯の根っこが残っちゃったのかな?そのうち取れるかな?
なんて思っていたのですが、取れるどころが元気に成長しだしている。(写真の矢印の歯です)
もしかして、永久歯あったのか?いやでもレントゲンではどう見てもないしなあ。
謎は謎のまま、先日小児歯科の定期検診へ行ってきました。
小児歯科で謎が判明
今日は歯のクリーニングとフッ素の予定。その前に、この謎の歯について質問をしました。小児歯科の先生、歯を見るなり「あー、これ、隣の永久歯ですね!」とあっさり謎が判明。
えー?!こんなに我が物顔でお隣のスペースに生えてくるんですか??
ここで、過去のレントゲンを見ながら説明してもらいました。これは1年前のものなので、現在は抜けた歯もあるし多少変わってきているのですが、ここで一度整理してみよう。
「アルファベットが乳歯」「数字が永久歯」「赤い斜線は現在もう抜けた歯」です。ちなみに、先天性欠損歯は下の左右4番、上の左右3番と7番の計6本になります。
今回抜けた歯は、向かって右下の「D」。下に4番がいない先天性欠損歯です。しかし手前の「C」がまだしっかり生えていて、その下にある3番は「D」のほうの根っこを溶かして先に抜けた「D」のスペースに顔を出して来たってわけですね。
矯正歯科の先生に判断を仰ぐ
急きょ矯正歯科の担当の先生を呼んでもらい、どう対処するかの判断を仰ぎます。「C」を抜いて3番を正しい位置に戻すのか、それとも…?
「このまま使えるものは使っていきましょう!!」
即答でした(笑)
「C」もそのうち抜けてしまうと思うけれど、元々歯が足りない部分なので今はスペースを埋めておくためにあるものは大事に温存しておくと。写真で見るとわかる通り、1-2番の歯はスペース不足で若干重なっているので、将来的に1本足りなくても第二期の矯正時にきれいに並ぶかもしれない、ということです。
小児歯科の先生も「良かった!注射して歯を抜かなくちゃいけないかもと思ったからドキドキしたけど、今日はクリーニングとフッ素だけで大丈夫だよ~!」と息子に話しかけてくれます。
息子は「ん??抜こうとしてたの??ダメダメ、抜かないよ!!」と憮然としていたけれど「このまま温存」と聞いてホッと笑顔。
クリーニングとフッ素塗布は相変わらず
そういえば前日に学校の歯科検診があり、先生から「歯医者行ってるかな?」と聞かれ「行っている」と答えたら「じゃあオッケー!」と言われた、と息子から聞いていたので先生に伝えました。
「なんか虫歯があるのかな?」とちょっと心配でしたが、先生は「たぶんこの生えてきた歯のことだと思います。虫歯は今のところないので大丈夫ですよ!」と言ってもらい、こちらも一安心。
その後は、2色の歯磨き粉でクリーニング。相変わらず「オエッ!水色!!げぇぇぇ!!」と騒いだり、最近慣れてきたフッ素も「待って!1分待って!落ち着かせて!!」と言ったり。
小児歯科の先生、息子の一言一言に「ああ!なつかしいなあ!」「うんうん、〇〇ちゃん(保育園の時からこう呼んでくれる)の治療しているって感じ!」と嬉しそうに笑って待っていてくれる。
ありがたいです、本当に(笑)
次回の定期検診は年明けに
次回の定期検診、矯正歯科は正月明け早々、小児歯科は2-3月頃の予定です。それまでにまた歯が抜けたり、いろいろ変化があるかもしれないですね。
改めて、矯正歯科も小児歯科もこの大学病院を選んで本当に良かったと思っています。平日16時までの予約しか出来なくて、通院はちょっと(かなり)大変ではあるけれどね。
地元の歯科医院であれば通院の苦労はないに等しいのですが、息子の歯の状態と性格を考えると、とてもじゃないけれど町の歯科医院には恐ろしくてお願いできない。例え歯のクリーニングやフッ素塗布だけだとしても。本当にブラックリスト入り間違いないもんな(笑)
息子自身が信頼しているこの大学病院でこれからもきちんと定期検診を受けて、歯を大切にする意識をしっかり持てるようにサポートしていきたいと思います。
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