保育園の年長から「勉強」というよりは「楽しく遊んでくる」イメージで通っている英語教室。気の合う仲間と毎週1回元気にレッスンに参加をして、小2で「英検Jr.ブロンズ」、小3で「英検Jr.シルバー」を受けました。
残すは「英検Jr.ゴールド」。息子的には「金銀銅」すべてコンプリートしたいという希望があるのですが、今年度は教室の先生から「英検5級にチャレンジしてみませんか?」という案内が。
基本は「チャレンジする機会があり本人のやる気があれば何でも」というスタンスなので、今回まずは「英検5級」にチャレンジしてみました。
英検とは
英検とは日本英語検定協会が主催する「実用英語技能検定」で、5級から1級まで7段階に分かれています。
私も中学2年の時、学校から半ば強制的にほぼ全員4級を受けに行かされた記憶があります。合格していたと思うんだけど、そういえばそういった書類やらなにやらはどうしたんだろう?まあ、そんな低い意識で受けた記憶しかありません(笑)
実際に履歴書で評価されるのは2級以上、それも取ったままではなく実践で使えないとあまり意味を成しませんよね。やはり社会に出てからは「ビジネス英語スキル」として実践力が伴っていないと。資格だけでは難しいのは英検に限らず、なんでも一緒ですね。
英検5級はどんな内容?
5級は「中学初級程度」。英語を習い始めて最初の目標となる級であり、学年で言うと中学1年生修了レベルだそうです。
5級の試験は一次試験のみ。「リーディング(25分)とリスニング(20分)で25問ずつ」内容は「家族や趣味・スポーツなど身近な話題」が出題されます。※4級5級の希望者には別途スピーキングテストもあるけれど英検の採点には反映されないそうです。
テキストを見てみると普通に「英会話」ですね(笑)こんなの出来るのかしら?っていうのが率直な感想。聞いたことを覚えたり、口に出したり、定型の質問に答えたりは普段から馴染みがあるけれど、見たことない単語、会話をどこまで理解できるのかな?なんていう素朴な疑問が。
まあ、これはもう出題範囲の単語と問題に慣れるしかありません。
ちなみに当日は、英語教室の仲間4人と一緒に先生の引率で電車を乗り継ぎ準会場まで受けに行きました。初めての経験にドキドキワクワクな様子でしたが、とても楽しんで来られたもよう。
検定を終えた後の感想
「思ったより結構出来たかも~!」が帰って来てからの第一声でした。それなりに手ごたえはあったそうです。息子いわく
最後のほうにラスボス問題があったけど、まあまあ出来た。とりあえず全部マーク塗って来たよ、70%は出来ていると思うんだけどどうかなー。
ラスボス。どんな問題なんだか気になる(笑)もし解からない問題があってもマークシートはどこか塗っておいで!と言っておいたので空欄はないようです。やることは全部やったとのことで達成感はあり。あとは結果発表を楽しみにしていました。
オンラインでの合否結果
受検から約2週間。ついに昨日が発表日でした。5級は19時から閲覧可能なのでドキドキしながら待っていると、一足先に先生から速報LINEが来ました。息子が飛びついて見てみると「全員合格です!」との内容。「よっしゃーーーーっ!!」と雄叫びを上げていましたね(笑)
そのあと実際にオンライン上で確認すると確かに合格の文字が。
息子、がんばったね!おめでとう!
合格証明書や英検CSEスコア証明書はあとから先生経由でもらえることになっています。それもまた楽しみだ。
英検CSEスコア証明書とは
英検のスコアは「1問何点」という単純な採点ではなく、各回の全答案を採点した後に「Item Response Theory」と呼ばれる統計的手法で算出されているそうです。受験者の正答率や問題の難易度、過去データをもとに算出されるようで、例えば同じ数を正解してもスコアは異なって来るとのこと。そのため自分でスコアを計算することはできないそうな。
5級には「リーディング」と「リスニング」の2技能がありますが、それぞれにスコアが割り振られていて、どちらかだけが非常に良く出来てもスコアは伸ばせず、バランスよく正解しないと合格できないとのこと。
色々複雑なんですね!でもこれが、試験ごとに問題が変わり、回ごとにばらつきが出たりしても、より正確なスコアを算出できるシステムだということなんですね。
今回のスコア
初めての英検5級。スコアは以下の通りでした。
- 一次スコア:610/850(合格基準419)
- リーディング:332/425(21/25(84%))
- リスニング:278/425(23/25(92%))
- 英検バンド:G5+8
満点850スコア中610。リーディングは25問中21正解・配当スコア332、リスニングは25問中23正解・配当スコア278。という感じ。
リスニングは2問不正解なだけでもスコアが大きく引かれている=大物(ラスボス的問題)を逃しているってことでしょうね(笑)
英検バンドとは?
今回の「G5+8」で見ると、G5は5級(grade5)で「+」が合格「-」が不合格の意味です。後ろの数字はCSEスコアの25点分を1バンドとして表しています。「+8」であれば合格基準のスコアから約200スコアほど余裕があった、というような見方だそうです。
そして級によっても数字は大きく異なり、上の方の級では「+」から「-」までの差が最大で90ほど開くこともあるそうな…。5級は幅があまりないようです。ちなみに「+」の数値が大きいほうがより上の級に近く、不合格の場合は「-」の数値が小さいほど合格に近いことを確認できるということです。
次の目標に向かって
こんな感じで、初めての英検で無事に合格出来た息子。
4年生で5級、5年生で4級、6年生で3級を目指すそうです。中学生で2級まで行けたらすごいなあ。ま、そんなにスムーズに行くことはないかもしれませんが、目標は常に持っていないとね!
でもまずは今年度中に「英検Jr.ゴールド」を受けてみようかなと話しています。コレクションコンプリートを目指して!
これからも英語道、楽しくがんばってほしいです。
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