小3(8歳)趣味の追求と交友関係

息子、小3男子。

好きなものは、鉄道全般、エヴァンゲリオン、コナン、マインクラフト。

ゲームもYouTube視聴も大好き。でも公園で走り回るのも大好き。

休日は、とにかく電車でどこかへ出かけたい。でも、家でまったり趣味に没頭するのも大好き。

アウトドア派であり、インドア派でもありますね。

鉄道関連では「この型の発車するときのモーター音が好きなんだ!」とか「見て!あのドアガラスの縁の形がさっきのと違うでしょ?」とか「この型式はつり革の長さが3種類あるんだよ」など熱弁。

エヴァもコナンも、私も一緒に見ているけれど、1話見た後の情報量の質の違いが明らか。私は「何がどうしてどうなった」というストーリーに沿った把握はしているけれど、息子は「あの時後ろにいた〇〇の形がどうでこうで…」と全然視点が違う。

そして、マインクラフトはパソコンで何時間でもやり続けています。モンスターを倒すサバイバルモードではなく、ひたすら建築を楽しむクリエイティブモードで。姑息な仕掛け(笑)をふんだんに使った家を作り、私を誘って落とし穴に落としたり、爆弾で吹き飛ばそうと企んだりしています。

こんな感じで、一人でも楽しく時間を使う息子。放課後や週末ごとに友達と公園へ遊びに行く、ということはあまりありません。

友達作るの苦手なのかな?めんどくさいのかな?それとも恥ずかしいのかな?

しかし、交友関係で悩んでいるようなことは息子的には特にないもよう。多分『学校で自分と同じ趣味を持つ気の合う仲間があまりいないなあ』くらいに思っていそうです。もちろん数名の気の合う仲間はいますが。

『友達と公園で夕方まで遊びまわる』という構図は、私の中では小学生の基本みたいに思えていたのですが、息子にしてみたら必ずしも必須ではないみたいですね。

そんな中、今日電車に乗った時の出来事。

一番前の車両の運転席わきの窓に張り付いてスマホで動画を撮っていた息子。前面展望の撮影ですね笑

すると同じくスマホを持ってこちらにつかず離れず様子をうかがう少し大きい少年一人。

私が場所を譲ると、二人並んで同じように動画を撮っている少年と息子。お互い何も言葉を発することなく、お互いの画面をチラチラチェック。

次の駅で降りて別の電車に乗り換えると、少年も同じ電車に乗り換えていたもよう。一度も話すことはなく、それぞれ思い思いの写真や動画を撮って、私と息子は下車。

先頭まで行って、今乗っていた電車の発車メロディからモーター音を動画撮影していると、走り始めた電車の窓にさっきの少年発見。

電車を撮影している息子を見て、窓から控えめに手を振っています。息子も片手で撮影しながら手を振ってお見送り。

そして撮影しながら息子は「あのお兄ちゃんと一言も話さなかったけど、お友達になっちゃったねえ」と嬉しそうにつぶやいていました。

それを見て『ああ、やっぱり同じ趣味を持つ人とは自然と仲間意識が生まれるものなんだな』と感じました。もちろんその人の本質まではわからないけれど、少なくとも仲間になるためのハードルはガクンと低くなる。

学校という限られた空間の中だけでなく、自分の好きなものをとことん追求して視野を広げ、そこで仲間と出会い、学び成長して行ける人間であってほしいなと思います。

「友達100人」は出来なくても、真の友達に巡り合える人生でありますように(笑)

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