永久歯に生え変わるこの時期、矯正の第二段階が必要になりそうなお話し

4歳の頃、切端咬合のために「マイオブレース矯正システムプログラム」を実践した息子。開始から2ヶ月ほどで歯が動き出し、その後はきれいな歯並びのまま過ごしてきました。

6歳で歯の生え変わり時期になり、現在は下が4本、上が3本抜けて永久歯が生えてきた息子。「顎が細い」という現代っ子に多く見られるらしい特徴にもれず、乳歯より大きい永久歯が収まるスペースが確保できないまま、やはり歯並びに影響が出てきました。

しかし息子は「先天性欠損歯」があり「4本か?」「いや2本だ」「いやいや、やはり4本足りないみたいだ!」と二転三転したものの、久しぶりに撮った先日のレントゲンでは「現時点で永久歯が4本足りない」という見解になりました。

息子の矯正に関しては、私も通っているクリニックで行いましたが、治療はあまりの抵抗を繰り返すために(笑)大学病院を紹介されてそちらへ通っています。

しかし、今回のクリニックでのレントゲン結果を見た先生は「歯並び、欠損歯も含めて、将来的にも矯正が必要となり、大人になるまでの段階的な処置が必要となるはずだから、せっかく大学病院の小児科で治療を受けているのだし、同じ病院で連携しながら矯正の相談を始めたほうが良いと思うな」との見解。早速大学病院へ連絡をして、矯正歯科の初診予約を取りました。

まだまだ新型コロナの影響で診察も制限をかけている状況のため、初診は1ヶ月先になりましたが、とりあえず緊急性のない状況と、この年齢の矯正相談は1ヶ月ずれても大きな違いはないとのこと。

時間もお金も精神的負担も色々かかるので、とにかくまずは相談からというスタンスですが、気持ち的には歯並びは最低限整えてあげたいのが親心です。

 

余談ですが、クリニックでジッと座っておらず、興味があるものすべてに反応する息子を見て、先生が「結構落ち着きないほう??」「医学的に因果関係はまだまだ証明されていない部分もあるけれど、歯並びの悪さは呼吸器のほうにも大きく影響して、喉の奥が狭くなり酸素が足りず、結果頻繁に動き回り酸素を取り込もうとする傾向がある(=落ち着きがない)という説が今出てきているんだよね」「肌も弱いほう?歯並びを改善するとアトピーが治ったとかいう症例も出てきているよ」とのこと。

私もそういった話の真偽は不明でも、何度か聞いたことがあります。息子の落ち着きのなさは、歯並びから来るもの…だけでは決してないと思うけれど、でもこうして多方面からのアプローチも有効だと思います。

ただし。

肌は強くなってほしいけれど、息子の「落ち着きがない」とみられる行動すべてを否定するつもりはありません。意味がなさそうでも意味があることはよくある話し。それが、酸素不足で落ち着かないのであれば、当然改善してあげたいと切に願いますが、それ以外のものであれば、それはそれで。

話しが逸れました。

こういうわけで、幼児期にマウスピース型の矯正をした息子も、第二段階に入ってきたので、ここに記録を残しておこうと思います。

これ以降、歯のレントゲンや口腔内写真が入りますので、苦手な方はここまでにして閉じちゃってくださいね!
まだ乳歯の頃のレントゲン写真

下の歯2本と、上も2本足りないかも?という頃。

 

矯正を始める前と、完了したあとの乳歯の口元

ガラッと印象が変わりました。全くなかった上の歯のスペースがうまく広がって自然な歯並びになっていました。

 

上下の歯の生え変わり時期

下の4本が生え変わり、上も乳歯2本の後ろに永久歯が生えてきている2枚歯状態。上前歯2本の脇のスペースは、抜けたわけではなく、大きい永久歯のための自然に開いたスペースです。反対に下のスペースは狭くてすでにずれています。永久歯って大きいのですね。

右上の永久歯が斜めに生えているのが気になる。

 

上の乳歯が抜けた様子

上乳歯が2本抜けました(跡があります)。しかし、下の永久歯が狭くてずれているためか、上の永久歯2本が下より奥に入っています。いわゆる反対咬合状態。

抜けた後、少し上前歯が前に移動してきましたが、右上はやはり曲がっていて、そのせいなのか、隣の歯が押されて揺れ始め、あっさり抜けてしまいました。更にスペースが広がってしまったために、放置しているとどんどん横にずれていく懸念があります。

現在のレントゲン写真
見にくいですが、まだある乳歯に対応していない欠損歯が下に2本。上はどうやら左右共に前から2番目の永久歯がないそうです。今見えている前歯左右共2番目の永久歯は、本来3番目の歯だそうで…。

もう、こうなると骨、ほね、ホネでよくわからなくなってきます(苦笑)

息子はレントゲンを撮るのが何故か大好きなのですが、この写真を見たとたんに

うえー!!!きもちわりい!!

と逃げて行きました(笑)確かにリアルすぎる。

 

あ、そういえば、せっかく生えてきた下の永久歯が少し揺れていて、もう虫歯?それともなんかぶつけた?と、ギョッとしたのですが、まだ根っこがしっかりしていなくて、このくらいの揺れはよくあることだから大丈夫!と言われました。

歯に関して、心配事が多すぎるわ(苦笑)

こんな感じで、永久歯に生え変わっていくこの時期に悩みが山積みとなってきましたが、現状を見ながら、何が必要で何が不要か、そして過剰か、そういったものを見極めながら進んでいきたいと思います。

同じように、子供の歯並びで悩む方もたくさんいるのだろうな、との思いから、わが家のレポートを今後も載せて行きたいと思います。

以上、永久歯に生え変わるこの時期、矯正の第二段階が必要になりそうなお話しでした。

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