自分の意思で、1月後半にスイミングスクールへ入会した息子。現在4回目が終了。
スタートは水慣れクラスの「けのび練習」級。練習では、けのび、水中ジャンプ、背浮きをやっているそうです。検定は月に1回。まず息子は「壁を蹴って正しいフォームでけのび」を目指しています。
更衣室での成長
練習日は、家から水着を着て行き、更衣室では服を脱いで帽子をかぶるだけなのですが、まだまだ環境には慣れていない息子。親と一緒に女子更衣室利用をしています。
中学生までの女子と一緒の更衣室。以前は全く気にしていなかったのですが、さすがに8歳になると若干躊躇するようになりました。
出来るだけ邪魔にならない隅に移動して、混んできたら一度通路へ退避、空いたら中へ戻りますが、着替えもしっかりタオルで隠しています。こんなところにも少しずつ成長が見られる感じ。息子も「もう少し慣れたら、男の子の更衣室で着替える」と言っていました。
練習に入るまでの緊張
現在はギャラリーが閉鎖中なので練習見学は出来ません。一応、更衣室からプール入口までは一緒に行くのですが、相変わらず入口で怯んで今にも泣きだしそうな面持ち。
そんな息子をいつも迎えに出てくれるライフガードの先生。「楽しくがんばっておいでー!」というと、カチカチの表情でニコッと笑ったまま連れられて入っていきます(笑)
正直、私から見ると良くがんばっているなあ!と思いますね。通うことは強制ではないし、イヤならいつでも泣き言を言っても良い環境にしているんです。でも、元気いっぱいではないけれど、小声でも「がんばってくるんだ」と言える息子。
緊張はまだ当分消えないと思いますが、その緊張を上回る「やりたい気持ち」があるのでしょうね。一回無料で振り替えをもらっていたので、いつもとは違う土曜日のクラスに予約を取るか聞いたら「行く!」と即答。
当日は、コーチもメンバーも違うし、昼間なので人も多いし緊張MAXでしたが、それでも予定通り参加をして、1時間後に更衣室に帰って来ると
今日のコーチも優しかったし楽しかったよ、あのね、今日はけのびがキレイな形で出来た気がするんだー。
と嬉しそうに報告してくれました。緊張の中でも、自分のペースで楽しくがんばっているようです。
目標は高い!
私が小学校の授業で泳げたのは、クロール50m、平泳ぎ50m、背泳ぎ25mくらいまででした。息子は30級あるクラスの28級からスタート。細かいクラス分けの順番を見ていると、私は6年生の頃に16級あたりでしょうか。
私はスイミングをやっていた訳ではないので全くの初心者ですが、練習は平泳ぎよりも先に背泳ぎが来るのですね!考えてみれば、確かにそのほうが順序的に自然な気もしますが、勝手に「クロール、次は平泳ぎ」と想像していたので新鮮な驚きです(笑)
そして、当の本人ですが、今後の目標を聞いたら
当然1級まで行くよ
とのことでした。目標高いな!ちなみに1級は「個人メドレー200m(標準タイム)」となっています。今はまだ水面に漂うレベルですが、目標に向かって前を向けることは素晴らしいですもんね!息子よ、楽しんでがんばれー!
スイミング以外の情操教育
ここでは、スイミングと並行して情操教育にも力を入れているとのこと。情操教育とは「様々な体験や経験を通して、豊かな心を育む教育」というような意味合いです。個人個人を大切にして、安全で楽しく経験を積んでいけるような指導を心がけているとありました。
「個々を大切にする」「楽しんで通える場を提供」という方針が私的にはとても親近感がわきました。そして、検定ファイルの各級のページの隅に書かれている一言が結構気に入っています(笑)
- 優しい言葉は心の栄養
- 子供が聞いてくる時を見逃さずしっかり答えよう
- 早く早く!とせかしていませんか?出来るまで待つことのむずかしさ
- 言うのは簡単、やるのは困難、やった意欲をほめよう
というような感じ。結構テキスト熟読しています(笑)
スタートは順調に滑り出した息子ですが、これから長い目で見て行くと、疲れが出てくるかもしれません。思うように出来ない苛立ちや躓きなど色々と経験して行くと思います。そこでどんな道を選ぶのか?息子の意思を尊重しながら、これからのんびりと見守って行きたいと思っています。
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