息子の小学校は今日から後期がスタートしました。
自分の小学校時代は三学期制だったので、今の小学校の二学期制(二期制)に初めは違和感だらけ。
だって夏休み前の終了式に通知表がなくて、体育の日の前に通知表をもらい次週から次の学期なんて…秋休みなんて名ばかり、ただの土日だしね(笑)
でも実際に流れを見てみると、1年間をそんなに細かく分けて評価する必要性はないのかな?と思い始めたのです。
三学期制だと、先生は短いスパンで常に生徒たちの評価を行い、生徒は通知表を受け取るたびに成績の良し悪しで一喜一憂する、二学期制ならそのスパンか長くなり双方共に心にゆとりが生まれる…かもしれない。もしかしたら二学期制は案外良いものなのかもしれないな!なんて、考えが少し変わりました(笑)
さて、息子も先週末に今年度初の通知表をもらって来ました。
評価は「たいへんよい」「よい」「もうすこし」の3段階。国語や算数など各教科の中でも、それぞれ3項目に分かれていて細かい評価がされます。
学童へ迎えに行った帰り際に、
通知表、全然良くなかったよ、「たいへんよい」なんて1個もなかった…
と、ボヤく息子。ランドセルから通知表を引っ張り出し早速渡してきます。
いいの、いいの、通知表だけが全てじゃないしさ!
そんな感じで開いて見ると、各教科で18項目中「たいへんよい」が7個、あとは「よい」でした。
あれ?「たいへんよい」7個あるよー?
え?!学校でコッソリ見た時はなかったと思ったけど…あったんだ…!
もう一度見直してホッと安堵の表情(笑)先生が「みんな、お友達に見せないようにね」と言っていたらしく、本当にひっそりコッソリ見たとのこと。そういうところは素直だなあ。しかしどこを見たんだろうか。
とりあえず細かい評価をひとつずつ読んで行くと「たいへんよい」にならない部分の評価は確かに当たっている感じ。
【国語】話す、聞く、文章を書く、伝え合うこと
【算数】学習に進んで取り組み生活や学習に活かすこと
【図工】手や体を働かせ材料や用具を使う、楽しく表現すること
【音楽、体育】表現する、味わう、友達と協力するなど、全般
まさにこれらは息子の苦手な分野って感じか。
音楽や体育に関しては、もし家での様子が先生の目に届いたら、ある意味評価うなぎのぼりかも知れないのですがねー。もちろん正当な評価ではなく「トリッキー賞」扱いの評価ですが(笑)
とにかく学校生活の中で「失敗が怖い(悔しい、恥ずかしい等)」のと「自分を表現する事なんて恥ずかしくてとんでもない!」と息子談(苦笑)
図工に関しては、糊や絵の具、粘土など手に付く道具は触りたくない様子なので、これは仕方ないか。
反対に「漢字を書いたり物事を考えること」「数量や図形」「生活科全般」図工に関しても「創造すること、発想や構想を練ること」は評価されていました。要は、他人と関わらずに自分のペースで没頭できるものは好き(得意)なのでしょうね!
私の小学校時代の通知表は同じ3段階でも「国語は3、算数は2だった」のように、みんなの中での自分のレベルしか知ることが出来なかったけれど、今の評価は同じ国語でも、その中の得意な分野と苦手な分野が一目瞭然で、見ていて感心してしまった(笑)
さて、今日からまた後期がスタートです。
通知表の評価を参考にしながら、息子自身が自分の苦手なところを把握して、どこを伸ばしたいか、頑張りたいか、はたまた、これはとりあえず保留でいいや、とか、マイナス思考ではなく、プラス思考で話し合いながら、楽しく学習に取り組んで行けたらいいなあ、と思います。
まあね、理想ですよ、これはあくまでも理想論(苦笑)
実際は、苦手なものは何してもイヤだし、宿題なんて身を削りながらやってる感がありあり、宿題を始めてものの数秒で時間が無情にも過ぎて行ってしまったような顔をしています。
このあたり、気持ちは大いに理解できます、私だって毎日宿題なんてうんざりでしたもん!この試練(超・大げさですが)を自分の生活リズムにどう組み込んでモノにして行けるのか。
悪戦苦闘しながらも身につけて行ってくれたら良いですね。これが親から見た後期の目標かな?がんばれ息子ー(笑)
以上、前期の評価と後期の目標、のお話しでした。
コメント