小3(8歳)個人面談で学校での様子と課題を聞いてきた

個人面談(保護者と先生の二者面談)に行ってきました。

夏休み中の学校、主事さんがせっせと校庭の管理をしてくれていたり、まだ持ち帰られていない1年生の朝顔が色とりどりに咲いていたり、なんだかよい感じですね。

さて、早速面談です。

朝の登校について

最近は途中まで一緒に行ってあとの数十メートルほどは一人で登校している話をすると

「そうですか!実は2年生の時に、毎朝不安そうに何度もお母さんを振り返りながら登校していたのを何度か僕も門の前で見かけたのですが…何か心の中でしっかりとした自信や安心感が生まれてきたのですね!成長していますね、うんうん。」

としみじみ。

ついでに「朝は友達とにぎやかに登校したくないようで、チャイムギリギリの人気がなくなるころに登校しているのですが…」というと

「そのあたりはまだまだ気にしないでください!8時25分にチャイムが鳴りますが、3年生では朝の準備に時間がかかる子もまだたくさんいますので、8時30分を目安に席に着けるように子供たちに伝えています。」

「〇〇くんはギリギリで登校しますが、準備は素早いので周りの子より早く席に着いていることも多々あるので全然大丈夫ですよ、もう今は本人の安心できるペースで来てもらえれば問題ないです。」と教えてくれました。

姿勢について

これは保育園時代から気にしているところなんですよね。とにかくビシッと座れない。学校公開でも群を抜いていた(苦笑)

2年の時の担任の先生もいろいろ気にしてくれたのですが、体幹が弱いとか筋力がないわけではなさそうなんですよね、とのこと。どちらかというと、精神面、気持ち的な問題かもしれないと。

今回の先生も同じようなことを言っていました。頬杖つく子もいるけれど、息子の場合は頬杖はほぼつかず、足を机より上に出したがると。

授業中に気になるときは「〇〇くん、足、足~!」と声をかけてくれるそうですが、椅子に立膝くらいならまだしも、足が机に乗っていたことがあり「〇〇くん、それはちょっとヤンキーみたいだよ!あ、ヤンキーって知ってる?」と聞くと「しらーん」という顔で返したこともあるそうな。

ただし先生が「姿勢は崩れていることがよくありますが、〇〇くんの場合はどんな体勢でも話はよく聞いて理解しています。それは素晴らしいことなので、姿勢ばかりに気を取られて集中力を失くすことは避けてあげたいなとも思っています」とも教えてくれました。

足が不安定なのは「机と椅子の大きさが体に合わない」「体が支えられない」というよくある理由かもしれないけれど、そうではないかもしれない。

息子は家で椅子に座るときも、外食のときも、床に座るときも、寝るときも、よく私に足をくっつけてきます。私の位置が無理のある場所でも、姿勢が崩れようと足をのばしてくる。

ここら辺にも何か理由がありそうですよね。

先生にも伝えると、何やらせっせとメモをしていました(笑)

そしてあるものを見せてくれました。それがこれ。

TOSSオリジナル教材 / システムエラー

先生が「実は夏休み明けにでも早速〇〇くんに使用してもらおうかと思ってるんです」とニッコリ。机に取り付けて、足を乗せてボヨンボヨンとできるゴムのようなものですね。

調べてみると、センサリーニーズ(感覚欲求)に応える「感覚刺激教具」というものだそうです。

私、結構これいいと思いますね!まさに息子の「足を何かにくっつけていたい」欲求を叶えてくれそう。

先生は「効果に関しては全く見当外れになることもありますが、なんでも試してみて、良いものはどんどん活用できればと思っています!」とのこと。ありがたいなあ。

ちなみに、帰ってから息子に「ヤンキー姿勢対策で、休み明けにボヨンボヨンの足のせゴムを付けてくれるみたいだよ」というと「何それ!?超楽しみじゃん!!」とご機嫌でした(笑)

学習について

学校での授業と「学力調査」の結果をふまえて分析。先生は「学習に関しては何も心配していません」と言ってくれましたが、私的には「文章を読むこと、字を書くことがとにかく面倒らしい」という話をしました。

テストやドリルも、問題を読んで答える流れが面倒なのか、問題を飛ばして読んで間違えるケアレスミスを連発することもきっとこれから多々あるかと思うと。

これ、話している時に気付いたのですが

「自分が興味のある文章はスラスラ長文でも読んでいくし、漢字が多数混ざっていようがほぼ読み切れる」のに「与えられて強制的に読まなくてはいけないものに関しては、順を追って読んでいくのが面倒=飛ばして読んでいる」という感じですね。

そして元々、図鑑や時刻表、路線図、地図などが好きな息子、これらは「知りたいところから読んでいけるもの」であるので「ストーリー性のあるものを根気よく読むことが苦手」なのかもしれない。

もちろん、自分で選んだ本や、乗り物関連の本であれば、ちゃんと順序良く読み進めていきますが「興味のないもの=ドリルの問題等」に関しては順序無視ってこともあり得るでしょうね。問題の途中から突然始めたりするもん(苦笑)

これは先生も納得していた様子。わが家では今後の課題となりますが、まあ徐々にコツをつかんでいこうと思います。

それから、字を書くことが苦手なのは「姿勢が悪い→鉛筆の持ち方が曲がる→字を書くのが疲れる→嫌い!」という流れも十分あり得るので、まずは姿勢保持を目標にして、次に鉛筆の構え方、と段階的に見てくれるそうです。先生の話では「5-6年生である程度の形をつかんでくれたらいいかなと思っています!」とのこと。長期計画ですね!

交友関係について

先生曰く、誰とでも問題なく過ごしているとのこと。

これは「誰とでも仲良くワイワイと」というわけではなく、自分で選んだ友達はもちろん、先生が決めたグループで活動するときでも、その時々で相手を見て合わせる必要があるときは無理なく合わせて行動できている、という意味合いらしいです。

本人の中で、それが自然のことなのか、意図して合わせているのか、それはまだよくわかりませんが、集団生活を自分なりに送る流れをつかんでいるようなので、今後も一歩下がりつつ見守っていきたいなと思います。

以上、小3夏の個人面談のお話でした。

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