小4(10歳)久々の映画館、前よりがんばった

以前から内容にかかわらず映画館が苦手だった息子。

とにかくあの異空間(笑)が苦手みたいです。圧倒される映像、お腹に響く音響、暗闇、ウロウロできない、逃げられない感…。なので普段は無理に映画に誘うことはしないのだけれど。

一昨年あたり、周りの子たちがみんな見ていた「鬼滅の刃」。息子は何の興味も示していませんでした。アニメに興味がないのか、血なまぐさいものが苦手だったからなのか。

しかし今年になってちょっとしたきっかけからU-NEXTで見たのがコトのはじまり。その後は映像全編を見て、電子版の漫画も読み、泣いて笑って、鬼滅がらみの考察動画や替え歌、英語のリアクション動画を見てはあれこれ忙しい毎日。

「ちょうど映画始まるし観に行くか」という流れから『鬼滅の刃 上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』を昨日観てきました。

ここでは内容どうこうというのは一切触れませんのでご安心を。

ロビー到着

館内に入っただけで「ねえ、今何時?」と聞いてきました。これ、前回同様「遅れちゃう!」じゃなくて「始まっちゃう!」という緊張感から出た言葉ですね。

入場・着席

以前来たことがある映画館なので雰囲気も覚えがあり前回ほどの緊張感はないもよう。途中すぐに立てる席が良いので一番端にしたのですが、ここで痛恨のミス。一番端だけど、通路がなく壁でした…。よって10人席の一番奥に追いやられた感じ。息子も「!?!?」という顔で着席。ごめんよ(笑)

上映前の宣伝予告

やっぱりこれに一番憤慨していますね!上映時間から10分も流れたので「まただ…」「ねえまだ?長い!」と。早く観たいためのイライラからでなく、予想外の映像に神経をすり減らすのに耐えられなくなりつつあるのが見て取れる。でも途中「ドラえもん」と「コナン」が流れた時だけホッと息抜きしていました。

本編スタート

ようやく始まった本編。今までのダイジェストから始まるので、息子も何度か見た映像だし安心して観ています。もちろんスマホやパソコンで見るのとは迫力が全然違いますが、楽しんで観ていましたね。未公開映像が始まっても、変わらずに楽しんでいる。前回の「エヴァンゲリオン」とは違いリラックスしているみたいでした。

トイレにも立たず鑑賞終了

今回は10時35分から13時20分だから165分か!?かなりの長丁場でしたが、一度も席を立たず座って観ていましたね!まあ作品自体はもっと短くて、残り30分ほどは声優さんのトークショー生中継でしたが。ここで周りも帰ったり席を立つ人が増えてザワザワしだしたので、息子もリラックスしたのか、かえってのんびり観ていました。

前回より落ち着いて楽しんでいた

上映後は前回同様「無事に見終わったぞ!」という解放感で晴れやかな顔。楽しみにしていたのは本当だけど「肩の荷がおりた」感も否めない。でも映画館の迫力に負けず映像やストーリーを楽しんだもよう。それにYouTubeで得た考察を重ね合わせて私に「ママ、ネタバレしないようにちょっとだけ教えてあげるんだけどね」「実はあれにはこういう意味が隠されているらしいんだよ」と小ネタを教えてくれたり、相変わらず細かい情報ツウだな(笑)

そして前回も同じことを感じたんだけれど、同じものを見て私が得る情報量と、息子が得る情報量には恐ろしく差がある気がします。もちろん息子のほうが数倍多いって話…。

私は興味なかったり不要そうなものはスルーしたり、それこそ適当にコントロールしているつもりですが、息子は見ていない、聞いていない、完全スルーしているようで、実はほぼ拾い上げている。そりゃ心身疲れるよな。

最近はあまり意識していないけれど、やっぱり根底の気質の違いを感じる。とはいえ、今回の映画館は前回よりもがんばって観て楽しんで来られたので、そこに成長をヒシヒシと感じました。

親と一緒に行ってくれる間に、またちょこちょこ映画館行こうかな!

余談

そうそう。私は館内(ロビー)に充満している甘いポップコーンの匂いに今回相当やられました。服にもマスクにも染みついているようで、帰りの電車で気持ち悪くなった…。でも息子、これは大丈夫だったみたい。匂いにも相当敏感なのに、これはあまり気にならなかったらしい。うーん興味深い(笑)

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